2008年5月29日木曜日

山田真哉 『女子大生会計士の事件簿』

"一日一冊"を密かな目標にしているところで、今日だけで1冊読み終えることができ、

達成の日となった。

ま~200頁ないし、なんといっても読みやすい!

おまけに、ちょっと頭を使える。

『竿だけ屋はなぜつぶれないか』だったっけ?

あれもおもしろかったけど、発想がやわらかいんだろうな。

2008年5月28日水曜日

音楽の力

シェークスピア『ヴェニスの商人』から。初シェークスピア!

「ジェシカ  あたし、音楽を聴いて、楽しくなったこと一度もない
 
ロレンゾー  あまり心を使いすぎるからさ。…気ちがいのように駆け回[る獣のようなものたちも]、

なんでもいい、音楽らしいものが耳にはいってこようものなら、まるで申し合わせでもしたように、

急に動かなくなり、その目なざしからは荒々しさが消え、柔和なかげがのぞく。

音楽の妙なる力がそこに働いているのだ。…」

働いているのだぁ!

2008年5月27日火曜日

i-podの使い方

「曲」というところを選ぶと、importされている全曲をアルファベット・あいうえお順に勝手にソートしてくれて、曲が流れてくる。
(日本語はきっちりとはソートされないけど)
これで聞くと、なんかラジオにリクエストしてるような気分になって、
好きな曲ばかりポンポン出てくる感じです。
まだやったことない方は、ぜひお試しください。

2008年5月20日火曜日

山本一力 『深川黄表紙掛取り帖』


山本一力さん、最高!!!

元気になる歴史物語。


主人公 蔵秀(ぞうしゅう)たちは、今でいうと"広告代理業"みたいなことをやって、

ひとの商売を手伝う。または、気に入らないのには一泡ふかせる。


いちばんの大仕事は、今でいうM&Aをしている油屋(IT産業みたいな先端を行くイメージでは
ないけど)の、"敵対的買収"ととっちめる企て。

個人的には、M&Aが全て悪いわけでもないし、ひとつの商売の方法だろうと思っているが、

日本人の気持ちや社会の雰囲気として、"悪"とするものがあるんだろうな。

2008年5月17日土曜日

こういう人がいてこそ

マザーテレサ・シンドラー・杉原千畝 、そして、このイレーナ・センドラー
たまに現れるすごい人たち。
特に他の人のために働いた人たち。
こういう人がいてこそ、
「人間は、いちばんひどいこともするけど、いちばんすばらしいこともできる」と思う。

ユダヤ人の子供2500人を救った女性死去

2008年5月15日木曜日

藤沢周平 『漆の実のみのる国』



この物語、漆の実がみのらないで終わってしまう。

著者が病気で未完成のままだったようだ。

どうりで、下巻を残りを見ながら読み進むと、

「このままじゃ改革の成功を見れないで終わりそう」という不安がどんどん強くなっていく。

案の定、あのJFK(阪神のじゃなく)もお手本にしたという改革は尻切れで。。。


でも、決して順調なものでなく、

むしろ人災・天災にこれでもか!!というくらい見舞われた中での取り組みだったようで、

100年ほども借金漬けになった国(藩)を背負おうと、そして立ち直らせようとした、

その気概だけでも、上杉鷹山と彼と共に推し進めた人たちはすごい、と思わせられる。

2008年5月11日日曜日

こんな影響力って!?

「[聖霊の影響力は]知的活動をつかさどるあらゆる器官の回転を速め、さらには人間の本性である熱情と愛を増し、拡大させ、またより純粋なものとし、知恵の賜物によって律法にかなった用い方ができるようにそれらを変えていくのである。聖霊の[影響力]は、わたしたちの本性である同情や喜び・審美眼・思いやりの心、そして愛情に霊感を与え、それらを成長・発展・成熟へと導く。さらには高徳・親切・善良なる心・優しさ・思いやりの心・愛を呼び覚ます。また姿形に至るまで人を美しくし、健康・活力・生気・明るさを与える。また聖霊の[影響力]は、心身を活気づけ、勇気をもたらしてくれるものである。要するに聖霊の[影響力]は、昔も今も変わらず、骨に髄を、心に喜びを、目に光を、耳に音楽を、そしてすべての人々に命を与えてくれるものなのである。」パーレー P. プラット『神学の鍵』

って、ほとんど真っ赤か。いや、こりゃすごい。
まだ、1万分の1もモノにできてない。

2008年5月3日土曜日

読み終わった。。。

『竜馬がいく』全8巻、おつかれさまでした。
いやーおもしろかった。
これは読まないといけない。
というか、なぜ今まで読まなかったのか、というところ。

竜馬はもちろんだが、彼の周りに現れる人、彼の周りに集まる人、
勝海舟・中岡慎太郎・西郷隆盛・大久保一翁・陸奥宗光・桂小五郎・もなどなど
幕末という変動期を生き抜き、築いていった人たち。
もう一度読みたい、というか、この革命をもっとよく理解したい。

大政奉還を成し遂げ、その夜次の政体を構想した翌朝、
起きると草雲雀(くさひばり)が鳴くのを聞いた。
乳母の言葉を思い出した。
「草雲雀は小柄ながらも、夜を明かさせるのございますよ、坊ちゃん」
自分を重ね、そして夜が明けたのを見た後は、世の表からは姿を消そうとしていた。
こんな革命家が現れるなんて奇跡だよね。

2008年5月2日金曜日

楽スポ 野村語録

http://news.www.infoseek.co.jp/topics/sports/n_goroku__20080501_9/
infoseekを開くと、やけに最近目に付くこれ。
いい企画だと思います。
ヘタなニュース記事読むより、臨場感というか、
試合の中で何が起きているかがわかる。

でも、ほとんど常に"ぼやき"という形で!

奥さんのイメージが・・・・・だけど、
野村監督ってほんとに野球を知っていて、情熱もあるんだなと、
全くのズブの素人だけど思います。

2008年5月1日木曜日

大政奉還

学校の歴史の時間に出てきたけど、
徳川家が将軍の職を朝廷に返した、という無味乾燥な印象しか残ってない。

実は、この策、倒幕側と佐幕側の両方を立てて、さらに、外威から日本を救う妙案だった。
発案: 勝海舟・大久保一翁・・・・・両方とも幕臣
斡旋: 竜馬・中岡慎太郎・・・・・両方とも土佐くにぬけ者、言い換えると重大政治犯

政治って、何(誰)のためかはっきりさせて、そのための大局を見て、
こういう妙手を打つことなんだろう。
小手先の入出金に振り回されていてもねぇ。。。