2008年12月22日月曜日

社会人としての付加価値

とりあえず先週の日曜で、
今年最後の資格試験、個人情報保護士(あくまで民間資格)が終了。
このご時世で、会社からの指令によるものだが、
前回は落ちているので、今度こそお願いします!(だれに?)

結果は年明け1月半ばに出るので
それまで資格関係の勉強は休憩期間。

この期間にEXCEL VBAをやっておきたいな。
でも試験という圧力がかからない点、
気合を入れることに、まずはひと苦労。


今のところ、さまざまな必要性から、
資格を取ろうとしたり、
ほとんど独学で学んだりしているけど、
これって社会的に認められる付加価値になるのか?
そもそも、何が認められるということなのか?

自分の場合、生活に必要な収入を得るしくみ・流れを作るため、
今のところ。
でも、わかりやすい形にするのが苦手だから、
いまいち自分も、そして家族や会社など周りからも分かりにくいと思う。
形にしていかないとね。

とりあえず、今年は1つの課題、AFPを取れたので、
一段小さな階段を登れたかなと。
来年はもう一段、かなり自分には高い一段を登ろう!
何かは受かってから公表予定。

2008年12月15日月曜日

ありがとう

別のところで、こんな記事を書いてみた。
このブログに載せたいな、という類のものなので、
流用させていただきます。

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面と向かって言えない、ありがとう!は、mr. children。

あなたたちの音楽で、本当に救われています。

"救われている"というのは、
それほど大それたことでも、非現実的なことでもなくて、
むしろ自分の思いや感じ方を、
「これでいいんだ」と確認できたり、
「もっとこうしないと」と修正したり、励ましたりしてくれること。

最近ハマったのは「GIFT」。

♪知らぬ間に増えた荷物も
まだなんとか背負っていけるから
君の分まで持つよ だからそばにいてよ
それだけで心は軽くなる



子どもが生まれる前は、
こんな感じの夫婦だったけど、
子どもが生まれたら、
ガラっと変わってしまって。

でもそんな状況の今だからこそ、
大変だけど、いちばん身近な関係の人と、
こういう風に思えるようになりたいと、
改めて決意できた。


こんな感じで聞かれるのってどうかよくわからないけど、
これからも大切に聞かせてもらいます。
もう一度、ありがとう!
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2008年12月5日金曜日

お金のかかる教育は自然なのか??

米大学の学費、25年間で4.4倍 所得伸び追いつかず
 米国で大学の授業料や寮費などが、1982年から2007年までの25年間で約4.4倍(物価調整済み)に上がったことが、非営利団体、米公共政策・高等教育センターの調べで分かった。

 同期間中の世帯あたり所得(同、中央値)は約1.5倍増えただけ。親の所得の伸びが追いつかないため、学生は借金に依存し、学生ローンは過去10年で倍以上に膨らんだ。ローン残高は約850億ドル(7兆9000億円)に上る。

 同センターは「この傾向がもう25年間続けば、ほとんどのアメリカ人は大学教育に手が届かなくなる」と警鐘を鳴らした。アメリカン・ドリーム実現の機会確保をうたって大統領に当選したオバマ氏にとっても、大きな課題となりそうだ。

(ニューヨーク=中前博之)



興味深い記事だった。

日本のどこかの大学が、どんなものか具体的にはわからないが、デリバティブに手を出して、
結果大損したなんてことが、つい数週間前にあったな。

私立の学校が、これだけ乱立しているということは、
教育が今や金儲けできるものととらえられていることを意味している。

でも、教育で金儲けできるというのは、
個人的には幻想、もっと言えば、妄想に近いものだと思っている。

教育なんて、超先行投資の部類であって、
教育を受けた人間が(近くも遠くも)将来どうなるか、
それによって社会から、無形の評価なり、産学共同事業なんかで利益が得られるかどうか。

つまり、少なくても1年とかの期間であれば、損を出すのが当たり前で、
その土俵の上で儲けようとしたら、相当なムリか悪さをすることになる。


何が言いたいかというと、
教育にお金をかけない、
要求しない世の中を作らないと、
教育と人間のレベルは、落ちていく一方なのではないか。

2008年12月4日木曜日

理想とする死に方




また1人、尊敬する人が逝ってしまった。

Joseph B. Wirthlinという、うちの教会の指導者

この記事を読むと、

死因は"died peacefully ・・・・・ of causes incident to age"、つまり老衰ということ?
でも"He had continued to work at his office right up until the Thanksgiving holiday."
とも書いてあって、ついちょっと前の感謝祭の頃までは事務所で働いていたって??

最後の燃えカスも残さないくらい生きて、
すっと消えていく。
理想とする死に方。

病気で長く患って、自分も周りも苦しむことなく、
与えられた期間を最後まで元気に(?)働いて、最後を迎える。


彼が行った最後の説教の中で、
生活の中で起こる「どんな出来事も愛しなさい」、
不満の声を上げたくなることに出くわしたら、
笑って吹き飛ばす習慣を身に付けなさい、と言っていた。

世の中で起こる、笑って済ませれるくらいのことであれば、
笑い飛ばすくらいでちょうどいいんだな、と解釈している。
その通りだと思う。


残念ながら、直接この世でお目にかかる機会はなかったのは、
非常に残念だけど、会える日を楽しみにしています。

2008年12月3日水曜日

地元とのつながり

この15年くらい、地元とのつながりはほとんどないに等しく。。。
小学校~高校の知り合いにとって、行方不明、行方知れず、
あいつは何やってるんだ?という人間だろう、未だに。

そんな折、小学校の同級生からケータイに電話が来た。
別の同級生のお父さんが亡くなったとのこと。
けっこう良くしてくれたおじさんだった。

その電話をくれた人の、上の子はもう小学校2年生らしく、
そのくらいの月日が経ってる、
年をとったものだと実感してしまった。

で、どこで電話番号を知ったか、一応尋ねてみると、
実家から聞いたらしい。
ありました、変わらないつながりが残ってました。

2008年12月1日月曜日

半月ぶりで

mr. children "innocent world"から

♪入り組んでいる 関係の中で いつも帳尻 合わせるけど

という感じで、この2~3ヶ月非常に息苦しさを感じながらきた。


まーしょーがない。
自分の力・能力のなさを痛感するのと
こういう状況に陥るとこんなに苦しくなるんだという、
これからの経験にしようとしている。

ただただグチになってしまってる。

自分の立つべき土台をはっきりさせて、
とりあえず前向きに、
そして誠実にやっていこうと思います。


12月9日にはミスチルのアルバムも出るし、
来年のコンサートのチケット当たったらいいなってのもあるし、
自分を励ましていきます。



こんなグチを読んでくれた、奇特な方、ありがとうございました。

2008年11月14日金曜日

遊ばなくなった若者たち??

こんな記事を読んだ。


08年版『レジャー白書』(社会経済生産性本部)によると、若い世代の余暇の過ご
し方が「貧困化」しているという結果が出ました。わかりやすく言うと、近頃の若者は遊ばなくなった、ということになります。

 調査は、全国の15歳以上の男女3,000人を対象に実施されました。07年の1年間に旅行、カラオケ、ドライブといった、計91種類の“遊び”に何回参加したかを聞き、10年前の調査結果と比較しています。

 まず、レジャーの「種類」の動向については、一人が1年間に経験した遊びの種類数は、この10年間で17.8種類から14.5種類に縮小しています。減少傾向は全世代でみられますが、特に10代~20代が顕著でした。10代に限定してみると、15.6種類で、10年前より6種類も減っています。

http://gr.e-hokenpro.com/rp/rp_money.asp?N=cnbcUzHexCA=&K=N&A=P&YYYY=2008&MM=11


なんだまた「近頃の若いもんはけしからん」理論か!?と思った。
そんなセリフを口にする人たちは、どれだけ遊び好きなんだ!?と。

遊びの種類で統計取るのは、初耳だ。
なんでもそうだけど、幅が狭まるというのを、
理性的にイヤな感じを受けてしまうのは確か。


働く時はおもいっきり働いて、
休む時はおもいっきり休む。
月並みだけど、心がけたいと思います。

2008年11月11日火曜日

井伏鱒二『さざなみ軍記・ジョン万次郎漂流記』新潮文庫

たぶん、ほとんど初めての井伏鱒二。

さざなみ軍記は、ぜんぜんイメージがつかめず挫折。

ジョン万次郎の方はとても興味深かった。
『竜馬がゆく』などで出てくるジョン万次郎は、
すでに幕府の役人になっていたから、
そこに行くまでのいきさつを知りたいなと思っていた。

彼の功績は、特に当時の鎖国状態にあった国と民にとって、
視野を広げさせる、あるいは目覚めさせるほどの衝撃を与えたことだろう。

日本で全く思いも寄らないものを紹介する苦労もその一つ。
12年の漂流・外国滞在の後、日本に帰ってくると、
役所(長崎奉行所)で取調べを受けた。
その中で口述観察談の一例。

「電信機」: 路頭に高く張金を引きこれあり、これに書状を懸け、駅より駅へおのづと達し飛脚を労し申さず候。なかにて行きあはぬやう往来の差別をつかまつり御座候。このからくりは私は存じ申さず候。鉄にて磁石をもつて吸ひ寄せ候やうに相考へ申し候

「蒸気車」:  陸の運送、車も馬も用ひ申し候。それ故、大道は山を越えぬやうに遠廻りにつくり御座候。レイロウと申す蒸気車これあり候ひて、数十人これに乗り、力を労せず旅行つかまつり候。蒸気船のからくりに同じと申すことにて御座候。…

これを読んだ日本人がどれほど現物を正確に想像できたか。
恐らくほとんど"?"だらけだったかもしれない。


これと似たような記述が、実は聖書の中に出てくる。
旧約聖書イザヤ書に、

その矢は鋭く、その弓はことごとく張り、その馬のひずめは火打石のように、その車の輪はつむじ風のように思われる。
そのほえることは、ししのように、若いししのようにほえ、うなって獲物を捕え、かすめ去っても救う者がない。 (第5章28-29節)


という記述がある。
「イスラエルの民」が集合する時を預言しているところで、
この部分が、集合のために使われる汽車であり、飛行機のことを、
イザヤは啓示の中で見て、描写していると聞いたことがある。
なにせ、もちろん当時は世の中になかったものであり、
どう言い表したらいいか、とても苦労したではないかとさえ感じられる。

どの部分がどうとか、ちょっとはっきりしない部分があることはあるが。。。

2008年11月9日日曜日

"あるがまま"でなく、"なり得る姿"

完全に孫引きだけど、ゲーテがこう言ったそうな。

「あるがままの人物として扱われる人は、あるがままの状態にとどまる。
しかし、将来なり得る人物や、本来あるべき人物として扱われる人は、そのような状態高められる。」


一般的に、人を見るときに、
その人の今の状態が全てで、この先もそのまま固定されているかのように、
判断されていることって多い気がする。
そんな時は、将来に向かって、良い方向でもそうでない方向でも変化していくことが、
全く視野に入ってない。
むしろ、人は同じ状態に留まることや、現状維持できることなんて稀なのに。

人の見方として、「今がこうだから、こんな感じであしらっておけばいい」ではなくて、
「今はこうだけど、将来こういう人になっていくだろう、またはこうなって欲しいから、
こういう風に付き合っていこう」てな感じで接する方が、
前向きだし、楽しいだろう。

参照:『モルモン書』ニーファイ第一書16章18~32節



2008年11月6日木曜日

1人の人の役割

明治になった後の、西郷隆盛・大久保利通・木戸孝允を見ていると、
なんかかわいそうになってしまう。

もう彼らの役割は、明治維新という名の革命を成し遂げたところで終わり。
人が為し得る仕事量を、その期間でやり切ってしまっただろうから。

1人の人の役割なんて、大抵は期限付きで、
大きなことであればあるほど、少なくても完了の時は、
見極めて区切りをつけてしまう。
そして、余暇と取らせたり、他の役割に移ったり、でいいんじゃないか。

逆に言うと、
永続させたいと思うものであれば、
始めた人がどれほど偉大であっても、
後継者が育たなければならない。

世襲やら、ポストの用意やらで、
いつまでもしがみついてたり、
ずっと同じ役割を果たすように、
周りが要求するするなんて社会の慣習は、やめにしよう!


歌舞伎は血で踊る、なんてことを聞いたことがあるけど、
そんな類は世の中ではまれで、
ずっとやっていること、世襲なんて、弊害の方が大きい。
なぜなら、状況は変化をやめないし、人もずっと同じ状態ではいられない。
偉大な人が子々孫々、同じ家から出てくることは、むしろあり得ないなんだから。

山県有朋的な人間

司馬遼太郎『翔ぶが如く』に手をつけてしまった。
今は第2巻。
進むのが遅い。
1項目ごとに、読んでは考えてしまう。

37~39頁
「山県は創造的才能はなく、従って構想者ではなかった。原型が創造してくれたものを、かれはもくもくと実行して、ついには仕上げてしまうのである。」

大村益次郎の、国民国家成立のための国民皆兵と廃藩置県を実現させたが、「開明的な光彩」は消し去ってしまった。

大久保利通の創設した内務省を引き継いで、貴族制度をつくって「一君万民」という平等思想を覆し、反政府的言論や集会を禁止できる権限を産み出した。

川路利良が創始者だった警察を、市民サーヴィスの機関から「国家の威権の執行機関」に切りかえた。

「山県ほど天皇の権威的装飾に熱中した男はなく、日本史上における天皇のたたずまいが、明治二十年代から異様な重厚さを加えてゆくのは山県ひとりの創作に負うところが多い。・・・・・[この]点だけは創造的であるかもしれなかった。」

「『国家を護らなければならない』
と山県は言いつづけたが、実際には薩長閥をまもるためであり、そのために、天皇への絶対的忠誠心を国民に要求した。」


問題は、この手の人間に対して、
歯止めをかけられる人がその場にいないこと。
または、すごく少ないことだ。

とても大きな流れができているために、
ちょっとやそっとでは食い止めたり、方向転換をさせられない。

2008年10月31日金曜日

神護寺



板彫弘法大師像、初めて一般公開 京都・神護寺

神護寺をいう名は、よーく考えてみると、
実に奇妙ではないか。

仏教の寺なのに、
神が護る、と書く。

日本のどこの街に行っても、
家に入っても、神棚があって、仏壇がある。
共存しているんだから、何にも不思議ではない、自然だ。
と思っている方が圧倒的か??

