2007年11月29日木曜日

子どもの誕生

といっても、うちにもう1人生まれたワケではなく。

会社のすぐ上の先輩のところに、
この日曜、男の子が生まれた。

あまり大事でないみたいだが、
赤ちゃんは別の病院で検査を受けているらしい。
いちばんかわいそうなのは、奥さん。
まだほんの数分しか我が子を抱いてあげられてないようだ。

うちの子も、帝王切開で生まれたために、しばらく保育器に入れられていた。
離れ離れでいる時の、奥さんの何とも満たされない表情は忘れられない。

2007年11月28日水曜日

人に恵まれていること

人に恵まれているな、とつくづく感じた今日。

奥さんとこども、両親・親族(先祖も含め)、
そして教会や学校・会社(前のも、今のも)の人たち、お客さん。。。
そりゃ人間関係でイヤになることもあるけど。
そもそも沢山の人とうまく付き合うのは苦手だから。


幾分唐突だが、"徳"というのが、しばらくピンと来なかった。
儒教かなんかの概念でしかないような気がして。

でも、何かで「徳は人の良い点すべて」という定義を見つけて、
やっと飲み込めた。

自分が人に恵まれていることが、徳の産物であり、そのものが徳なのではと感じる。

しかし、今の自分の徳は、受身である場合が多い。圧倒的に。
言い方を変えれば、周りがすごい人たちで、一方的に助けられているだけ。
わたしを助けることで、彼らがよい気持ちを感じてくれたらいいなと願うばかり。

と同時に、こちらからの能動的な徳、
つまり、助ける側になることが少しでも多くなって、
報いれたらいいな。

2007年11月27日火曜日

peak oil

◆NY原油上昇、初の99ドル台  【ニューヨーク=財満大介】20日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(N YMEX)で原油先物相場は大幅に上昇。WTI(ウエスト・テキサス・インタ ーミディエート)で期近の2008年1月物は同日夜の時間外取引で一時1バレル99.2 9ドルを付け、100ドルの大台突破の目前まで上昇した。これまでの最高値は7日に つけた98.62ドルだった。
<2007-11-21>

----------------------------------------------------------------------

先週の記事ですが、最近の原油高について。

昨日は、28年ぶりだかでサランラップの値上がりが発表されたようだ。

以前に何かの講演会で、
"peak oil"という言葉を初めて聞いた。
記憶では、日本の報道で耳にしたことはない。

要するに、
「掘るコストが見合わなくなった時の原油」を言う。
近い将来、この時が来るのではないか、
そして、オイル ビジネスが成り立たなくなるのではないか、
つまり、石油・ガソリンなどがこの世から消える時が来る、と言う話だった。


見回すと、石油製品に囲まれていて、
簡単に捨てている。
(因みに、今日は不燃ごみを出す日だ。。。)

「エコがどうした、こうした」という単純な話ではないと思っているが、
生活の形を変えないと、
立ち行かなくなるのかなと。

2007年11月24日土曜日

吉田美和『beauty and harmony』

発売は95年だけど、
これは曲としてすごいアルバムだ。

歌詞は。。。まぁ女の子でこれに共感できる人は、なかなかかもしれない。
「happy、産んでいこう」とか。

それより、いちばん驚いたのは参加した人。
SAXが、なんと。。。Michael Brecker!
あの固~い音が吉田美和の声と絡んでいるとは。
95年といったら、けっこう有名になっていた頃だと思うけど、

staffのところにちょろっと名前が載っているだけ。
どうやって、この話がまとまったのか、興味深い。

今回、この記事のために、画像を調べていたら、
『beauty and harmony 2』も03年に出ているようで、
いずれ聞かないと。

2007年11月22日木曜日

ガッコウサイ

「学校祭」ではなく、「学校債」について。

高校から私立に行った身の上で、
どうも納得できないのが、
在学中も卒業後も忘れずに来る「寄付の依頼」。

学校だからって、
当然だ!と言わんばかり。

教育はお金がかかる。
しかも、特に学校教育なんてのは、回収するまでに相当な期間を要する”超先行投資”。
もしかしたら、実どころか、芽も出ないかもしれない。

だからこそ、研究と、ポスト争いしか知らない教育者だけに任せないで、
ちゃんと学外から経営の専門家・コンサルタントを入れて、
投資効率を上げられないものかね。

じゃないと、どこから出てきたかわからないような学校や、
もしかしたら有名なところまで、
バブル破綻後の企業のように、どんどん潰れていくかもしれない。

2007年11月20日火曜日

司馬遼太郎の長編戦記物

前回のつづき。

イメージとしては、今回読んだ『項羽と劉邦』や『坂の上の雲』

戦争の物語って、見方によっては、ひどく退屈になる。
戦争真っ只中で、そんなもの読もうとはしないだろうし、
逆に平和の真っ只中で、進んで読もうとする人もそれほど多くないだろう。

