2011年5月30日月曜日

後続を育てる

http://www.google.co.jp/gwt/x?client=twitter&guid=on&wsc=tb&wsi=e0b0623de9a2b952&u=http%3A%2F%2Fsoccer.skyperfectv.co.jp/news/p/detail.php%3Fid%3D201105290418%26site%3D&ei=MsPiTf-SNYjKkgW0o4WHAw
チームの中にいる人も、別のチームにいる人でも、バルセロナ下部組織の出身という話が多い印象。最強と言われるチームは長期的な計画と働きによって作られた。世界中から集められ、10代前半から築いた、闘う人間関係。もうちょい調べてみたい気がする。

2011年5月25日水曜日

すいかの旬


八百屋をやっているお客さんの店先に、立派なすいかが5~6個、なかなかの存在感だった。
まだ旬には早い気がして、「すいか、もう置いてるんですね」と店の奥さんに言ったら、
「すいかの一番おいしいのは今頃なんだよ」とのこと。へぇ~

ちなみにwikipediaの「すいか」季語の項目にも、旬は暦の立秋8月7日過ぎと書いてある。
その道のプロで、しかも直接話せて、説得力を感じる人のことを信じよう。

その奥さんは、ついでに教えてくれた。
一本の茎のいちばん最初の花からできた実("もとなり"といっていたかな)がいちばん甘くておいしい。
巷のスーパーマーケットで置かれるのは、2番以降の花からできた実("うらなり")ばかり。

ひと玉2500円してたな。
仕事の合間で仕入れることはもちろんできず、
食べたいと思ってもひと玉はうちの家族だけではきっとムリだなと。
いつかこの時期に、すいかを主賓にしたパーティしてみたいねぇ。

2011年5月17日火曜日

あちこちにある北野

分祀、分祀、分祀…菅原道実を祭る北野神社は、おそらく日本中あちこちに存在する。
今日通りかかったのは、板橋区徳丸の北野神社。その境内には、出羽三山を祭る場所まであった。分祀、分祀、分祀…

2011年5月16日月曜日

嘆きの日であり厳粛な祈りの時


『モルモン書』のアルマ書28章より、大きな戦争の後の人々の反応。

4 これ​に​よって​国​中(くにじゅう)​至(いた)る​所(ところ)​に、すなわち​ニーファイ​の​すべて​の​民(たみ)​の​中(なか)​に​大(おお)きな​嘆(なげ)き​と​悲(かな)しみ​の​声(こえ)​が​起(お)こった。
5 まことに、やもめ​は​夫(おっと)​の​こと​を​嘆(なげ)き、父(ちち)​は​息子(むすこ)​の​こと​を、娘(むすめ)​は​兄弟(きょうだい)​の​こと​を、まことに、兄弟(きょうだい)​は​父(ちち)​の​こと​を​それぞれ​嘆(なげ)いて​泣(な)き​叫(さけ)んだ。この​よう​に​すべて​の​人(ひと)​の​中(なか)​で、殺(ころ)された​親族(しんぞく)​の​こと​を​嘆(なげ)く​叫(さけ)び​声(ごえ)​が​聞(き)かれた。
6 さて、これ​は​まことに​嘆(なげ)き​に​満(み)ちた​日(ひ)​で​あり、まことに、厳粛(げんしゅく)​な​時(とき)、​断食(だんじき)​と​祈(いの)り​を​重(かさ)ねた​時(とき)​で​あった。


戦争は、人にとって精神的にも肉体的にも極限状態なんだろう。

大きな天災に遭って、人は絶望し、途方に暮れる。

生まれたばかりの赤ん坊が夜中に泣きじゃくるのに直面して、親は呆然とし、時に怒りを覚える。

今日はどんな一日だった?
全部が思い通りにいくはずないって
知ってて聞いてんだ(Mr.Children『sense』「Prelude」より)


人は逆境・苦難を経験するもの。
何事もうまくいっている時に比べて、困っている時の方が圧倒的に長いかもしれない。

大変な時に、そこから立ち上がって、1歩でも踏み出すために、
日頃築いてきた心の土台が本当に活きるんだろう。
そんな経験を通して出てくる反応は正反対のもののどちらかだから。

41 しかし​見(み)よ、ニーファイ人(じん)​と​レーマン人(じん)​の​間(あいだ)​の​戦争(せんそう)​が​非常(ひじょう)​に​長期(ちょうき)​に​及(およ)んだ​ため、多(おお)く​の​者(もの)​が​かたくな​に​なった。戦争(せんそう)​が​非常(ひじょう)​に​長期(ちょうき)​に​及(およ)んだ​ため​に​そう​なった​の​で​ある。しかし、​苦難(くなん)​を​受(う)けた​ため​に​柔和(にゅうわ)​に​なった​者(もの)​も​多(おお)く、彼(かれ)ら​は​神(かみ)​の​前(まえ)​に​心底(しんそこ)​謙遜(けんそん)​に​へりくだった。(同上62章)

2011年5月13日金曜日

景気回復はお金の流れを作ること

『おたふく』から
「限られた分限者が散財を繰り返しても、それでも景気を持ち直したことにはならぬ」
普通に暮らしを営む庶民が明日を憂うことなく今日のカネを遣ってこそ、初めて景気は上向いてきたと言える。
「たとえ一食が三十文限りであろうとも、一日一万食の弁当を商うことができれば、それは日に三十万文、小判で七十五両の商いとなる…
もしも一日一万食の弁当商いが毎日続くことになれば、それだけの数の者が金遣いを惜しんではならぬという強きあかしとなる」(462−463頁)
この物語の主人公が思い付いた商いの着想がいろんな人との関わりで大きくなり、最期は町奉行、地元の行政長官にまで景気対策として取り上げられる。このくらいの、社会の閉塞感打開策を打ってみたいものだ。


2011年5月11日水曜日

WHAT DO YOU THINK ABOUT IT??