密教の寺として、
この寺を最終的に手にしたのは、弘法大師 空海。
彼は山の中の自然、
つまりは、神が棲んでいるとして神聖な場所としていた山をとても好きで、
神々ととても仲がよかったんだそうな。

そして、流れとしてはひと世代前の最澄から始まるが、
仏教の寺の名前には、必ずといってよいほど、
そして、きわめて形式的に「○○山」という山号なるものが付くようになった。

梅原孟氏から学んだ。

2008年10月23日木曜日

内村鑑三"Representative Men of Japan"(代表的日本人)



本当は全部英語の方で読み通そうと思ったんだけど、
二宮金次郎の途中までで、
あとはズルして日本語に流れていきました。

でも、これは日本人として読んでおくリストに入るね。
もちろん内村さんは、外国に向けて発表する目的だったからこそ、
英語で書いているわけだけど、
日本人だから、こういう人がいて、こういう歴史があってというのを、
必ずしも全部知っているわけじゃないから。

実際、二宮金次郎なんて、そっちこっちの小学校に立っている像の人
というイメージしかなくて、
じゃあなんで、何をしたから、ああして像になっているか、
恥ずかしながら知識がなかった。


内村鑑三という人も興味出てきた。
『基督者の告白』だっけ?
あれ読んで、無教会派のクリスチャンだって知った。

この『代表的日本人』は、
キリスト教社会の人たち向けということがあってか、
彼の信条的になのか、
話の入りが、聖書の物語・考え方との関連付けから始まっている。
日本人でクリスチャンなら、とても刺激になることでしょう。

2008年10月21日火曜日

童門冬二 『小説上杉鷹山』 下


とりあえず"下"から入った。
なぜかというと、藤沢周平『漆の実のみのる国』が半ばで終わってしまっていたので、
その続きとして読めるかなと思って。

鷹山に関しては、もっと知りたいので、
あのJFKが読んでいたという
(現在の欧米人も読んでいるのかな?気になる)
日英対訳の内村鑑三"Representative Men of Japan(代表的日本人)"と格闘中。

その後で、"上"かな??

2008年10月8日水曜日

ぜったいムリ



まるでバベルの塔、高さ1000メートルを超える世界で最も高いビルが建造へ


高層階に住むことも、そんなところで働くことも、
ぜんぜんステータス感じないし、
何か地震とかあったときに、いろんな意味で怖いだけだから。

今住んでいる4階くらいでもう充分。
基本的にアナログで田舎の人間としては、階段が使える範囲で。

初めて働いたところが、
●ンシャイン60の20階くらいだったかな。
それなのに、200階って、
そんなのを建てられるんだ!と自慢する人の気持ちは、
ほんとにバベルの塔みたいで。。。

2008年10月5日日曜日

麻生さんと小沢さんと、選挙に関わる人たちへ贈る言葉

最近見つけた老子の言葉をお贈りします。

人を治め天に事(つか)うるは嗇(しょく)に若(し)くは莫し。夫(そ)れ唯嗇なり、是れを早く服すと謂う。早く服する之を重ねて徳を積むと謂う。重ねて徳を積めば、則ち克たざるは無し。(老子 下篇 第59章)

嗇はつまり吝嗇。
わかりやすく言えば、ケチ。

3億やら1億というお金を、選挙のために集めているようですが、
本当に入り用なものですか?

克つ、すなわち選挙に勝つために、
徳、つまり人として善い人格・行動を積み重ねていただきたい。

善い人格・行動とは、決して弱いということではない。
発揮して継続していくためには、とてつもない強さやいくらかの豊かさが必要です。
わたしは少なくともそう信じています。

2008年9月29日月曜日

法人実行税率

法人実効税率、日本が7年連続最高 OECDの30カ国中
 日本の法人税の実効税率が経済協力開発機構(OECD)加盟の30カ国中、7年連続で最も高いことが民間の調査でわかった。日本の国と地方を合わせた実効税率は40.7%。経済産業省や日本経団連などは引き下げを求めており、こうした声が一層強くなりそうだ。

 調査は大手会計事務所のKPMGインターナショナル(スイス)が今年4月時点で実施した。日本に次いで高いのは米国で40.0%。最も低いのはアイルランドで12.5%となっている。 (08:02)



日経新聞のメールマガジンから。
仕事柄、けっこう気になることだったので、載せてみました。

日本での法人税、つまり、ざっくりいえば企業が払うべき税金を見ると、
法人税+法人住民税+法人事業税というのが内訳で
(だから、いろいろな説明書きを見ると「法人税など」と出てくる)、
それぞれに税率が定められている。

じゃあ実際に、企業の所得(儲け)に対して、払う税額はなん%?
というを表す時に、実効税率というんですね。
自分の場合、むしろこの%しか覚えてない。はは


とりあえずの印象としては、日本は企業が負担する税金の比率が高いということ。

でも、単純に高いからいいとか、悪いとか、言うつもりはなく。
例えば、「企業からの税収を高くして、個人世帯の負担を軽くしたらいいでしょ?」
といった考えがはっきり反映していたらいいと思う。
個人で動くお金より、企業で動くお金の方が、
圧倒的に規模が大きいんだから、
そこに重点を置いたら、税収効率というか、
役所の規模も人員も大きくしないで済むのではないか。

そういう考えがはっきり示されていないと、
やれ、大きい企業は儲け過ぎ!だとか、
やれ、行政は企業の成長を妨げている!だとか、
自分の立場からの意見が主張されて、
収集が付かなくなるだけ。

2008年9月26日金曜日

山本一力『深川駕籠』祥伝社文庫



また一力さんか。。。
こりゃ完全にはまってるね。

ちょっと荒っぽいけど、
これもいい話だった。

最後は、「走れ、メロス」調で終わってて。


これにも、損料屋の喜八郎が出てくる。
名前だけだったら、江戸屋の秀弥も。

一力さんにとっての深川は、
作家 倉本聰さんにとっての富良野のようだね。
1つの土地を愛して、そこから発想をふくらまして、
創り出せるってうらやましい。

2008年9月19日金曜日

関が原の戦い前の雰囲気

司馬遼太郎『関ヶ原』中巻 p384より
「徳川家、このたび滅亡、ともつぱら申し触れ候。主人主人はいずれへ、御付きなされ候うや、なにとぞ大坂へ御付きあれかしなどと、末々にてはつぶやき申し候うあいだ、過半、大坂方の心持になり申し候。-平尾氏サツ(答に刂)記-

関ヶ原の戦いが始まる前、一般の人たちと世間の雰囲気、
そして動員されているだけの兵卒の気持ちは、
石田三成を首謀者とする豊臣家の勝ちだったらしい。
根拠は、人数。
集められた兵隊の数に、数万人の差があった。

しかし一方で、情報収集ができる立場、
または率先して情報を集め、自己保存を図ろうとした主に大名レベルの判断は、
徳川方の勝ち。

この大名の中には、豊臣側の中枢を占めていた人たちも入る。
そう判断した人たちは、続々と自分たちの内側の情報を、
徳川方に売り始めた。

いはゆる世間の雰囲気に流されて、
自分で良し悪しの判断をしないことの怖さを思い知る。

2008年9月17日水曜日

Jリーグの経営状況 ~売り上げ-経費=儲け~

http://news.www.infoseek.co.jp/topics/sports/n_jleague2__20080916_2/story/16mainichiF0917m059/

立ち上げ当初、サッカーはビジネスになるのか?
地域に根ざして、なんてやったら、赤字を増すだけじゃないのか?
なんて見方が結構あったように思う。

こういう記事が出ると、うれしくなる。

(自分にとっては)なぜだかすごい人気の浦和。
成績が低迷しているのに2位の横浜。
たぶん知らない人はどこ?って感じだろう、
茨城の1つの町をサッカーで元気にした鹿島。

ちょっと話の流れが飛ぶかもしれないが、
国や地方の役人がやっている事業も、
ちゃんと売り上げを伸ばしていって、
そこから先行投資分や経費を引いても、
10年・20年とかの期間でみたら儲けが出て、黒字になりました、
という考えでやっていったら、
毎年の税収に頼らないで、役所も自存自立できて、
逆に税金は安くなっていくという流れになっていくんじゃないのかね。

2008年9月12日金曜日

ただ反対、撤回だけじゃ・・・・・

メルマガの日経新聞から
┏━━トップニュース━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ◆川辺川ダム、熊本知事が「反対」 国に見直し迫る
  国が熊本県相良村の球磨川水系川辺川で進める川辺川ダムについて蒲島郁夫知
事は11日午前、「現行のダム計画を白紙撤回し、ダムによらない対策を模索すべ
きだ」と計画に反対する考えを県議会で表明した。知事が国の公共事業に明確に
反対するのは異例で、国主導の大型公共事業のあり方に影響を与えそうだ。┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

この記事から受ける印象は、
ダム建設はとりあえず反対。槍玉になっている公共事業だから。
とりあえず白紙撤回で、国は何か別の方法を考えてください。

この手の発言を県知事がしたところで、
一体何が前進するのかと、いつも思う。

実は、すでに代替案があって、
それは進んでいるけど、現時点では公表できない。
というのであれば、納得いくけど。
あるのであれば、そういうのを少しでも匂わせることはできないものか。
執政側もマスコミも。

関連記事⇒ http://www.nishinippon.co.jp/wordbox/display/5968/

1つの物事について、賛成も反対もあるのは当然のこと。
でも、何のためか、どんな必要性があって、どんな利益がほしいか、
まだ議論し尽くされていないのではないか?
最初からダムをどうするかではなく、
建設するかどうかは、徹底的に考えた後の1つの結果であるべきだ。

2008年9月5日金曜日

パーヴォ ヤルヴィ

フランクフルト放送交響楽団 首席指揮者

今、3chでサントリーホールでのコンサートを放送しているけど、

この人の指揮、すげー!

なんか世界を作り出してるな。

速いテンポになった時の、指揮棒のあの小刻みな振りはそうマネできない。

16分音符を打ってるのか???

http://www.paavojarvi.com/

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%B4%E3%82%A9%E3%83%BB%E3%83%A4%E3%83%AB%E3%83%B4%E3%82%A3

この1~2週間の読書

山本一力 『梅咲きぬ』 文春文庫

 同上 『大川わたり』 祥伝社文庫

横山秀夫 『出口のない海』 講談社文庫

偏っているかしら。。。
どれもこれも、人生を学ぶものだった。

それぞれ心が留まったところは追々載せたいと思います。

特に、『梅咲きぬ』は、女性、さらには人間としてのしつけの本。
一本筋を通した生き方をするために。

2008年9月1日月曜日

naef-spiel


スイス製のブロックなんだけど、

なかなか簡単なようで、奥が深くて、

こどもがいちばんたくさん遊んでいるおもちゃ。


親も熱中して、やっと”花火”完成!!!

これが今までできなくて、できた時はすごい感動だった。

ケータイのカメラで、あまりよく見えないと思うので、
詳しくは⇒
これだけをまともに買うと。。。。
こういうのもう少しお手ごろにならないものかね。

2008年8月28日木曜日

「右ひじ貸してください」

(最初に言っときますが、決して自慢のためでなく、

これからの自分の対応を決めておくためと、 知らない人の役に立つために。)


おとといの北野駅で、 白い杖の人が、

柱につかえながら、改札に向かおうとしていた。

帰りがけのことで、急いでいたワケではないので、

「手をとりましょうか?」と声をかけてみた。

そしたら、とても明るいおじさんで、

「ありがとうございます。では、右ひじ貸してください。」


一瞬、右ひじ? と思ったが、

おじさんは自然に右ひじにつかまってくれたので、

そのまま改札に向かい、タクシー乗り場まで。


この細い右ひじがこんな時に役立つとは。。。

学びました。 目が不自由な人に必要なのは、右ひじ!

2008年8月27日水曜日

人と違うことは恥ずかしいか???

最近、大戸屋で食べている時に耳に入ってきた会話。
2人ともサラリーマンらしい男の人たちだった。
「うちの最寄り駅まで、みんなママチャリに乗ってて、
マウンテンバイクの人いないんだよ。
恥ずかしいな。。。」
「へぇ~」・・・・・

彼の持ち物では、マウンテンバイクという選択肢しかないらしい。

しかし、一体何が恥ずかしいんだ???
仮に、彼一人だけがマウンテンバイクに乗って駅まで通勤していたとして、
それは恥ずかしいことなのか?

とても勝手な感情だが、密かに腹の中で怒っていた。

日本人同士の会話の中に、
たまにこの手の話が出てくる。

「赤信号、みんなで渡れば怖くない」と同時に、
「青信号、みんなが渡らなければ、自分も渡らない」という風潮。
自分の行動や選択に責任を持たないのは、あ~怖い。

木造の建物は何年もつか?