でも、人間の歴史≒戦いの歴史。

正直なところ、上の2作品は、
途中「もう少し縮められたんじゃないの、司馬さん?」
という気持ちになる瞬間もあるけど、
ああいう形で戦争の記録(物語やいはゆる小説というより)として、
描いてくれるのは、本当に感謝したい。

「記録」とはいえ、
多分に、教訓や思想を盛り込んでくれているので、
決して鵜呑みにしようとは思わないけど、
人間としてという部分を学ばせてもらっています。


【モルモン書 p.181 エノス1:23】「それで、非常に厳しく、戦争と争いと滅亡について説き、預言し、・・・・・これらすべてのことを絶えず思い起こさせ、・・・・・絶えず彼らを奮い立たせるほかに、方法はなかった。これらのことと、きわめて率直に語ることのほかに、彼らが速やかに滅亡に落ちて行くのをとどめる方法はなかった。」

2007年11月18日日曜日

司馬遼太郎『項羽と劉邦』


『香乱記』に時期的に重なる、秦末から漢成立までを司馬氏に視点で。

あとがきに書いてあるが、
彼がなぜ中国のこの時代を描こうと思ったかというと、
人の、またその社会の極端な典型があるから。

確かに人間性と具体的な行動が極端で、
日本人的は「どうしてそこまで?」とか「この一時期にどうして集中するんだ?」
と考えてしまう。

しかも、戦乱が続き、人が次々に死に、土地が荒廃してもなお、国が興る。
そのまま、『北斗の拳』のような世界になってもおかしくないのに。

いちばん衝撃的だったのは、
項羽が捕虜とした秦兵20万人を、対処に困って、
パニックによって、一度に穴埋めにしてしまう場面。
20万といったら、大合併した地方自治体でも多くがとうてい得られない人口なのに。。。

2007年11月17日土曜日

「動的な」人間関係

SNSでMIXIがひとり勝ちだそうで。

社長本人が言うところの理由で大きいのは、
「動的な」人間関係。

例えば、
会社の中で聞いていたのは、
「大学の同級で音信不通のヤツがMIXIで見つかった」
という。

ちなみに、自分は高校のクラスの人たちに見つけられた立場。

こういうのを「動的」というか定かではないが、
さらっとした感じで、人間関係を構築(復活)できるのは
役に立っているんじゃないかなと。

2007年11月16日金曜日

I-pod、不具合発生!

この夏から、とうとうI-pod userになってしまった。
もう通勤のお伴になくてはならないものに。

そして11月15日。
いつもように充電して、同期して。。。
電車に乗って、さぁ今日は何聞こうかなと立ち上げた瞬間、
目を疑った。
音楽データ完全消去。

がーん。朝は約1時間半の毎日の楽しみが。。。。。

PCも電化製品も”完全”じゃないからね。
しかたないけど。
I-podもやっぱりこういうことがあるんだなと。

さっき「復元」させたら、元通りになりました。
ほっとした。

2007年11月15日木曜日

「_様、 仏様、 稲尾様」

日本シリーズで5連投、年間42勝。。。などなど、
とんでもない投手だった稲尾さんが亡くなった
もちろん現役の時を知らないけど、
やったことを見ると驚くしかない。


で、彼に対して使われたキャッチフレーズが
「_様、 仏様、 稲尾様」。

英語で言う "Oh, My ___" と似ているところがある。
あまりにも軽々しい点が。

「神の名をみだりに口にしてはならない」というモーセの律法は
日本語や日本人の中でも当てはまるなと。

2007年11月12日月曜日

モルモン書 日本語訳改定中らしいです

結構うれしいニュースです。


知り合いが改定作業に関わったとのこと。
ゲラ刷りのルビの確認など。


正直なところ、95年改定の現在の訳で、
英語の原文と照らして、
んーちょっと。。。というところを何箇所か見つけてしまっているので、
改定されているといいなと。

例えば、75頁の下の段、15節で

「・・・人の行く末にかかわる永遠の目的を達するために反対のものが備えられなくてはならなかった。すなわち、禁断の実に対しては命の木というようであって、前者は甘く後者は苦かった。」

ちなみに、原文の英語では、

”to bring about his eternal purposes in the end of man, ・・・it must needs be that there was an opposition; even the forbidden fruit in opposition to the tree of life; the one being sweet and the other bitter.