きわめて日本人的まちがい。Jとじ…。
It is a kind of very typical mistake of Japanese peaple...

2011年5月10日火曜日

いい加減さのツケを払うのはだれか?

今回も山本一力『おたふく』から。

金儲けを先に考える者は、食い物商売に手を出してはいけない。そんな手合いは、一文でも多くの儲けを出すためなら、かならずいい加減な仕事を始める。
「ほかのどんな生業でも、いい加減な仕事をされたツケは客が払うことになる」
・・・・・
「食い物商売でいい加減な仕事をされたら、客は迷惑をこうむるだけじゃあ済まねえ。生き死にの瀬戸際に追い込まれてしまうんだ」
安心して口に入れることができて、ほどよい値で売られ、しかもその品が美味い時、初めて大きな儲けを生み出してくれる。
・・・・・
儲けることを先に考えて食い物商売を始めたら、客はその了見を見抜く。
見抜いたら買わなくなる。
売れなくなると、儲けを出すためにさらに手抜きを始める。
手抜きのツケは、なにも知らずに買った客が身体で払うことになる。(243~244頁)



実際にユッケで亡くなっている人がいるしね。

食だけなく、仕事でやっている以上儲けは出さないと、仕事として続けられない。
効率をあげようとする。
でも、それが手抜きとなってしまうと、
そのツケは最終的にそれを手にする人に回ってくる。

どんな形にしろ社会の一部にでもかかわってるなら、
この考えは持たないといけないし、持ち続けないといけないね。

2011年5月9日月曜日

商いの幅


おたふく 山本 一力 (単行本 - 2010/3/24)

原乃屋の梅園は三千坪の広大さである。
・・・・・
「原乃屋さんの女あるじのお富さんは、梅見物の木戸銭を取らないんだ」
・・・・・
「梅の花を見せて五文を取るよりは、気分よく梅見物を楽しんでもらったほうが、帰り際の梅干しがはるかによく売れるそうだ」
 梅干しを買ってもらいたければ、それを商う者がお客に好かれることが大事。
・・・・・
一日五百人の客が二十日間押し寄せたとしても、木戸銭の実入りは五十貫文(十二両二分)だ。ところが木戸銭を取らなければ梅見見物の御礼代わりに、多くの客が五十文の梅干しを買って帰るらしい」(183~184頁)


20日間の売り上げは10倍になるという計算。

何でもかんでも実入りにしようとしたり、
目先の利益だけを追いかけてしまうと、
結局長続きしないし、お客はついてきてくれない。

好かれること、信頼されること。
そうすれば、商いの幅を広げることになる。

2011年5月8日日曜日

台湾のダムの父


「ダムの父」記念公園がオープン=邦人技師の八田與一氏たたえ―台湾 (時事通信)
 【台南時事】日本統治時代の台湾南部にアジア最大級の利水ダムを建設し、当地で「ダムの父」と呼ばれる日本人土木技師、八田與一氏の功績をたたえる記念公園が8日、台南にオープンした。馬英九総統は式典で、「記念公園を新しい架け橋とし、台湾と日本が未来志向で手を携えて協力していけると信じる。私は反日派ではなく、友日派だ」などとあいさつし、日台友好の重要性を強調した。

 記念公園は、烏山頭ダム(台南市官田区)を中心とした約5万平方メートルに整備。約200棟あった八田氏や職員が住んでいた官舎や宿舎のうち、4棟を当時の姿に復元した。宿舎は一般公開され、八田氏の銅像とともに観光の目玉と位置付けている。 

[時事通信社]


いわゆる教科書や学校では教えてくれない歴史。
第二次世界大戦につながる日本によるアジア進出(侵略)がどんなものだったかの一端を知らないと、
なぜ台湾で日本人の功績をたたえる施設が建てられるの??となってしまうかも。


新・ゴーマニズム宣言SPECIAL 台湾論 小林 よしのり (単行本 - 2000/10)

新ゴーマニズム宣言SPECIAL 台湾論 (小学館文庫) 小林 よしのり (単行本 - 2008/11)

2011年5月5日木曜日

「た」で成り立つ会話

人の意思疎通なんて、所詮こんなところかもしれない。
インターネットやマスメディアのお世話になりながらも、
やっぱり基本は目の前にいる人、いつも一緒にいる人、身近と感じられる人とのやりとり。
そういう人と理解し合えれば事は足りるし、
そのぐらいしか手が届くとは言えないのかもしれない。

ともかく、この双子はこれで息が通い合っています。