老朽化って、突然ガラガラと崩れ始めたんだろうか??
やっぱり法隆寺なんかは例外中の例外で、
築80年が木造の限界を超える年月なのか?
そういえば、うちの実家も、築40年くらいだったか。
まだ折り返し地点???
いや、そろそろやばいかも。

2008年8月25日月曜日

信仰心のなせる業

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080825-00000010-jijp-int.view-000

「信仰心がある」ってことは、物理的にというか、起こりうる結果として、
「絶対に落ちない」「絶対に倒れない」ということではない。
「絶対に成功する」ということでもない。

じゃあ違いは何か?
たとえ失敗に終わっても、周りにあたり散らしたり、仲間のせいにしない。
たとえ落ちて死んでしまっても、後悔しない。
もし成功したら、信じている対象や仲間に感謝して、
すべて自分の力!と独りよがりにならない。
ということではないか。

2008年8月20日水曜日

ENDING NOTE

ちょっと前にお客さんに教えてもらった。
「こんなのあるんだよ。知ってる?」
http://nalc.jp/Ending/endingTOP.htm
http://www.happy-endingnote.com/?ad=001&gclid=CMWo-_vomJUCFQntegodrDVBgw

知らなかった。。。。。
しかも、今の時代、きっと必要なものだろう。

いってみれば、遺言なのだが、
遺言となると、効力をもたせる為には法律を踏まえないといけない。
もっと簡単な形で、自分で伝えられなくなった場合に、代わりに遺族などに意思・考えを伝えてくれるノートと考えたらいい。

自分がこの世を去るときのことを、いつもいつも考えていたら、
ほぼ自殺志願者になってしまうだろうが、
ある時、ふと考えて、その時の状況と、自分としてはどうしてほしいのかをはっきりさせて、
形にしておくことは大切なんだと思う。

田舎などだと、昔からの決まり事やら近所への手前なんてものがあって、
葬式はこんな形で、などという自分の希望を入れることも、未だに難しいのかもしれない。

しかし、少なくても、家族やそのほかの大切な人に、
遺したい思いの幾らかはあるのではないか。
そんなお金をかけずとも、普通のノートに書いておくだけでも充分だろうが、
形から入った方が始めやすい人たちや、
とりあえず体裁が整っていた方が分かりやすいというのもある。

わたしも昨日注文したばかりだけど、
ちょっと遺しておこうかなと。

2008年8月18日月曜日

娘が母の力の源


ほとんど見ないつもりだったけど、けっこう見てしまったオリンピック。

基本的に、夫婦でスポーツを見るのは好きだからね。



そんな中で見つけたいい写真。

記事→ http://beijing.yahoo.co.jp/news/detail/20080811-00000212-jij-spo#0

よい成績を残した人たち、メダルを獲った人たちのコメントや、試合後の行動で、

家族への感謝を口にしたり、すぐに近くまで報告に行ったりする人が増えてきている気がする。

自分の才能や実力でここまで来た!という人が少なくなってきているのかね??

2008年8月16日土曜日

権之丞とレジナ小雪の会話

この会話には、"物事の本質"、すなはち相反するものの中に在る本質があるんじゃないか。

pp.531-533 「おれは聖人ではない。神を信じてもおらぬ。・・・・・
おれは、見せかけだけの不敬なキリシタンだ」 
「それでは・・・。権之丞さまは、いったい何を信じておられるのです」・・・・・
「おれは、ある男への意地のため、あえて偽りの殉教者になる道を選んだ・・・・・
この世に、おのれの思うとおりにならぬことはないと思い込んでいる倣岸不遜な男だ。おれはその男への反撥から、すべてを捨てたのだ。そして、独りになって見つけた」 
「何をでございます」
「信じるものをだ・・・・・おれは神ではなく、おのれ自身を信じる。道は自分で切り拓いてゆかねばならない。神も仏も、人を助けてはくれぬ。おのれ以外のものに縋(すが)っていては、ついに何ごとも為し得ぬだろう」

かといって、彼は決して独りで生きているとは思っていないだろう。よい仲間に恵まれていて、それらの人たちへの感謝の気持ちはいつもあったんだろうと思う。
平泳ぎの北島さんが、1位をとった後のインタビューで「勝てて、感謝しています」と言っていた。

「神は弱き者の魂をお救いくださいます」
「余の者のことはわからぬ。だが、おれは、神を信じるだけでは救われない。闘って、闘って、闘い抜くしか、おのれをささえるすべがない」・・・・・
「権之丞さまは、お強い。それゆえ、お独りでも生きてゆけるのです。わたくしのような心弱い者は、とても独りきりでは・・・・・」
「だから神を信じるか」
「神は遠いところで、わたくしたちを見守っていて下さいます」・・・・・
「神がいるなら、なぜ、幕府に信仰を禁じられて行き場を失った者たちを救わぬ。城中のキリシタンたちは、なにゆえ現世(うつしよ)の聖人をもとめる。天国(パライソ)の幻に縋るだけで、いまを精一杯生き抜くことをあきらめているからではないのか」

神という存在を含め、何か自分以外のものを信じることは、弱いということではない。
自分がどこに立って、物事の善悪を判断するかをはっきりさせるということ。

信じることは、ただ待つということではない。
前を向いて進むこと。
できることをすべてやって、どうしても残るできない部分は他に任せるということ。

2008年8月12日火曜日

映画『HERO』

いきつけのレンタル屋で99円セールだったらしく、

奥さんが借りてきたので、日曜に一緒に見た。

「これは殺された人の命の重さを量るための裁判なんだ!」

政治家の悪巧みを暴くとか、

名前を売って、名誉を得るためとかじゃなく。


検事という、どちらかというと、全然イメージないというか、あっても地味ぃな職業を、

あれだけかっこよく見せるこの企画ってすごい。


子どもが生まれて以来、この2年半以上、DVD一本初めて通して見れた、

画期的な日でもある。

パンツトレーニングしたりしながらだけど、もちろん。

火坂雅志『家康と権之丞』文春文庫

主題はもちろんちがうけど、

自分にとっては、"クリスチャン第二世代の話"だった。

(徳川家康が、実はクリスチャンだったというオチの、強引なフィクションでもない、もちろん)

自分自身そんなに信じているワケでは決してないけど、

母親を思い出すための場であり、心情である宗教・信心。


耶蘇教禁止令が出て、権之丞がクリスチャンの教えを捨てずに、

家督も名目もすべて投げ出して、逃亡生活している、今日はそこまで。

文庫本一冊で約600頁の長編です。

2008年8月11日月曜日

"衰世感" -陳舜臣『阿片戦争』(上)講談社文庫

p.383
 かりに『衰世感』と名づけよう。
 当時の中国の知識人で、多かれすくなかれ、この衰世感をもたぬ者はいなかったであろう。                        
 いたるところでにおう阿片のにおい、亡者のようにふらふらとあるく阿片中毒患者。農村からはじき出されて、街にあふれた貧民、そして乞食の群れ。-こんな情景に接して、世の衰えを感じない者がいるだろうか。

衰世感は社会的な雰囲気や事実としてものもあるだろうが、
これを感じて、沈んでしまって何もしないか、そうならないかは、
やはり個人の気持ちのことで、選ぶことができる。
それでも何かできるだろう、せっかくこの時代に生まれてきたんだから。
といつも思っていたい。

むしろ、こういう世の中だからこそ、
這い上がれる好機が転がっているかもしれない。   

でも、この『阿片戦争』は、1冊500頁がまだ2冊続く。
んんん、衰世感。。。。。






 

2008年8月7日木曜日

広瀬隆 『持丸長者』 ダイヤモンド社

世の中は、経済・金融、そして政治は、金持ちが動かしている。
これは事実。
『赤い盾』で、いやってくらい教えてもらった。
この視点は、世の中渡る上でとりあえず持っておかないと。

でも、正直、この本はいろいろ詰め込みすぎて、
何が言いたいのかわからなくなっているところも。。。

2008年8月4日月曜日

ソルジェーニツィンが亡くなった

http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080804AT2M0400B04082008.html

無知なことに、彼が今まで存命の人と知らなかった。

彼について知っていることといえば、

古本屋で見つけた、タイトルも忘れてしまった、

とても薄い、相当茶色くなった岩波文庫の1冊だけ。


でも、あの本の衝撃は、しっかりと残っている。

社会主義やら、強制収用所なんていう状況の中でも、

人間てしっかり考えを持って生きれるんだと。


むしろ、どんな状況でも、人の心の在り様は、

いろんな外からの影響は受けながらも、

最終的には、本人が決めるものなんだということ。

2008年7月31日木曜日

和と同の違い -『晏氏』第四巻

付和雷同とは違うよ。

p364-366 
 晏嬰と[景公の側近筆頭だった]梁丘拠の仕えかたのちがいは、
 「和と同」
 という一言であらわされる。・・・・・          
「和をたとえれば、羹(あつもの)です。」
 羹は魚や肉のスープのことである。このスープは、もともとあいいれない火と水をもってつくる。味をつけて煮込むのであるが、味も熱さもととのったところで君主の口にはいる。 ・・・・・
 「ところが[同は]君がよしと仰せになれば、・・・おなじくよしとする。君がならぬと仰せになれば、・・・おなじくならぬとする。」・・・・・
 「愛に従って努力すれば、百の姓をもつ人民を使うことができる。強暴不忠であれば、一人さえ使うことができない。一心あれば、百君に仕えることができ、三心があっては一君にも仕えることはできぬ」

 全く異なるものが一緒になろうとするときに、掛け算になって予想以上に大きくなったり、化学反応をおこして違うものが生まれる。その結果は、時としてよい方にもそうでない方にもなる。
 よい方になったときに、「人間てこんなにすばらしい偉大なことができるんだ」となる。その逆は、振り子のように、その分逆に振れれる。

 以前の『香乱記』の田横といい、この晏氏親子といい、今の山東省あたりにあった斉という国はおもしろい。
 

2008年7月30日水曜日

「いつもありがと」

と、娘からだしぬけに月曜の夜言われた。一度きりだったので、一瞬耳を疑った。

奥さんもその日言われたらしい。やはり一度だけ。

どこから出た言葉かは不明だけど、何かしらの本心から出たのか??

親としては、そう信じたい。次はいつ言ってくれるかな? これも親バカネタか…。


2歳8ヶ月で、けっこうはっきり発音できる言葉が増えてきたな。

言葉の発達が早いか遅いかはぜんぜん気にしてない。

言葉でコミュニケーションが取れることは、やっぱり1つの喜び。

へらず口も多くなって来るんだろうけど、少なくても今はまーそれはそれでいいか。

2008年7月25日金曜日

『晏氏』第三巻

この本の中で、大きなテーマの1つとして、
「既得権益を当てにし、得よう維持しようとする老勢力と、
それに対抗する、自他共に実力で測って、事を成そうとする新興勢力」
というのがあると思われる。

もっと、俗っぽく簡潔に言えば、「デキの悪い上役と、頭の切れる部下」というところか。

伝統的な家柄の貴族は、自分の利益と権力・特権にしがみつく。
それが国をダメにしていく。
そんな状況を傍目に見て、それじゃダメだろうと見切りつつ、
自分なり考えや策を練り、行動に移していく、ぽっと出の貴族というか。

そこでこの場面。
宴の最中に、斉の荘公は晏嬰を呼び出す。それは紛れもなく嫌がらせの為。
彼が向かっている間に、楽人に「こういう歌を歌え」と含めておいて、到着すると聞かせた。

「  已めんかな 
   已めんかな 
   寡人説(よろこ)ぶこと能(あた)わざるなり
   爾(なんじ)何ぞ来るや                     
・・・大夫の席から去ったらどうか、と晏嬰に勧告しているわけである。君主は自身のことを寡人といい、荘公自身は晏嬰の存在を悦ぶことができないという。その晏嬰が、なにゆえここにきたのか。
・・・その歌が三唱された。」                         

その後いくらかのやりとりがあり、
「晏嬰は・・・突然、歌を歌いはじめた。                
  已めんかな
  已めんかな
  国人説(よろこ)ぶこと能(あた)わざるなり 
  爾(なんじ)何ぞ在るや                      
荘公に君主の席を去ったらどうかと勧める歌である。・・・
晏嬰は[周囲の]怒声をあびながらも、歌を三回歌った。」

現在の会社の内情に当てはめると、洒落にならないか。。。      

2008年7月23日水曜日

紙一重だな

八王子殺傷 母涙見せず気丈に
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080723k0000e040050000c.html

この無差別殺人ってヤツは、

もっと大きくいうと、人の生き死には、 本当に紙一重だなと思う。


やる方も、やられる方も。


今回のこの駅ビルも、福地山線の事故もそうだけど、

自分や自分の身近な人が関わっていてもおかしくない。

(秋葉原はまず行かないけど)


でも、1つ言えることは、

他人の命を奪っても、

自分の命を終わらせても、

思いつめた問題は何も解決しない。

決して心は晴れない。

それどころか、ますます暗闇にはまっていく。


気をつけます。
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2008年7月22日火曜日

『晏氏』 第二巻

P54晏嬰は…小さな口から大きな声を放った。「将軍はもともと君公にかわって蒙昧の民を正す者です。正すということは殺すということと同じではありません。正さずして殺せば、遺恨が生じます。…そうではなく、将軍は君公の徳を奉じ、君公の徳をもって蒙(くら)さを照らせば、おのずとその地は平らぎ、民は心服いたしましょう。真に征すということは、その字の通り、行って正すということです。どうして武が要りましょうか」  
  
 この10歳くらいだった息子の言葉によって、父晏弱の、将軍としての

莱に対する戦略・政策が決まった。

武力で抵抗してくる者には、武力で抑えるが、そうでなければ、戦後の

統治を軟着陸させ、民の安寧を計るという方向付けを行った。

 目的がどこにあるのかの違いだろう。ただ単に暴れて、うさばらしをしたい

のか、または、自分の力を周りに示して、さらなる権力や利権を得たいのか。

そうではなく、自分のためもだろうが、他人のためにも、安全や幸せを図りた

いのか。

 人の目に小さくみえようと、大きくみえようと、ここの違いなんだろう。

2008年7月20日日曜日

(前の)林家木久蔵

日曜夕方というば、「笑点」。特に落語にはまってからというもの、ほとんど毎週見ている。
たまに思うのは、大喜利に出ている人たちは、どんな落語をやっているのか??
この人たちは本当に高座に立っているのか??というところ。
笑点だけではどうもピンとこない。寄席に行ったこともないから、
こっちが勝手に知らないだけだけども。

だいぶ前に小遊三さん・歌丸さんはCDで聞いた。
両者ともそれぞれの味があって、聞きやすいし、おもしろかった。

最大のナゾだったのは、前の木久蔵さん。
笑点を見ているだけでは、ほんとうにくだらない!
というか、本当に噺家か?と疑いたくなるばかり。

ところが!一席やっている噺は、ちゃんと中身のあることをしゃべってて(?)、おもしろい!
笑点で、よくやる武将のモノマネは大したことないけど、噺の中の声色は活き活きしている。

そこで、さらなる疑問。
みんなは、こういうのをちゃんと知って、木久扇をおもしろいと思って、笑点を見ているのだろうか?