斜体にした部分、どっちが「甘く」て、どっちが「苦い」のか、ん。。。

2007年11月9日金曜日

Shout out loud " Toght I Have To Leave It "

i-tuneで「今週のシングル」で無料ダウンロードできたので、思わず入手。

スウェーデンのバンドらしいけど、
北欧というと、中学の時分にラジオで聞いた、
ハードロックのバンド「スコーピオンズ」。
ギターの泣きが忘れられない。

ウッドブロックだかビブラベルをあんな風に最初から重ねるのかと関心してしまった。

いい意味で、軽い気持ちになれる曲かなと。

この曲は今のところ、itune storeでしか聞けないのかな、調べたところだと。

2007年11月6日火曜日

物議かもしまくりの?沢さん

さっきニュース速報で
「辞意撤回」とのこと。
一体何がしたいんだろー。

選挙で勝つためとか、どこの党が政権を取るとか、
ほぼ興味なし。
どこの業界も同じだけど、
世間狭すぎるし、”同じ穴の~”だから、

せめて国を動かすなら、
党益でなく、
この国はこういう風に、こっちの方に行きましょー!
ってのを示しくれる人が出てきてほしいものだ。

ただ、政治家なんて、あくまで”代表”で、
国民という氷山の一角が現れただけなんだから。
そのためには、
一般のうちらがそういう視点と考えをもっとしてかないと。

有給の1日

ほんとは山梨で、我が子の誕生日を迎えるはずが、
父母共に絶不調で。。。

で、5日月曜は有給を前もって有給にしていたけど、
結果的に療養日になってしまった。

家で過ごす1日をとても貴重に思えてしまうこの頃。
寝込むほどではなかったので、家事(掃除と洗い物)をして、子どもと遊んで、
荷物の整理して。。。。。
1日で一体何回くらい「げんこつ山のたぬきさん」を歌っただろうか。

欲をいえば、もっと本を読んだり、音楽をやったり、勉強したいけど、
やっぱり今、趣味は「家族」なんだなと。

2007年11月3日土曜日

横山 秀夫 『クライマーズ ハイ』




とうとう横山さんの本を読みました。
今まで気になっていながら、何やってたの?という感じ。

ほんとに意外とhappy endingの話だった。

いい意味で、最初から最後まで裏切ってくれるので、
いはゆる「小説」には最近なかった緊張感だった。


-なぜ山に登るのか?
-下りるために登るんさ。

「下りるため」というのは、
登り続けるのは、または、何かを前進させ続けるのは、
難しいことで、ほとんど場合不可能で、あり得ない。
いつか頂上に行き着くし、どこかで立ち止まったり、区切りを付けないといけないこともある。。。
という意味かな。

主人公は「下りずに」、自分の記者としての道を走り続けることを選ぶ。

こういう逆説の中に、人間としての真実があるよね。

2007年11月2日金曜日

山形 山寺後藤美術館


先週末は社員旅行で、山形へ。

毎年のことながら、1泊2日の強行軍。。。


初めての山形は、思ったより(山形関係の方、失礼)とてもいいところでした。


その旅程の中で、山寺後藤美術館へ。

後藤季次郎さんという方が個人で収集したというから、

よくぞここまで集めたものだと関心した。

バルビゾン派が中心だけど(雰囲気はこんな)、印象に残ったのは。。。


●ミレー :牛を描いた一枚しかなかったけど、強烈。

●オーギャンの風景画

●たぶんイギリス人の描いた、パウロがアグリッパ王の前で弁明するところ

●ガレのガラス工芸

●ドイツ王室窯の陶器版画


1泊した天童という街も、

山に囲まれていながらも、平地を道路などちゃんと整備していて、

とても住みやすそうだった。

山形、恐るべし。

2007年11月1日木曜日

ニセコプリンスが。。。

ニセコプリンスがヒルトンになるそうな。

もう3年も前の夏、夫婦で泊まったところ。
そうかヒルトンになってしまうのか。

尻別川のラフティングは、子ども連れてもう一度行きたいから、
変わっても、パック旅行のフリープランに入ってくれているとありがたい。