2008年9月29日月曜日

法人実行税率

法人実効税率、日本が7年連続最高 OECDの30カ国中
 日本の法人税の実効税率が経済協力開発機構(OECD)加盟の30カ国中、7年連続で最も高いことが民間の調査でわかった。日本の国と地方を合わせた実効税率は40.7%。経済産業省や日本経団連などは引き下げを求めており、こうした声が一層強くなりそうだ。

 調査は大手会計事務所のKPMGインターナショナル(スイス)が今年4月時点で実施した。日本に次いで高いのは米国で40.0%。最も低いのはアイルランドで12.5%となっている。 (08:02)



日経新聞のメールマガジンから。
仕事柄、けっこう気になることだったので、載せてみました。

日本での法人税、つまり、ざっくりいえば企業が払うべき税金を見ると、
法人税+法人住民税+法人事業税というのが内訳で
(だから、いろいろな説明書きを見ると「法人税など」と出てくる)、
それぞれに税率が定められている。

じゃあ実際に、企業の所得(儲け)に対して、払う税額はなん%?
というを表す時に、実効税率というんですね。
自分の場合、むしろこの%しか覚えてない。はは


とりあえずの印象としては、日本は企業が負担する税金の比率が高いということ。

でも、単純に高いからいいとか、悪いとか、言うつもりはなく。
例えば、「企業からの税収を高くして、個人世帯の負担を軽くしたらいいでしょ?」
といった考えがはっきり反映していたらいいと思う。
個人で動くお金より、企業で動くお金の方が、
圧倒的に規模が大きいんだから、
そこに重点を置いたら、税収効率というか、
役所の規模も人員も大きくしないで済むのではないか。

そういう考えがはっきり示されていないと、
やれ、大きい企業は儲け過ぎ!だとか、
やれ、行政は企業の成長を妨げている!だとか、
自分の立場からの意見が主張されて、
収集が付かなくなるだけ。

2008年9月26日金曜日

山本一力『深川駕籠』祥伝社文庫



また一力さんか。。。
こりゃ完全にはまってるね。

ちょっと荒っぽいけど、
これもいい話だった。

最後は、「走れ、メロス」調で終わってて。


これにも、損料屋の喜八郎が出てくる。
名前だけだったら、江戸屋の秀弥も。

一力さんにとっての深川は、
作家 倉本聰さんにとっての富良野のようだね。
1つの土地を愛して、そこから発想をふくらまして、
創り出せるってうらやましい。

2008年9月19日金曜日

関が原の戦い前の雰囲気

司馬遼太郎『関ヶ原』中巻 p384より
「徳川家、このたび滅亡、ともつぱら申し触れ候。主人主人はいずれへ、御付きなされ候うや、なにとぞ大坂へ御付きあれかしなどと、末々にてはつぶやき申し候うあいだ、過半、大坂方の心持になり申し候。-平尾氏サツ(答に刂)記-

関ヶ原の戦いが始まる前、一般の人たちと世間の雰囲気、
そして動員されているだけの兵卒の気持ちは、
石田三成を首謀者とする豊臣家の勝ちだったらしい。
根拠は、人数。
集められた兵隊の数に、数万人の差があった。

しかし一方で、情報収集ができる立場、
または率先して情報を集め、自己保存を図ろうとした主に大名レベルの判断は、
徳川方の勝ち。

この大名の中には、豊臣側の中枢を占めていた人たちも入る。
そう判断した人たちは、続々と自分たちの内側の情報を、
徳川方に売り始めた。

いはゆる世間の雰囲気に流されて、
自分で良し悪しの判断をしないことの怖さを思い知る。

2008年9月17日水曜日

Jリーグの経営状況 ~売り上げ-経費=儲け~

http://news.www.infoseek.co.jp/topics/sports/n_jleague2__20080916_2/story/16mainichiF0917m059/

立ち上げ当初、サッカーはビジネスになるのか?
地域に根ざして、なんてやったら、赤字を増すだけじゃないのか?
なんて見方が結構あったように思う。

こういう記事が出ると、うれしくなる。

(自分にとっては)なぜだかすごい人気の浦和。
成績が低迷しているのに2位の横浜。
たぶん知らない人はどこ?って感じだろう、
茨城の1つの町をサッカーで元気にした鹿島。

ちょっと話の流れが飛ぶかもしれないが、
国や地方の役人がやっている事業も、
ちゃんと売り上げを伸ばしていって、
そこから先行投資分や経費を引いても、
10年・20年とかの期間でみたら儲けが出て、黒字になりました、
という考えでやっていったら、
毎年の税収に頼らないで、役所も自存自立できて、
逆に税金は安くなっていくという流れになっていくんじゃないのかね。

2008年9月12日金曜日

ただ反対、撤回だけじゃ・・・・・

メルマガの日経新聞から
┏━━トップニュース━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ◆川辺川ダム、熊本知事が「反対」 国に見直し迫る
  国が熊本県相良村の球磨川水系川辺川で進める川辺川ダムについて蒲島郁夫知
事は11日午前、「現行のダム計画を白紙撤回し、ダムによらない対策を模索すべ
きだ」と計画に反対する考えを県議会で表明した。知事が国の公共事業に明確に
反対するのは異例で、国主導の大型公共事業のあり方に影響を与えそうだ。┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

この記事から受ける印象は、
ダム建設はとりあえず反対。槍玉になっている公共事業だから。
とりあえず白紙撤回で、国は何か別の方法を考えてください。

この手の発言を県知事がしたところで、
一体何が前進するのかと、いつも思う。

実は、すでに代替案があって、
それは進んでいるけど、現時点では公表できない。
というのであれば、納得いくけど。
あるのであれば、そういうのを少しでも匂わせることはできないものか。
執政側もマスコミも。

関連記事⇒ http://www.nishinippon.co.jp/wordbox/display/5968/

1つの物事について、賛成も反対もあるのは当然のこと。
でも、何のためか、どんな必要性があって、どんな利益がほしいか、
まだ議論し尽くされていないのではないか?
最初からダムをどうするかではなく、
建設するかどうかは、徹底的に考えた後の1つの結果であるべきだ。

2008年9月5日金曜日

パーヴォ ヤルヴィ

フランクフルト放送交響楽団 首席指揮者

今、3chでサントリーホールでのコンサートを放送しているけど、

この人の指揮、すげー!

なんか世界を作り出してるな。

速いテンポになった時の、指揮棒のあの小刻みな振りはそうマネできない。

16分音符を打ってるのか???

http://www.paavojarvi.com/

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%B4%E3%82%A9%E3%83%BB%E3%83%A4%E3%83%AB%E3%83%B4%E3%82%A3

この1~2週間の読書

山本一力 『梅咲きぬ』 文春文庫

 同上 『大川わたり』 祥伝社文庫

横山秀夫 『出口のない海』 講談社文庫

偏っているかしら。。。
どれもこれも、人生を学ぶものだった。

それぞれ心が留まったところは追々載せたいと思います。

特に、『梅咲きぬ』は、女性、さらには人間としてのしつけの本。
一本筋を通した生き方をするために。

2008年9月1日月曜日

naef-spiel


スイス製のブロックなんだけど、

なかなか簡単なようで、奥が深くて、

こどもがいちばんたくさん遊んでいるおもちゃ。


親も熱中して、やっと”花火”完成!!!

これが今までできなくて、できた時はすごい感動だった。

ケータイのカメラで、あまりよく見えないと思うので、
詳しくは⇒
これだけをまともに買うと。。。。
こういうのもう少しお手ごろにならないものかね。