2008年7月16日水曜日

宮城谷 昌光 『晏子』第1巻 新潮文庫

宮城谷さん、はずれがない。
すべらんな~。

p390-1「事にあたって、知力というものが勇気をともない、さらに人がなるほどと感ずる情義にそって発揮されなければならないという点で、晏弱にまさる人を見たことがないということである。」
⇒知識や学歴をひけらかすのではなく、信念や決断力が必要ってことかな?

弱とは、日本人からすると、変な名前で。
「弱っちい子になってほしいのか?」と。
ところが、弱には「飾り物の弓」という意味もあるそうで。

2008年7月15日火曜日

WHO ARE YOU? HER DAD?

と言われたわたし。
world wide kidsという英語プログラムのワークショップで、
アメリカ人(たぶん)の女性教師から。

とっさのことで、笑顔でうなずくしかできなかった。

年の離れたアニキ?いや、違う!と彼女の頭の中で否定したのが、ありありだった。

初めて会う人や通り掛かりの人からも、こんな風に見られているのか?
と考えされられる出来事でした。
それより、知り合いからはどうか…。

そういえば、新婚旅行で行ったサンフランシスコ空港でも同じことあったな。
危うく入国審査通らなかくなりそうだった。
ありゃ絶対中坊に見られたな。
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2008年7月14日月曜日

groove! -------松本あすか(pf)

ライブモニターの抽選で当たったようで、

7月3日に松本あすかというピアニストのリサイタルに行ってきた。

その前に会社の飲み会があったため、抜けられず。。。

最後から2曲目の後半からしか聞けず、しかも開場に入ってナマで聞けたのは、

最後の「運命」だけ。残念。                                

 その「運命」は彼女の編曲で、初演だったそうで。

しょっぱなの第一楽章からswing?というか、ガーシュイン的なノリというか、

まーおもしろいことやっていた。                          

こういう子がパッと見クラシック リサイタルで出てこれる今時って、

いい時代だなと思う。ひと時代前なら、陽の目を見ることなく、

はじき出されていたんじゃなかろうか。

ともあれ、これから注目のピアニストでしょう。

http://directory.www.infoseek.co.jp/Talent/W08-1122?svx=s00002
⇒このページに張り付いている夕刊フジの記事はけっこうしっかり紹介している。

2008年7月10日木曜日

司馬遼太郎 『覇王の家』 新潮文庫

ひさびさの司馬遼さんでした。
徳川家康が、今川家の人質になる頃~小牧・長久手の戦を経て、秀吉と傘下に入るまで、そこから一気に飛んで、死ぬ間際という流れ。

家康は、独創性がない人だったようで、三河気質と、それから戦術や処世はすべて、誰かが過去にやった策の模倣だった、という指摘はけっこう衝撃的だった。
江戸時代の様相で、よきにつけ、あしきにつけ、前例主義だったり、排他主義だったりの要素がとても頷ける。

p165「家康がとらえている人間の課題は、人間というのは人間関係で成立している、ということであった。人間関係を人間からとりのぞけば、単に内臓と骨格をもった生理的存在であるにすぎないということを、この人質あがりの苦労人はよく知っていた。」
・・・・・・ ちょっと冷めた表現だけど、要するに、金八先生の「人という字は。。。」というヤツだね。
     人間関係さえよければ、ほとんどうまくいく、と日々実感します。

p371「体術を練磨するというのは要するに力学的な平衡感覚が鋭(と)ぎすまされということであろう。家康の政治感覚も軍事感覚も、かれの飛びきり鋭敏な平衡感覚から発していた。敵味方で構成される戦場の力学を、かれは体じゅうが天秤の支点になったようにして感ずることができた」
・・・・・・ 物事を判断するのに必要なのは、何事につけバランスのよさ

p500「古来、家康ほど言葉のすくなかった政治家もめずらしく、家康ほど以心伝心ふうのやりかたで行った男もすくない。[本多]平八郎がいうのに、『はじめはお肚がわからなくてこまったが、いろいろ考えてこれが最良と思うことをやってみると、べつになにもおっしゃらないので、そのようにしてきた。われわれ家来どもにすればかえってそのほうが、物事を考えるようになってよかったと、いまになってしまえばそう思う。』」
・・・・・・ 上に立つ人間は、これくらいの度量があって、思い切って委任するくらいがいいのかもしれない。

このコメント、おもしろい⇒ http://www1.odn.ne.jp/kamiya-ta/haou.html

2008年7月8日火曜日

予備校のキャッチコピー

って、とても前向きなのが多いよね。

宣伝文句なんてのは、たいてい前向きなものだけど。

朝、駅の看板で見たのは

「どこまで行けるか、君は試すこともできるし、試さないでいることもできる」

現実的な要素も入っていて、これいいね。

夢を煽るだけじゃ、ちょっといかんね。

2008年7月2日水曜日

堺屋太一『団塊の世代』

これも気になっていた作家と本。
これが書かれたのは1976年(自分の生まれた年!?)。
その時点から80・ 90年代そして2000年を描く"予測小説"なんだそうで。
その当時ですでに、コンピュータ技術の発展で、統計なんかを駆使して、こういうのを書けるようになったんだらしい。(P6・7)

「与機待果」P42 何かを行う機会を得て、やれることはやって、結果が出てくるのを待つ。あるいは、他の人に委任して、良い結果もそうでないものも自分が責任を取る。薩摩の人たちが"大将"になった時に、この方法をうまく使うというの、『坂の上の雲』で読んだな。比べて、長州人が大将になると、自分でやろうとして、功名に走るらしい。

「〈どうして俺たちはみな、こうも会社に対して批判的なんだろうか〉…ここにいる十八人は、いずれも恵まれたコースを歩んでいる連中である。つまり、…最大の恩恵を企業から受けている人々なのだ。それがみな、不平不満ばかりを述べたてているのは、考えてみれば不思議なことであった。」P100
組織の中に入ると、とかくこういう気持ちや会話は起こりがち。
政治に対してもそう。スポーツに対してもそう。
とりあえず批判して、悪いところをあげつらえて、そのまま。それで満足している。
建設的に「ここをこういう風にしたらいい」という自分の意見を持てるようになるまで、口にしたらいけないような気がする。

実は、この本の前に、広瀬隆氏の『東京に原発を!』を読んだ。
今ある社会問題の多くは、解決できないまま20年とか30年、成り行きに任せてきたことを知って、
先延ばしは本当によくない、でもその状況の当事者でいる時に、特に切羽詰っていないときに、
問題を解決する、しようと動くことの難しさを思う。

2008年6月24日火曜日

古村敏比古

昨日6.23、彼のことを調べていたら、
偶然にも誕生日だったらしいです。
誕生日を祝うのも、祝われるのも、どうも苦手なので、
気持ちはここまでですが。。。

CDはほしくなってしまった。
ソロやいろんなユニットで作ってるみたいで。

はっきりいって、彼の音というか音楽は壊れている。
こんな音出るんだ、サックスって。という感じ。
日本人でもこんな人いるんだと、聞くたびに関心してしまいます。

official site⇒ http://t-furumura.net/

2008年6月22日日曜日

インド食堂 アンジェナ

今週のTBSチューボーですよで、先週お付き合いが始まったお客さんが経営する店が出た。
http://www.tbs.co.jp/chubaw/

実は。。。子どもにつられて寝てしまい、見れませんでした。
アンジェナさん、本当にごめんなさい。
近々食べに行きますので、どうぞお許しください。

口コミを見てみると、
好きな人はかなり好きになりそうな雰囲気。
http://r.tabelog.com/tokyo/rstdtl/13006010/

京王線 高幡不動の駅から見えるくらいのところ。
歩くと、参道をちょっと入って、路地を入らないといけないけど、
ぜひぜひ試してみたい店です。

2008年6月17日火曜日

このラスクはすごい!

会社の同僚からのいただきもので出会ったラスク。
これはすごい!
バターのたっぷりしみこんでいる。でも、そんなにしつこくない。
京王百貨店新宿の中地階で通りかかると、常に長蛇の列。ほんとにいつも列。

いちばん小さい包み(8枚入り)は700円しないので、とてもお手ごろだし。

取り寄せもできるようなので、
遠くの方もぜひお試しください。

http://www.gateaufesta-harada.com/app/home.html

2008年6月13日金曜日

白石一郎 『投げ銛千吉廻船帖』 文春文庫


けっこう前から気になっていた作家の1人。

きっかけは、本屋で「司馬遼太郎」の隣に並べられているから。安直。


とても気楽に、自然に書いている感じで、

まったく片意地張らずに読める時代物語。

本当にすら~と読めるので、

司馬さんより、山本一力さんより前に、白石さんの方が、

入りやすいかなと勝手に考えながら読んでた。


TVの時代劇では、勧善懲悪過ぎて物足りないけど、

こういう時代物は本当に痛快で、楽しめます。

おすすめ!

2008年6月4日水曜日

渡辺房男『円を創った男 小説 大隈重信』文芸春秋

http://hiwa1118.exblog.jp/6194270/

この武雄市長のブログを見て、読みたい!と思いながら、ずっと見つからなかった。
本屋にも売ってない。
若干灯台下暗し、八王子図書館で見つかった。えらい!


今、自然に、フツーに、あれこれ考えず使っている円という通貨。
これとて、明治になって、様々な生みの苦しみを経たものなんだと気づかされる。


生まれたばかりの明治政府が抱えていた問題は、武力制圧が難航しているだけではなかった。
財政面で簡単に破綻してしまう危険が大きかった。
「英国公使パークスの紹介状は威力を発揮した。即座に融資を引き受けた英国東洋銀行から、重信たちは念願の5万ドルの金を手にすることになった。その利息は、年1割5分という法外なものだったが、それを呑むしかなかった。」(p.76)

年利15%。。。。消費者金融かぁ!
アジアの他の国のような、植民地支配は間逃れたものの、
列強諸国からの扱いはこんなものだった。


ついでに、渡辺さんの本「命に値段つけます」も図書館にあったので、借りてきた。
こういう物語がかけるのって、かっこいい!

2008年5月29日木曜日

山田真哉 『女子大生会計士の事件簿』

"一日一冊"を密かな目標にしているところで、今日だけで1冊読み終えることができ、

達成の日となった。

ま~200頁ないし、なんといっても読みやすい!

おまけに、ちょっと頭を使える。

『竿だけ屋はなぜつぶれないか』だったっけ?

あれもおもしろかったけど、発想がやわらかいんだろうな。

2008年5月28日水曜日

音楽の力

シェークスピア『ヴェニスの商人』から。初シェークスピア!

「ジェシカ  あたし、音楽を聴いて、楽しくなったこと一度もない
 
ロレンゾー  あまり心を使いすぎるからさ。…気ちがいのように駆け回[る獣のようなものたちも]、

なんでもいい、音楽らしいものが耳にはいってこようものなら、まるで申し合わせでもしたように、

急に動かなくなり、その目なざしからは荒々しさが消え、柔和なかげがのぞく。

音楽の妙なる力がそこに働いているのだ。…」

働いているのだぁ!

2008年5月27日火曜日

i-podの使い方

「曲」というところを選ぶと、importされている全曲をアルファベット・あいうえお順に勝手にソートしてくれて、曲が流れてくる。
(日本語はきっちりとはソートされないけど)
これで聞くと、なんかラジオにリクエストしてるような気分になって、
好きな曲ばかりポンポン出てくる感じです。
まだやったことない方は、ぜひお試しください。

2008年5月20日火曜日

山本一力 『深川黄表紙掛取り帖』


山本一力さん、最高!!!

元気になる歴史物語。


主人公 蔵秀(ぞうしゅう)たちは、今でいうと"広告代理業"みたいなことをやって、

ひとの商売を手伝う。または、気に入らないのには一泡ふかせる。


いちばんの大仕事は、今でいうM&Aをしている油屋(IT産業みたいな先端を行くイメージでは
ないけど)の、"敵対的買収"ととっちめる企て。

個人的には、M&Aが全て悪いわけでもないし、ひとつの商売の方法だろうと思っているが、

日本人の気持ちや社会の雰囲気として、"悪"とするものがあるんだろうな。

2008年5月17日土曜日

こういう人がいてこそ

マザーテレサ・シンドラー・杉原千畝 、そして、このイレーナ・センドラー
たまに現れるすごい人たち。
特に他の人のために働いた人たち。
こういう人がいてこそ、
「人間は、いちばんひどいこともするけど、いちばんすばらしいこともできる」と思う。

ユダヤ人の子供2500人を救った女性死去

2008年5月15日木曜日

藤沢周平 『漆の実のみのる国』



この物語、漆の実がみのらないで終わってしまう。

著者が病気で未完成のままだったようだ。

どうりで、下巻を残りを見ながら読み進むと、

「このままじゃ改革の成功を見れないで終わりそう」という不安がどんどん強くなっていく。

案の定、あのJFK(阪神のじゃなく)もお手本にしたという改革は尻切れで。。。


でも、決して順調なものでなく、

むしろ人災・天災にこれでもか!!というくらい見舞われた中での取り組みだったようで、

100年ほども借金漬けになった国(藩)を背負おうと、そして立ち直らせようとした、

その気概だけでも、上杉鷹山と彼と共に推し進めた人たちはすごい、と思わせられる。

2008年5月11日日曜日

こんな影響力って!?

「[聖霊の影響力は]知的活動をつかさどるあらゆる器官の回転を速め、さらには人間の本性である熱情と愛を増し、拡大させ、またより純粋なものとし、知恵の賜物によって律法にかなった用い方ができるようにそれらを変えていくのである。聖霊の[影響力]は、わたしたちの本性である同情や喜び・審美眼・思いやりの心、そして愛情に霊感を与え、それらを成長・発展・成熟へと導く。さらには高徳・親切・善良なる心・優しさ・思いやりの心・愛を呼び覚ます。また姿形に至るまで人を美しくし、健康・活力・生気・明るさを与える。また聖霊の[影響力]は、心身を活気づけ、勇気をもたらしてくれるものである。要するに聖霊の[影響力]は、昔も今も変わらず、骨に髄を、心に喜びを、目に光を、耳に音楽を、そしてすべての人々に命を与えてくれるものなのである。」パーレー P. プラット『神学の鍵』

って、ほとんど真っ赤か。いや、こりゃすごい。
まだ、1万分の1もモノにできてない。

2008年5月3日土曜日

読み終わった。。。

『竜馬がいく』全8巻、おつかれさまでした。
いやーおもしろかった。
これは読まないといけない。
というか、なぜ今まで読まなかったのか、というところ。

竜馬はもちろんだが、彼の周りに現れる人、彼の周りに集まる人、
勝海舟・中岡慎太郎・西郷隆盛・大久保一翁・陸奥宗光・桂小五郎・もなどなど
幕末という変動期を生き抜き、築いていった人たち。
もう一度読みたい、というか、この革命をもっとよく理解したい。

大政奉還を成し遂げ、その夜次の政体を構想した翌朝、
起きると草雲雀(くさひばり)が鳴くのを聞いた。
乳母の言葉を思い出した。
「草雲雀は小柄ながらも、夜を明かさせるのございますよ、坊ちゃん」
自分を重ね、そして夜が明けたのを見た後は、世の表からは姿を消そうとしていた。
こんな革命家が現れるなんて奇跡だよね。

2008年5月2日金曜日

楽スポ 野村語録

http://news.www.infoseek.co.jp/topics/sports/n_goroku__20080501_9/
infoseekを開くと、やけに最近目に付くこれ。
いい企画だと思います。
ヘタなニュース記事読むより、臨場感というか、
試合の中で何が起きているかがわかる。

でも、ほとんど常に"ぼやき"という形で!

奥さんのイメージが・・・・・だけど、
野村監督ってほんとに野球を知っていて、情熱もあるんだなと、
全くのズブの素人だけど思います。

2008年5月1日木曜日

大政奉還

学校の歴史の時間に出てきたけど、
徳川家が将軍の職を朝廷に返した、という無味乾燥な印象しか残ってない。

実は、この策、倒幕側と佐幕側の両方を立てて、さらに、外威から日本を救う妙案だった。
発案: 勝海舟・大久保一翁・・・・・両方とも幕臣
斡旋: 竜馬・中岡慎太郎・・・・・両方とも土佐くにぬけ者、言い換えると重大政治犯

政治って、何(誰)のためかはっきりさせて、そのための大局を見て、
こういう妙手を打つことなんだろう。
小手先の入出金に振り回されていてもねぇ。。。

2008年4月28日月曜日

バイオガソリン

以前にpeak oilのことを書いたけど、
この頃の原油高を見ると、もう現実になる日がそこまで来ているような。

で、じゃあ人間はどうするか?というところで、
この記事です。
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080428AT1D2601027042008.html

で、石油ガスとやらは何?石油とはちがうの??
と思ったら、さすがwikipedia!
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B6%B2%E5%8C%96%E7%9F%B3%E6%B2%B9%E3%82%AC%E3%82%B9
プロパンガスのことでした。

宮尾登美子『天障院篤姫』

どうも気分的に幕末・維新らしいです。

やっと読み終わった。宮尾さんと、ファンの方には申し訳ありませんが、
文章的にぜんぜん進まなかった。なぜだ???
内容はおもしろかったんだが。

『竜馬が行く』を7巻から再開した。
司馬さんのすごいところを改めて見つけた。
ある人物の名前をそのままタイトルにするような本って、
その人のことを書いて、それで完結、ということが多い。
当たり前といえば当たり前。

でも、竜馬が行くもそうだけど、
それにまつわる、絡んでくる人の背景やらを盛り込んで、盛り込んで、
でも主な人物を追っていく。それでも前に進む。
しかも意外とさらっとしていて、読みやすい。

聞いた話では、司馬さんの目を通す資料の数って、
相当なものだったらしいです。

2008年4月21日月曜日

子育てクラス修了

といえるかわからないけど、
とりあえず半年ちょっとの月1回クラスが終了。

最後に学んだこと。
「当然の結果」と「論理的な結果」
「当然の結果」は"だから言ったでしょ!?"であり、
「論理的な結果」は"できたね!"という、
ほぼ普通に使っている子どもに対する評価を、
もっと意識して使っていこう、いい結果を導き出そうというもの。

さっそくうちでは1つのルールを決めた。
「食事中、ごちそうさままでは席を立たない」
もしまだ食べたいのに、立ち上がってしまったら、もう食べれない。

夕食前よーく言い聞かせた。
しばらく食べたところで、案の定いつも通り立ち上がってしまった我が子。
「立ち上がったね」と指摘したら、大泣きを始めた。
落ち着かせて、もう一度言い聞かせたら、納得したようだった。

もともとあまり食べない頃だったら、飢えていただろうから。
こんなルールできなかった。
座るべき時は座ることを覚えてもらおう。

もちろん親もしっかり守らないとね。

2008年4月10日木曜日

いまさらながら、智と情について

このブログの冒頭の言葉"智と情に告げんとす"。
これは聖書・モルモン書と並ぶ『教義と聖約』という基本聖典の、
1995年以前の日本語訳のくだり。
ちなみに現在の訳では「わたしはあなたの思いとあなたの心に告げよう」
そして原文では"I will tell you in your mind and in your heart"。

つまり、ひとつのことを知性(頭)と感性(心)で理解する、
またはできる、ということ。
これってとても理想的で、望むべきことだと思う。

"頭でわかっちゃいるけど、気持ちが入らない。"
"気持ちはわかるけど、どうも理解できない。"
などは、日常よくあることだから。

今相当浸っている竜馬の世界で、
彼が特にこの"智と情"のバランスを取って成し遂げた、
いちばんの大仕事が薩長同盟だった。
司馬さん自身もここを書きたくて、原稿用紙3千枚も費やしていると言っている。

2008年4月9日水曜日

日本人というIDENTITY

『竜馬がいく』が佳境に。
挫折しながらも薩長同盟に向かっているところ。


「日本人」という言葉、考えはそうそうなかった。
幕末の時点でも。
江戸時代では、武士にとって藩がIDENTITYであり、そこを超えない。
西郷も桂も同じように。
竜馬の場合も、欧米列強からの圧力・侵略で、日本も清のようになるという脅威から出てきているものかもしれないが、でも彼の場合、現実主義で実利主義でわかりやすい。


利益を得る目的が、自分ところの独立の為。
収入を得ることは、自立した生活をする為。
さらに波及させて、周りを支え潤す為。
こんな風に動けたらいいな。


[主イエス キリスト]の愛が感じられるかどうかは,わたしたちの望みだけでなく行いにもかかっています。 わたしたちは,どのような行いをすべきか知っています。・・・・・進んで自己を見つめ, 「弱さを強さに変え」てくださるという主の約束を信じるのです。 キャサリーン H. ヒューズ

2008年4月8日火曜日

桑田佳祐 『rock and roll hero』

友人に教えてもらって、
八王子図書館で検索したら、ありました。えらい!

いいアルバムだね。
特に。。。「どん底のブルース」。
そんなに落ち込んでいるの??
いや、それほどでもないけど、這い上がろうと思って。
じゃぁ、やっぱり落ち込んでいるの???
いや、常に迷っている部分もあり。。。。。

2008年4月4日金曜日

聞き逃していたアカペラの1曲

サザン『世に万葉の花が咲くなり』は
確か小林武史プロデュースの1枚。
その中の「IF I EVER HEAR YOUR KNOCKING ON MY DOOR」。
いい響きです。

まえに浜省のアカペラの曲のことを書いたけど、
やっぱり人の声って力あるな。

例えサザンとはいえ、80年代的な雰囲気の曲って、
ほとんどアレルギー反応なので、
今まで聞き流していたんだな、たぶん。

2008年4月1日火曜日

目的と手段

『竜馬がゆく』5巻。
長州が圧迫に耐えかねて暴発しようとしている。

高杉晋作に関する記述。
「この男はつねに、きらめきを発するような行動をする。
脱藩、亡命というのは武士として主家に対する最大の罪のひとつだが、『目的は手段を浄化する』との長州的気分のなかでの高杉にとって、なんでもない。」

目的と手段は現実的で論理的でないといけない。
通常の、大半の場合は。
でも、人間のやることの中で、その枠に入らないこともあるけど。


長州藩の「攘夷」の姿勢を支持(同情)しながらも、
まだ時ではないとして、とどまって欲しいと願う竜馬。
BANK BANDの『はるまついぶき』の一説と重なった。

「鬼が笑う」なら それもいい
いつか僕らも一緒に笑えばいい
あきれるくらい未来の話をしよう

2008年3月30日日曜日

容堂と石原知事

最近は『竜馬がゆく』読書感想文になってきているな。。。

3巻256頁、土佐の殿様 山内容堂に関するくだり
「幕末、その豪毅な性格が、軽輩武士の跳梁(はねかえり)をゆるさなかった。かつその詩精神が、衰弱しつつある徳川幕府への感傷をよび、必要以上の愛情をもたせるにいたった。」

容堂の立場は水戸学の影響から勤皇でありながら、幕府への恩と現体制を捨てない佐幕。
ついでに、相当な自信家で、自分を英雄だと信じ、誰よりも上に立とうとする。

ちょっと今東京都の大問題、新銀行東京のことが思い浮かんだ。
100億円の都予算からの追加融資が先週決定したものの、
そこに至るまで、その間に明らかになってきたものはかなりマユツバものだった。

「17日、多額の累積損失を抱え経営難に陥っている 新銀行東京の預金残高のうち5割以上が、 年利1.5%以上という高金利で集めた定期預金であることが 明らかになりました。  
また、システム投資の失敗が相次いでいたことや、 設立構想時に専門家の指摘に石原都知事が 耳を貸さなかったことが明らかになっています。」
(メルマガ『大前研一ニュースの視点』より)

今の日本では、いろんな面で価値観がわかりにくくなって、
はっきりと方向性を示し、ぐいぐい引っ張って行ってくれる指導者が必要。
石原氏がそれに近いかなと思いつつも、
彼が全てを独りでできるはずもなく、その取り巻きと共に、
よい方向へ導いてくれることを願う。

2008年3月27日木曜日

目的の道中で死ぬ

竜馬が言ったと、司馬氏が伝える言葉
「いったん志を抱けば、この志にむかって事が進捗するような手段のみをとり、いやしくも弱気を発してはいけない。たとえその目的が成就できなくても、その目的への道中で死ぬべきだ。生死は自然現象だからこれを計算に入れてはいけない」

"だれでもよかった"殺人なるものが起こっている。
かなり飛躍のようだが、もし殺人が「目的」なら、
世界中で起こっている戦争・内紛にでも行ってみたらどうだろう。
これだけ情報も交通手段もあるんだから、きっと道があるはず。

ただし、本来、戦争は人殺し・皆殺しが目的ではなく、
政治の目的を達するいち手段だし、
自分の命も危険にさらさないといけない。

2008年3月25日火曜日

『竜馬がいく』

読むのが止まらなくなってきた。今3巻。
階級社会の厳しい藩では竜馬には狭すぎて、
でも日本全体と流れを見ながらの脱藩。
岩崎弥太郎の見方・絡みもおもしろい!

2008年3月24日月曜日

東京オリンピック

オリンピックといえば、やっぱり東京オリンピック。
東京に住み(八王子ですが、いちおう)、東京に住んでいるお客さんと日常的に接しているからだと思うが、ちょっとした昔話になると、必ず出てくる昭和36年のオリンピック。

●ある人は、カメラマンとして参加したそうで、その時に使ったワッペン付きのブレザーを見せてくれた。
 ま~きれいに取ってあること。

●上司は白金の出で、小学校の教室から、東京タワーが組みあがっていくところを眺めていた。
 実際に東京タワーの近くを通ってみると、高度成長期の象徴として、
 やっぱり強烈な印象を今でも与えているなと感じずにはいられない。
 どうしたって見上げてしまうし、それだけでお登りさんになるような。

2度目のオリンピックの誘致はどうなることやら。
他の事で都議会が混乱しているから、きっと少なからず影響があるだろう。
1度目がそうだったように、経済にとっては、良いきつけにはなるかな。

#Olynpic #オリンピック

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2008年3月23日日曜日

台湾の政権交代

日曜の朝だけど、どうしてもこれを書きたくて。。。
昨日このニュースを聞いて、さすがと思った。
政策の中身は大して知らないし、どうこういうつもりもない。
(中国との関係については見守りたいが。)

再び国民党への"見事なまでに"すんなりとした政権交代。
国民党 李登輝から民進党 陳偏水への交代の時と同様。

「今回の結果は個人の勝利ではなく、国民党一党の勝利でもなく、台湾のすべての人々の勝利です」(国民党 馬英九 候補) 
また、馬英九氏は、選挙戦で主張してきた中国大陸との交流を強化する政策が間違っていなかったとして、中国との関係改善に乗り出す方針を強調しました。 
一方、チベット問題を追い風にできなかった民進党の謝長廷氏は、敗戦の弁を次のように語りました。 「これは私個人の挫折であり、台湾の後退ではありません」(民進党 謝長廷氏)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3810710.html

政治なんて多くの場合が善悪の問題ではなく、
どちらがより現状に合うかの判断なんだから、
いはゆる政権交代なんて普通に起こっていいこと。

どこかの国では、「うちがずっと与党だった」と胡坐をかいている側と、
万年野党で卑屈になっているその他大勢の構図が、
ほとんど60年くらい続いている。
これじゃ権力とお金の既得権益でガチガチになって、何も進まないのも仕方ないかも。

古い船には新しい水夫が乗り込んでいくだろう
古い船を今動かせるのは古い水夫じゃないだろう
なぜなら古い船も新しい船のように新しい海へ出る
古い水夫は知っているのサ新しい海のコワさを
(吉田拓郎『イメージの歌』)

さて、民の声[引用者註:世論]が正しいことに反する事柄を望むのはまれであるが、
民の少数が正しくないことを求めるのは度々あることである。
(『モルモン書』p.277 モーサヤ書29:26)

2008年3月21日金曜日

ぼよよん行進曲

子どもが夢中になっている○HK○かあさんといっしょ。
最近はまるごと1曲覚えようとする勢い。相当カタコトの日本語だけど。
そんな中で見つけた曲「ぼよよん行進曲」。
80年代・90年代の"メッセージソング"を思わせる、
とてもノウテンキ、いやとても前向きで元気になる。

どんな大変なことがおきたって
きみの足のその下には
とても丈夫な 「ばね」が付いているんだぜ

とくる。サビより前の振り付けはほとんど行進だけ。
サビの振り付け好きです。ぼよよ~ん!と。

で、ちょっと驚いたのは、作詞のところにあった名前。
「中西圭三」???
あの人こんな曲書いていたのかぁ。

you tube⇒ http://www.youtube.com/watch?v=V479JhpRkbc

2008年3月19日水曜日

日本と中国の政治情勢を見て

不義な法令を制定する者と、自分の定めた圧制の法を書き記す者は災いである。
彼らは乏しい者を公平から遠ざけ、わたしの民の中の貧しい者から権利を奪い、やもめを食い物にし、父のいない子供から略奪する。
・・・・・自分の栄光をとこに残そうとするのか。
わたしがいなかったら、彼らは囚われた者の中にかがみ、殺された者の中に伏し倒れる。それでも主の怒りはやまず、主の手は伸ばされたままである。(モルモン書 ニーファイ第2書20:1-4)



因みに旧約聖書では⇒
わざわいなるかな、不義の判決を下す者、暴虐の宣告を書きしるす者。
彼らは乏しい者の訴えを引き受けず、わが民のうちの貧しい者の権利をはぎ、寡婦の資産を奪い、みなしごのものをかすめる。
・・・・・どこにあなたがたの富を残そうとするのか。
ただ捕われた者の中にかがみ、殺された者の中に伏し倒れるのみだ。それでも主の怒りはやまず、なおも、そのみ手を伸ばされる。 (イザヤ書10章1-4節)


日銀総裁選出のことも、チベット鎮圧(弾圧)のことも、
政治が何の利益ため、誰の幸せのためにあるのか、という根本的な問題だろう。
為政者が、自分や党の利益・権力だけを考えていれば、
力でねじ伏せようが、法律を変えようが、選挙を行おうが、現状の繰り返ししか起きない。

チベット関連⇒http://sankei.jp.msn.com/world/china/080317/chn0803171122007-n1.htm

2008年3月17日月曜日

ソフトボール

知り合いに誘われて、元々行く気がほとんどなかったのに、
土曜日ソフトボールに行ってきた。

歩く以外の運動を普段やってないし、
学生の時の貯金などもないものだから、
最初はとってもしんどかったけど、

試合(と言えるか?)も接戦になり、
かなり走り回って、相当いい運動になった。
タダでさえ、ボールがでかいものだから、
右肩はまだヒーヒーいってます。

2008年3月15日土曜日

"ベストセラー"ついでに。。。

というわけではないですが、
『ビルマの竪琴』竹山道雄 を古本屋で見つけたので。

「この隊はビルマにいたあいだ、いつも歌の練習をしていたのです。隊長が音楽学校を出たばかりの若い音楽家で、兵隊たちに熱心に合唱をおしえたのです。それで、この隊は歌のおかげで苦しいときにも元気がでるし、退屈なときにはまぎれるし、いつも友達同士の仲もよく、隊としての規律もたっていました。」(5頁)

戦争は人間にとって極限状態。
そんな時に、こういう働きをする音楽ってすごい。

2008年3月13日木曜日

田村 裕 『ホームレス中学生』

はっきり言って、“話題作“やベストセラーを自分で買って読む人ではない。
会社の先輩が貸してくれたので、せっかくだから読んでみた。

文章は…置いておいて。
特にまとまった文章の出だしって難しいよね。

「自分が見られて、お母さんが褒められるような人になりたい」
というところは印象に残った。
紛れも無いマザコンだけど、いい息子だな~。

ちょっと逆だけど、こんな言葉がある。
「あなたがたの顔に[天の父である]神の面影を受けているか。」(『モルモン書』アルマ書5章14節)

子を見て親を思い、親を見て子を思う。。。
人はつながっているし、もっとつなげていけたらいいね。 

2008年3月12日水曜日

冒険モノの映画

技術が進歩して、人の頭の中と活字でしか存在しなかったものが、
いはゆるファンタジー系の物語を映像にできるようになっている。
たまに、ちょっとやりすぎだろ~というのもあるけど。


今まででいちばんよかったのは、
『ロード オブ ザ リング』かな。
映像としても、物語としても。

『ライラの冒険』もそんな感じだったらいいなと願っています。
←詳しくは広告欄へ

2008年3月10日月曜日

模様替え

この週末は、部屋の模様替え。
子どもの手伝い(たまに単なる邪魔)を乗り越え、
土曜の1日で完了した。思ったより速かったな。

メインは、子どものために、完全に1部屋空けたこと。
まだこれからの課題だけど、
できるだけ近いうちに、独りで寝れるようになってほしいな、
自立してほしいなと思いつつ。

これから捨てないといけないものもあるけど、
結果的に、押入れなんかも片付いて、
モノが少なくなった。すごくうれしい。
家の中に何もない空間ないとダメな人なので。。。

なんとなくのブログパーツ

ブログならではの遊びもいいかなと。
クリックしたら、その分チョコレートが降ってくるらしいです。
この、あまりにも自分勝手で、殺風景なブログにもブログデコでおもしろさを。。。
というところでホワイトディのブログパーツです。
よかったら、下のバナーをクリックしてみてください。

チョコレートはもともと好きで。
でも、学生の頃は1日複数枚の板チョコだったり、
他のものでも、ヨーカン1本食いだったりしていたけど、
最近はめっきり甘いものがなくても、さみしくなくなったなと。

中学くらいの時、10個弱チョコをもらって、
独りで食べていたのが、何かで家族にばれてヒンシュクを買ったな。。。
その時のホワイトディは、確かちゃんと返したな。たぶん。

ホワイトチョコレートブログパーツ
ホワイトチョコレートブログパーツ

2008年3月6日木曜日

多摩蘭坂

国立から府中へのバスに乗っていたら、
妙なバス停の名前を電光掲示板に見た。
そして、車内放送「次はタマランザカ・・・」
確かに、ちょっときつめの坂を登っていく。

帰ってきて、調べたら。思いがけず忌野さん絡みだった。
RCの曲にあるらしく、たまに粋な京王がそのままバス停にしてるらしい。

聞いたことないので、何とも言えないが、
どうせなら、その付近だけBGMで『多摩蘭坂』を流したらどうか?

参考⇒http://homepage3.nifty.com/giga/rc/extra.html

2008年3月4日火曜日

捕鯨

瓶を投げるシーシェパードのメンバー
3月3日21時54分配信
時事通信
日本の捕鯨調査船「日新丸」に刺激臭のある液体の入った瓶を投げ付ける捕鯨に反対する米環境保護団体シーシェパードのメンバー。これにより、乗組員と海上保安官計3人が軽症を負った(南極海)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080303-00000027-jijp-soci.view-000

ちょうど最近読んだ、司馬遼太郎『竜馬がゆく(1)』文春文庫のくだりに、
 「ペリーの艦隊が浦賀にきた真相は、ずっとのちになって竜馬はイギリス人グラバーからきいたものだが、もとはといえば鯨がめあてだったらしい。
 そのころまでの英米の捕鯨船団は大西洋を漁場にしていたが、濫獲しすぎたためしだいに漁獲高がへってきた。
 ために、かれらは新漁場をもとめて冒険的な航海をしたが、やがて、太平洋、とくにその北部に鯨がおびただしく群棲していることを知った。
 ところが、港がない。」(p.123)。。。。。

 ここから鎖国していた日本に開国を迫る、という流れになる。
 
 人同士のやったことを人が判断する場合、善悪・是非を決めることはとても難しい。
 司馬さんの、または竜馬が聞いたことが真実だとしたら、欧米諸国にも日本にも乱獲をした過去は双方にあっただろし。
 鯨や自然の生態系保護を目的に、反対するための団体を組んで、ケガを負わせるような抗議をするのは、果たして完全な正義か?とも考えざるを得ない。

 少なくとも言えることは、人間なんだから理性で物事を判断したい、ということ。

2008年3月3日月曜日

藤沢周平 『義民が駆ける』 中公文庫

荘内藩の農民が、殿様の領地替えに反対運動を起こした物語。

“義民“ですごいねぇ!という話では、全くない。
勧善懲悪のいはゆる時代劇ではない。
改革・革命が成功するには、時を得た動きは勿論、
それにまして、首脳になっていた武士・農民のような冷静さが不可欠だなと。
(あと利害・目的の明確さも)

藤沢さんを尊敬する人に挙げる人が、
周りに結構いて、
とても視点が低いところから、人の内側から描いてるなと思ったので、
これからバシバシ読もうと。。。
次は上杉鷹山のことを描いた『漆の実のみのる国』だな。
こんなサイトがあるらしい⇒ http://www.e-yamagata.com/unasaka/index.htm

2008年2月27日水曜日

BANK BAND 『沿志奏逢2』

先週の金曜以来、1日1.6回くらいのペースで聞き込んできた。
(それほどのレベルじゃないか?)

歌い手桜井さんのスタンスはそれほど変わってないけど、
作り手小林さんの最近の方向性としては、
"軽さをどこまで突き詰めるか"
みたいなところかなと感じている。
salyuを始めて聞いた時も「軽っ」と思った。
でも中身は磨いて詰め込んでいる。
よーく聞くと、いろんなことしようとしてんだなと気づく。

2008年2月25日月曜日

『天使はこの森でバスを降りた』



今でもふと思い出すのがこの映画。

アメリカ映画としては、正直ジミなたぐいだろうが、

人間てこんなものだろうと、

悲観的でなく、現実を見せてくれるという意味で、

教えてくれる映画と思う。



学生の時分に教えてもらって、

最初に見たときは意味がわからず、

ただ静かながら強烈な印象だけが残っていた。

確か結婚してから、奥さんと見て、

やっと物語がわかって、感動できたような。。。



元の題名は"spirit fire grill"だったと記憶している。

主な場面になる田舎のカフェ?食堂?の名前だけど、

"spirit fire"は戦闘機の愛称だったな、確か。

結構社会性も盛り込まれていると思うので、

まだ何度も見ないと。。。という作品です。



個人的には、"green mile"と似た感じの作品だなと。

他人や、何より自分の過ちに対する赦しという共通のテーマ。

テーマがでかいので、掴んで消化するのが大変で。。。

2008年2月23日土曜日

人のつながり connection with people

こんな糸が なんになるの
心許なくて ふるえてた風の中
縦の糸はあなた 横の糸は私
織りなす布は いつか誰かの
傷をかばうかもしれない

縦の糸はあなた 横の糸は私
逢うべき糸に 出逢えることを
人は 仕合わせと呼びます
『糸』 written by 中島みゆき, played by BANK BAND

今日の帰り、聞いていて、
この部分がとても響いた。

人とのつながりでしか生きていけないと度々感じる。
たまにうっとうしく思うこともあり、
どうでもいいと投げ出したくなることもある。
でも、やっぱり、月並みだけど、人間独りじゃ生きていけない。
https://www.amazon.co.jp/%E6%B2%BF%E5%BF%97%E5%A5%8F%E9%80%A22-Bank-Band/dp/B000YH5WFM/ref=sr_1_1?s=music&ie=UTF8&qid=1491692694&sr=1-1&keywords=bank+band

2008年2月21日木曜日

荒俣宏『帝都物語1』

  東京を愛し、東京を憎む、すべての人々に(扉書きより)

それこそ小学生くらいの頃から気になっていた。
気になっていたというのは、
怖そうな話だな~と。オカルトだめなんで。

でも最近、続編が本屋に並んでいたなと思って、
古本屋で見つけて、読んでみた。

占いやら風水やらはぜーんぜん興味ないけど、
渋沢栄一・幸田露伴などなど興味深い実在の人物が出てくる。

何せ明治40年から昭和70数年まで100年くらいの構想の物語なので、
今は一気に読もうとは思わないけど。。。

2008年2月20日水曜日

久々のしもやけ

しもやけ人口はそれほど多くないでしょうが、なったことあります?

小さい頃は冬毎だったけど、大きくなってからはとんとご無沙汰でした。

ところが、今年になって、爪先の感覚がいつもと違って、なんか遠い記憶を呼び戻すと、しもやけだった。

でも、春を待たなくて大丈夫!治し方を知ってるので。

治し方というほどのものか?湯舟に入る前に、真水を入れた桶に、しもやけになった手や足を、できたら感覚がなくなるまで浸す。がまんできなくなったら、湯舟に飛び込む。または熱いシャワーをぶっかける。これだけ。縮んでた毛細血管が開きます。

それと、さっきくちなびの人から教えてもらった。ビタミンEを摂ったらいいらしい。へぇ~

さて、何から摂るかな。。。

2008年2月17日日曜日

知っていることよりも、どんな人になるか

文科省から指導要領の改正案が発表された。
総論と、他はつまみ読みをした程度だが、
国の教育論に接するたびに思い出す言葉がある。

世の教育機関は,わたしたちにある事柄について知りなさい と教えます。
それとは対照的に,イエス・キリストの福音は,わたしたちにある特質を 身に付けた者になりなさい とチャレンジするのです。
In contrast to the institutions of the world, which teach us to know something, the gospel of Jesus Christ challenges us to become something. (Dallin H. Oaks)

この国は、国民にどんな人になるように望んでいるのか?
大人は、子どもにどんな大人に成長して欲しいのか?
そこをもっとはっきりさせらないものかねぇ。

2008年2月15日金曜日

古今亭志ん朝

の「崇徳院」「御慶」のCDを(i-podで)聞いていて、
朝の通勤電車で、笑いをこらえていた。
いや、こらえられなかった。。。
おもしろすぎる。
いや~声張るねぇ~。

2008年2月11日月曜日

3連休の効用

平日の間、仕事に出る父親とこどもの関係は、
一緒に暮らしているという実感があるとは、とても言えないところがある。

いつも一緒にいる母親(主婦の場合)との密度の違いに因るのか、
とも思うが、朝早く出て、夜寝てから帰ってくる日が2日も続こうものなら、
どうもさみしいような。。。(単に親バカなのか??)


それで、たまに3連休があると、
1日目、2日目と徐々に関係が近くなり、
最終日には、とても信頼関係が出来て、
かなり話が通るような気がする。
遊びに外に出ても、心から楽しめる。

そんな楽しい日々は長く続くはずもなく、
普通の生活に戻れば、
すぐに子どもの父親に対する信頼残高は、
ほとんど0に近くなるまで引き出されるのだ。

父親は地道に働くのみ。

2008年2月10日日曜日

live paint or dead paint

アメリカ人の友達のお父さん。
ユタ州でthe artist of the yearに選ばれたらしい。
家のアトリエに一度お邪魔したり、
何枚か絵を見せてもらったりしたけど。
(その友達のinvitation cardの絵は、彼の描き下ろしだった。)

http://www.artistsofutah.org/15bytes/08feb/page1.html
最初の段落に書かれている
"This painting is really frustrating to me because I'm feeling like this paint's getting a little dead on me up here,"
のコメント、打ち抜かれた。やっぱり絵にしても、音にしても、自分削って、命を吹き込んでいかないとダメだよなって改めて。
このページの一番下の絵(砂漠の)、すごい透明感じゃない!?(砂漠なのに)

人間的にもとてもユーモア(皮肉っぽいジョーク)にあふれた人だった。
芸術肌だからしょうがないね。

寝違えと子どもの相手

わたしは寝違えやすい。
たぶん体質なんだろう。

ある日寝違えると、
そのまま何日かすれば治るのが普通だが、
場合によっては、寝るたびにどんどんひどくなっていく。

体質とは人それぞれ何かしらあるもので、
上手に、どちらかというとマイナスのものとも忍耐強く、
付き合っていくしかない。

。。。。。と自分のことだけならそれで済むのだけれど、
特に今は子どもとのことではそうもいかない。

遊ぶにしても、何はともあれ、
体勢を低くしないといけない。
とすると、首を前に倒す。
寝違えているとこの体勢がきつい。

子どもが生まれて以来、
いちばんひどい寝違え中だが、
「イテテテっ」と言いながら遊んでいます。
この辺も親バカか???

2008年2月8日金曜日

2月7日は「北方領土の日」

だったんだそうな。
新聞に載っていた広告には
「日本固有の領土である」云々とある。
この言い方は通常のもので、
そんなに取り立てる人もいないんだろうが。。。

でも、私はいつも違和感を感じる。
特に北方領土に関しては、それほど勉強したワケではないが、
国の領土なんて大昔から捕ったり捕られたりしたもので、
"固有"、つまり元々どこかの国のモノだったなんてことは、
全くといってないはず。

つまり、自然発生的にあるものでは決してなく、
人間が勝手に線を引っ張ろうとしているだけのもの。

だから、宣伝するとしたら、
「○○○○年に~によって領有した□□は、
わが国の領土であると主張します!」と
事実を述べてほしい。
まーキャッチコピーにはならんだろう。。。

2008年2月7日木曜日

くちなびの雰囲気

1年ちょっと○IXIとやっていたけど、
ひょんなことで、くちなびhttp://kuchinavi.com/
というSNS(と言っていいの?)も始めた。

で、驚いたのが、コメントなんかの雰囲気。
○IXIは、何となくOLのお姉さん的で、
個人的には「ここにいていいの?」っぽいところが否めない。
こっちは子どもの成長記を知り合いに見てもらえればいいな
と思っているので、それはそれで。

くちなびは、ひと言で言うと、家庭的。
合ってるかどうかわからないが、そう感じた。
コメントを載せるのも、もう少し気楽で。
ちょっと感動に近い驚きでした。

2008年2月5日火曜日

拾うことより捨てること

salyu「トビラ」より

この道の上では 何かを拾った
本当はもう少し 捨てなきゃならない


この情報過多の中で。。。
「いつか使うよ、きっと」と思いながら、
使ったことのない書類が積み重なるのを見て。。。

この曲のここを聞くと、
もっと思い切って捨てちゃっていいよな!?と思えたり、
必要か・大切かそうじゃないかの判断をもっと早くしよう!
と思いを新たにする。

自分の中で、目的や大切なことを整理してわかりやすくしておくこと。
他の人のためなら、できるだけわかりやすい形で外に出すこと。

"HERO" はだれか?

Mr. Children 「HERO」より

例えば誰か一人の命と
引き換えに世界を救えるとして
僕は誰かが名乗り出るのを待っているだけの男だ


もちろん、自分だって「誰かが名乗り出るのを待っているだけの男」だけど、
誰か名乗り出るのだろうか?
それとも、すでに誰か名乗り出たのか?


また、主は言われた。「わたしはだれを遣わそうか。」
すると、一人が・・・・答えた。「わたしがここにいます。
わたしをお遣わしください。」
(『高価な真珠』アブラハム書3章27節)

主は言われる、「・・・・・イスラエルの人々よ、恐れてはならない。
わたしはあなたを助ける。あなたをあがなう者はイスラエルの聖者である。
(旧約聖書 イザヤ書41章14節)

神はそのひとり子を賜わったほどに、この世を愛して下さった。
それは御子を信じる者がひとりも滅びないで、永遠の命を得るためである。
(新約聖書 ヨハネによる福音書3章16節)


この歌詞は、桜井さんがキリストの贖いのイメージで書いたかは定かでないが、
少なくともわたしにとって、キリストの贖いを強烈に、鮮明に思い浮かばせてくれる。

2008年2月4日月曜日

英語を聞き流すだけで。。。だそうです

スピードラーニングで英語もマスター!



この宣伝、今までも何度かニュースなんかのバーナーで見ていた。
自分で試したワケではないので、
今の時点では、「言いすぎだろう」と正直思っているが、
どうせ独習するなら、考え方としてはいいんではないか。

日本人の特徴として、
とかく言語を考えて覚えようとする。
というか、なんだか難しく考えて、結局何も話せませんでしたというオチ。

だったら、とりあえず聞いとくだけ、というのは
全く考えないで、話せる可能性は格段に高くなるのでは。

これは英語に限ったことではなく、
他の言語でもやってみたいと思っている。
音楽とかを普通に聞いておいたら、
アメリカはもちろん、ヨーロッパやアフリカ、南米その他、
行っても、バカにされることなく、コミュニケーションとれる!
夢見たいな話だ。

スピードラーニング

2008年1月31日木曜日

アラン グリーンスパン 私の履歴書(29) 「米国の行方」 nikkei2008.1.30より

現実を直視し、不人気でも長い目で見た経済政策を訴える政治家が姿を消しつつある。改革が必要な公的年金や高齢者医療制度の問題については、だれも正面から取り組もうとしていない。

→どこかの国と同じことが。。。技術的に、また経済的にある一定のレベルになった国が、かなり普遍的に直面し、そして乗り越えないといけない問題なんだろう。


かつては、共和・民主両党がいくら激しく対立していても、晩さん会ともなれば、党派を超えて人が集まり、意見を交換していた。・・・・・人と人のつきあいがあるから、意見もすりあわせられるし、合意も生まれる。 [そうでないと]何事も前に進まない。

→なんたら党・なんたら派の利益でなく、国をどの方向に導いていくかという議論をしないといけない。
 過去に対しての態度・未来へ向けての方向性、そして今すべきこと。
  でも結局は、人間のあり方、一人一人の人間のレベルに因るんだと思う。
 同じ文章の中で、グリーンスパン氏も、格差社会の問題解決は、初等・中等教育如何だと云ってい る。
  知るべきことを知ること、自分の拠るべきところをはっきりさせて、人付き合いを学ぶことが大事な
 んだろう。

2008年1月30日水曜日

さみしい人たち

ちょっとブックオフに立ち寄ったら、
カウンターのところで、
60才からみのおじさんと店員がカウンター越しに語り合っていた。

というよりむしろ、おじさんがほぼ一方的にまくしたてていた。
店員は無表情。でありながら、いつ終わるか、どうやって話を切ろうか、
という気持ちがありあり感じられた。


こういう場面をたまに見かける。

似たようなことが、自分の仕事の中でもある。
どちらかというと、高齢のお客さんのところで多い。
こちらの反応を気にするでもなく、
何を求めるでもなく、話し続けられる。

伴侶や家族、気のあった仲間に先に逝かれて、
もしくは、近所や人とのつながりに不満が積もって、
とても強がっている風にも見えるが、
とにかくにさみしそうにしか感じられない人たち。


仕事のロールプレイで、
無表情の人に向かって、とりあえず話しかけ続けるというのをやったことがある。
特に表情や反応を見ながら話を組み立てていく自分には、
とてもつらい練習だった。

でも、東京なんかの人口が密集しているところでは、
これに似たようなことが、ごく日常の中で起こっている。
例えば、満員電車。
こんなに体は接近しているのに、まったく関心もコミュニケーションもない。

田舎のように、
周りの人すべてと何らかの関係を持つというのは、
物理的に、というか気持ち的にムリだが、
せめて、相手の反応なんておかまいなしに、
たださみしさを紛らわすような接し方は、
どんな状況になろうとしないようにしよう。

2008年1月29日火曜日

今週の家庭の夕べ(Family Home Evening)

久しぶりに、月曜に家庭の夕べの時間が取れた。
「家庭の夕べ」とは、週に1回家族で時間を持ちましょう!
という教会の取り組み。

子どもの集中力のために、所要時間は約10分ちょっと。
賛美歌をみんなで歌う(2歳であうあぅぉとついてくる我が子)
→開会の祈り
→福音についての短い話
(今回は、日曜に亡くなったヒンクレー大管長が教えてくれたことを話し合った)
→手まね遊び
→おやつ(クッキーと苺)を食べる

毎週何をしようかと考え、話し合うのは
結構楽しく、毎週のことなので、若干緊張感がある。はは

cf.ヒンクレー大管長の訃報

2008年1月28日月曜日

自分の正しさか、結婚生活か?

例えば、洗濯物のたたみ方が気に入らない。。。

例えば、野菜の切り方をそうやってほしくない。。。

こんな日常の中で、
「自分の方が正しい!こうすべきなのに!」
と考えてしまう。

ここで置かれている選択肢としては、
①「自分が正しいんだから、相手が直すべき」と怒り続けるか。
②相手ではなく、自分で改善できるところを探るか。

どちらを選ぶかは、自由だ~!!

でも、結果は選べない。
①を選べば、ひょっとしたら相手が誤りに気づいて、
自分の正しさを認めてくれるかもしれないが。。。
経験上、多くの場合そうはいかない。雰囲気は悪くなる一方。
時として、それが小さな原因となり、積もり積もって我慢できないところまで行くこともある。

②は、目の前にある事実とは違うかもしれない。
でも、お互いの、または家庭の雰囲気はよくなるかもしれない。
気分は軽くなり、成長し、結婚生活・夫婦関係はよりよいものになる。

夫婦や家族、その他の人間同士で、
多くの場合の選択肢は、
"自分の正しさを取るか?人間関係を取るか?"
なんだろう。

参考:
http://www.ldschurch.jp/Members_Liahona.php
→2008年1月号をクリック→PDFファイルのp37

2008年1月27日日曜日

aretha franklin "amazing grace"

日曜だからというワケではないが、
礼拝行事をそのまま録音したものらしい。

円生さんと一緒に借りてきたのが、このアルバム。
ただ表紙はなくなっていたので、調べて初めて見ました。
公共のものなので、表紙がないのは当たり前!
最初からなかったのかは知りませんが。

黒人のみなさんの礼拝って、
笑ったり、叫んだり、本当に活動的だ。
うちの教会も負けずに、
和やかに笑いをとるユーモアは普通だけど、
叫んで、走り回っているのはうちの子くらい???
頼むから、辛抱強くなってくれ~。

アイリーンとかいう人のamazing graceが日本では有名だけど
(ドラマで使っていた)、
こっちの方が気持ち(信仰・信じていること)が前面に出ていていいな。

2008年1月25日金曜日

落語

なにやら最近ムショーに落語が聞きたくなって。
唐突なようで、でも日本語のしゃべりってどんなだっけ?
何か大切なことのような気がして。

100円ショップで見かけたことあるなと思って、
探しても見つからなかったけど、
府中の時もそうだったけど、八王子市の図書館てえらいよね!
たくさん揃えてくれてました。

早速借りてきたのが、三遊亭円生さん。
「鰍沢」と「紫壇楼古木」が入っている。

きれいに「し」と「ひ」がひっくりかえっていて、
いい江戸弁です。

2008年1月24日木曜日

QUEEN最高!

音楽としては、すでに伝説となっているので、
改めて話題にするのも、どうかと思うんですが。。。

このバンドはすごいね。
何といっても、曲作りの幅が広すぎる。
ぜんぜん詳しくないので、
聞いた限りで、とてもクラシックの要素を感じる。
ダイナミクスのつけかたとか、響きの作り方とか。
飽きさせない、とにかく!

ボーカルの人の変な衣装しかイメージなかったけど、
音楽の中身・質はぜんぜん違った。


ぜんぜん話は違うが、
このアルバムにも入っている
「somebody to love」
をピアノ弾き語りでやってくれるちょっと知り合いの高校生がいる。
いや~すごいよ、こっちも。

わたしのように、よく知らない人にはwikipediaをどうぞ。

2008年1月22日火曜日

家庭は天国か?地獄か?

日曜に聞いた話。
今どき、殺人事件の3割が家庭で起こっているらしい。
しかも、毎日同じようなニュースを耳にする。

あるニュースキャスターが
「家庭は"密室"です。」と言っていたらしい。
あの事件ものの舞台となる"密室"か・・・・・。

今のところの結論。
「家庭は天国にも"密室(地獄)"にも成り得る」


結婚して、
いや、その前に2年間ボランティア活動をしていた時に、
ある時点から他の人と一緒に住む、
起きた時に顔をあわせる人がいるというのは、
大変なことだと思った。
その前後一部始終の醜態を晒さないといけないから。

かといって、独り暮らしは、気楽でいいけど、
経験上効率的でない、
というか、単純に言うと、さみしい。

聖書で、主がアダムに言っているように
「人がひとりでいるのは良くない。」(創世2:18)

じゃあ家庭・結婚生活をよくするにはどうするか?
答えは「よくするために努力する」。

欠点や気に障ることがあるのは当たり前、
という視点を最初から持っていることが大事と思う。
そこから、よくするために、お互いを理解するために、何かをし続ける。

そしたら、きっと「天国」になるだろう。
これは、まだ見ていない状況なので、信じているというレベルだが。。。

2008年1月21日月曜日

アカペラの名曲


とうとうこの話題で。
浜田省吾『その永遠の一秒に』(1992年)の中の、
「ベイ・ブリッジ・セレナーデ」。
バンドマンたちの完全アカペラ。
響きとしては、わかりやすいのかもしれないが、
とても心地いい。
やっぱり、この手の曲は一般ウケしないのかね??
1曲まるごとアカペラって魂えぐられるようなところがあるからね。
しかし、こんな曲、浜省好きの知り合いがいなかったら、
絶対出会わなかっただろう。まさに奇遇。
ちなみに検索してたら、MORAを使っている人って、
視聴してからダウンロードできるんだね。
さすがソニーというか。
I-podにもこの機能付かないかな。

2008年1月19日土曜日

マイ箸でエコ

ap bank fesのDVDを見たりして気になっていたマイ箸。
最近もう一度、奥さんから「持っていったら!?」と勧められ、
外回りで、ヘタすると毎日割り箸を消費しているなと思い。。。

じゃあ何を持ち歩くか??となった時に、
今までのイメージだと、
お弁当に持っていく箸と箸箱は、
キャラクターが付いていたり、とてもこどもっぽいのしかないか
と思っていたら。。。

すでに、うちには備わっていた。
さる北海道の知人が、以前におみやげで持ってきてくれたのが。
とてもセンスのよい人だったんで。
それと、彼はずっと大病を患っていて、
ついに2年前亡くなっている。

それが後押しというほどの大げさなものではないが、
動機付けをもらったので、
今週から持ち歩くことにした。


持ち運び用のため、
箸がちょっと短いのは否めないが、

以前から、割り箸(安物の)のささくれが気になって、
時には口やら手にチクチクしたこともあったので、
そのストレスからの開放が、いちばんうれしいこと。

やっぱり、わざわざ使わなくていいものは使わない
「もったいない」の精神を活かしているなと感じます。

2008年1月17日木曜日

モノの価値

家の価値についての記事

決してアメリカの価値感だけがよいとも、絶対とも思ってない。
今のサブプライムローンは、文字通りの原因なワケで。

ただ、施すべき対処や、価値を上げていこうという努力をしたら、
それを直接そのものの価値に反映しようとする考えは、
見習うべきだなと思う。

中古の区分所有(いわゆるマンション)を買ってしまっている自分としては、
「マンションの価値なんて、よほどの条件がない限り、
落ちていくだけだからね」とか、
「築30年の木造の家なんて、もう立て直すしか。。。」とかいう話はとてもかなしくなる。

モノの価値をなんだと思っているんだ!!

殊、建物に関しては、改修しやすい材質・構造・間取りに重点を置くような流れが、
日本でもできてくるといいな。
"もったいない"の日本だからこそ。

2008年1月16日水曜日

すべらない話


夫婦で『すべらない話』DVDを見ています。
新作で1泊2日なので、若干強行軍。

すべらんな~

年末だか年始だかTVで見て、
はまったらしいです。

全部実話ってのがすごいよね。

2008年1月15日火曜日

はなぢ

正月明けからの風邪は、鼻ばかり攻撃してきて、
この1週間というもの、鼻水と闘う日々。

ついでに、元々弱い鼻の中の粘膜まで相当やられてしまい、
鼻血とも闘う日々。

やっと収まってきて、ラクになってきた。

しかし、冬とその時期の事務所の乾燥のしかたは、
鼻の粘膜には酷である。

この人の多い東京の街中でも、
鼻血出して、立ち止まったり、
うずくまっている人は見かけないので、
ぜんぜん多くないし、
死ぬほどの大変な体質ではないので、
南大沢の耳鼻科のお医者さんに、
とてもいい止血方法を教えてもらったので
(これは今までどんな言い伝えなんかよりすごい!
特別でもないし、仰々しくもない)、
独り地道に闘います。

2008年1月14日月曜日

宗教と人のかかわり

ボランティア(無給)の宣教師をしていた時に、
おそらくいちばんたくさんあった反応は、
「宗教は戦争を起こすでしょ!?だからイヤなんだ。」

どんな宗教でも、純粋にやっている時
(戦争の神を祀っていたり、
最初から商売や権力の手段にしようとしている場合などを除く)
戦争はおろか、争いも起きないだろう。

ただ、自分の心や信仰の拠り所としているだけなのだから。

しかし、神(信じる対象)と人の関係よりも、
ちょっとでも人間同士のかかわりが重くなったり、
動きの中に人の考えが入ってくるようになると、
内部崩壊が起きたり、
外に害悪を振りまくようになる。

最初の話に戻ると、
"宗教がらみの戦争"とは、
宗教が人間によって動かされた結果出てきた、害悪の1つ。
つまり、権力や金のために人間が意図的に起こすものだろう。

そして、人間の考えややり方が入り込んだ時に、
単なる世間話の場や、人をマイナスに引きずりこむ、
本当に関わる価値のないものになる。

2008年1月12日土曜日

"生まれながらの人(natural man)"

子どものことを書こうと思ったら、
自分の方がまだまだ"生まれながらの人"だと思えてきた。

今週は特に長く感じて、イライラしやすかったなと。

   生まれながらの人は神の敵であり、・・・・・聖なる御霊の勧めに従い、
  主なるキリストの贖罪により、生まれながらの人を捨てて・・・・・子供の
  ように従順で、柔和で、謙遜で、忍耐強く、愛にあふれた者となり・・・・・
  主がその人に負わせられるのがふさわしいとされるすべてのことに
  喜んで従わないかぎり、とこしえにいつまでも神の敵となるであろう。
  (『モルモン書』 モーサヤ書3:19)

   生まれながらの人は、神の御霊の賜物を受け入れない。それは彼に
  は愚かなものだからである。(新約聖書 第1コリント2:14)

「神の敵」とは、結構衝撃的な言われ方だけど、
"生まれながらの"状態のまま、
そこを抜け出そうとしなかったら、
何も知らずに、感じ取らずに過ごしてたら、
家でも、職場でも、人と関わるときに、
よい雰囲気をつくれる人にはなれないということだと思う。

子どもが、まだなにやらよくわからなくて、
自分の思い通りにならないと気がすまないのを見て、
親の状態を写す鏡だなと、冷静に考えよう。

2008年1月9日水曜日

人間だけの属性

水曜だというのに、何だかやけに疲れ気味だと思ったら、
1週間休んでいたからね。戻していかないとね。

さて、ダニエル ブアスティン(Daniel J. Boorstin)という人の『大発見』シリーズを、
図書館で見つけて、読み始めてしまった。
タイトルから魅かれたのが、⑤だったので、そこから。

博学な人が、歴史や原則などをまとめてくれている本はとても貴重。
欠けるところはありながらも、大きな流れをざっくりつかめるので。

第14章 過去の扉を開く の項、扉書きの引用。
「人間の行動がはっきりした意図をもつのは、ひとり人類のみが、
自分たちの生まれる前の出来事を知り、
自分たちが死んだあとに起こることを予測でき、それが行動の指針となるからである。
こうして人間のみが、足もとだけでなく、はるか先まで照らしだす灯火によって進むべき
道を見出すのだ。」P. B. メダワー, J.S.メダワー 『ライフ サイエンス』(1977年)

2008年1月8日火曜日

なくなったと思ったら。。。

八王子駅ビルにあったチーズケーキファクトリー。
暮れにちょっとのぞいてみたら、
12月何日かで終わっていた。
奥さんとは、「単価が高いし、売れなかったんだね」と話していた。
チーズケーキ スティックが1個315円だったかな。

ところが、実は倒産していたらしい

八王子の人たちが買わなかったワケではなかった。よかった。はは

2008年1月7日月曜日

どうやってイチゴはクリスマスに出回るか?

イチゴの旬というと、イチゴ狩りなんかで盛り上がる3月あたりの春。

でも、特に日本は、ケーキの材料として、
かなりの需要が見込める、
もう1つの"旬"はクリスマス。

季節的に全然違うのに、
あれほど出回るのはどうしてかとかねがね疑問はあった。

教えてもらった話。
イチゴは花を咲かせて、実をならせるために、
必ず寒さを経験させないといけない。

だから、クリスマスに必要なものは、
夏の間に苗を高地の涼しい場所に持っていく。
そうすると、苗は「寒さ」を経験して、
クリスマス頃には実を収穫できるんだそうな。


のほほんとこの数年過ごしてきたところもあるので、
実をつけるために、
そろそろ「寒さ」を経験しないといけないかな??

2008年1月5日土曜日

Teachings of the Prophet Joseph Smith


実はこの本、手に入れたのは、かれこれ7年前。
当時独身だったうちの奥さんが、ユタに行くと聞いて、
買ってきて!と頼み込んで、見つけてきてくれた。
今までちょこちょこ参照程度に使ったり、
前から少しずつ読んでいたけど、
去年の目標で、読みきることにした。
結果は正月明け3日で読み終わり。
残念、達成ならず。
自分の信じていることは、
何はともあれ、このJoseph Smith Jr. なる人物が、
信頼に足る人だったか?
それより、真実だったか?にかかっている。
なので、この本は読んで置きたかった。
そんなに達者でない英語で。
文章の意味はほとんどわからない所も多々あるけど、
人間臭さは充分に感じられたので、
この1回目は満足している。
神様とイエス・キリストにまみえて~殉教まで、
常に迫害を受け、
"内部の人の問題"は絶えず、
でも彼自身は苦しみながらも前を見て歩いていた。
“Joseph Smith, the Prophet and Seer of the Lord, has done more, save Jesus only, for the salvation of men in this world, than any other man that ever lived in it. In the short space of twenty years, he has brought forth the Book of Mormon, which he translated by the gift and power of God, ......gathered many thousands of the Latter-day Saints, founded a great city, and left a fame and name that cannot be slain." (John Taylor)
「主の預言者であり聖見者であるジョセフ・スミスは、ただイエスは別として、この世に生を受けた他のいかなる人よりも、この世の救いのために多くのことを成し遂げた。・・・・・」(ジョン・テイラー)

2008年1月4日金曜日

気を使わなくていい友達

2日午後、関西の友達家族が遊びに来てくれた。
去年の正月からちょうど1年ぶり。

いや、ほんとに気を使わないで付き合える、貴重な人たち。
実は、向こうには気を使わせているのかもしれないが。。。

実際、うちとしては珍しい、というか、初めて注文した宅配寿司は、
シャリがボロボロで、「ひと呼んでおいて、気ぃ使えよ!」という代物だった。
ほんとごめんなさい。

子どもも、女の子合計4人。
もちろん手のかかるところはあるけど、
それにしては、家もそれほど荒らされることもなく、
けんかしてケガすることもなく、仲良く遊んでくれていた。

なごやかで、楽しい時間でした。