2009年12月31日木曜日

今年いちばんの買い物


フランクリン プランナー

ここ2年はもっと小さい、長細いものを使ってたんだけど、
今年から発売されたのか、1日ごとのページがある手帳を発見!
今までこのタイプはバインダ型しかなかったと思うんだけど、
外出先で書いたりすることが多いからか、バインダのリングがちょっと邪魔で。
なので、綴じてあるタイプが出てとてもうれしい。


フランクリンプランナーの考え方として、おもしろいのは、
自分のことを"第四世代"手帳と言っているところ。

■第1世代 メモやチェックリストを特徴としています。 時間やエネルギーに対する様々な要求を認識し、それを整理しておくことを狙いとしています。
■第2世代 カレンダーや予定を書き入れる手帳に代表されます。 先を見据えて、将来の様々な出来事や活動をスケジュール化しようとする狙いがあります。
■第3世代 前の2つの世代に、優先順位付け、目標の設定などを加えたものです。 長期・中期・短期の目標を設定し、時間とエネルギーをその目標の達成に集中させる手法です。 中心的なツールは、1日単位の計画表になります。
■第4世代 物や時間に集中するのではなく、大切な人間関係や生活の役割、そして人生の最終段階を見据えた生きている目的を達成することに焦点を合わせる手法です。


手帳を持つ目的を、スケジュールの管理だけでなく、
どちらかというともっと積極的に、自分はこうなりたいからこの時間にこれをする、
逆に目標に関係のないことはスケジュールから排除していく、という、
自分をつくっていく要素が入っているところが気に入っている。


TQ―心の安らぎを発見する時間管理の探究


7つの習慣―成功には原則があった!

2009年12月29日火曜日

12月200アクセス

いただきました。読んでくださっているみなさまに感謝してます。

このブログは、あくまで個人的なOUTPUTが目的。中にあるものを出さないと、入ってこない、集まってこないので。

年を跨いで、こんな感じでいきますので、よかったら続けてお付き合いください。

日本人の儒教ベース

写真は、御茶ノ水駅 聖橋口から徒歩5分の「湯島聖堂」。
色としては黒が基調で、なかなか落ち着いた雰囲気の一角になっている。
祭祀は孔子。徳川政権が、なぜか強力に広めていった朱子学。家康以下つながる為政者たちは、大義名分論が欲しかったんだろうけど、「なぜ朱子学だったの?」と。
現在の憲法9条擁護論とつながるように思うけど、平和を維持するために、表立ってはなだめすかすだけで、何もしない平和が欲しかったんだろうか?同時代に興った陽明学は、大塩平八郎の乱に見られるように直接行動の後押しになる可能性から、本流から排除していく。かなり飛躍するが、この300年続いた施政の影響がモロに現代にも顕れていて、思いきったことがしにくい、受け入れられにくい社会になっているような気がする。
欧米の国々には「クリスチャンベース」がある、という言い回しをするが、日本人には儒教ベースが結構根強くある。でも、多くの日本人は自分の宗教を「仏教です」と言う。ここが複雑なところ。本来は、仏教も儒教も宗教にしてはいけないものだった。学問のいち分野に留めるべきだった。思い付いたことをつらつら書いてしまったが、ここまで読んでくださった方、どうもありがとうございます。




2009年12月28日月曜日

かなで

土曜は、奥さんを知り合いの披露宴に送り出し、
残された娘とふたりでデートのようなものへ。

付きつけられた条件は、ラーメンとおもちゃ売り場。
その2つを果たすべく、
最初の思っていた新宿をとりやめて(4歳の子には移動時間が長過ぎ)、
手近な府中駅近辺へ。

駅近くのトイザラスでさんざん徘徊、いや遊びまくり、
動き過ぎるので、途中で迷子未遂もあり、
そしてラーメン屋、麺創研 かなでへ。




あっさりだけど、しっかりしている醤油味で、
スープを飛ばしながら、1人前の半分弱を平らげていた。
いつもは昼に1人で立ち寄っているので知らなかったけど、
子ども椅子も置いてくれていた。家族向けのラーメン屋です。

そして、まだ遊び足りないらしく、再びトイザラスへ。
店員にどう思われていたか。。。

この日の予定はまだ終わらない。
もうムリだと思ったけど、本人が行くと言うので、
奥さんが行っている披露宴会場へ、友人の花嫁姿を見させてもらいに行った。

そこでの娘の母親への報告一発目は「かなでに行って、ラーメン食べた」
母には最初なんのことかピンとこなかったが、
ひらがなが多少スラスラ読めるようになって、
店名を覚えていたらしいです。

帰宅、夜9時。長い一日でした。

古米のにおい

このタイトル・内容、検索エンジンではひっかかってこないだろう、と思いつつ。

先週までの数週間、我が家の米は「古米」だった。
そうでないものと何が違うか、というと、
研いでいる時の水の濁り具合の激しさと、
そして何より炊き上がった時のにおい。

どんなにおいかと言うと、饐(す)えたような酸っぱさ。
味はそんなに変わらないけど、口に運ぼうと茶碗を鼻に近づけた時に、
ぷ~んと臭ってくる。


なぜそもそも我が家に古米らしきものが登場したかというと、
何度となく実家からいただいている10㎏ビニール袋に入った米の中に、
たまたま時間の経ったものがあったから。
タダでもらっているんだから、決して贅沢は言えない。


小学校だか、中学校だかの公民の時間に、
米が作られすぎて、古米・古古米が出回る、というような話を聞いたような。
米・牛肉の貿易自由化以前のことだったのか、
現状の食糧自給率からすると、何とも贅沢な話だ。
最近は減反というのか、そんな話は聴かなくなって、
流通ルートによって、「自由米」なんて話題に移っているのか?



もう古米の時代を乗り越えて、
新米ではないが、おいしいご飯をいただける毎日に戻りました。
めでたし、めでたし。


※古米で検索したら、おいしい食べ方なんかがヒットした。井の中のなんとか。


2009年12月16日水曜日

東京日野の湧水

とてもきれいな水が湧いている。仕事中でスーツだったから、かがんで手をつけたり、飲んでみることはできなかった。残念。

でも、ここの地名。「中央図書館下の湧水」…。詩的な感じに欠けるというか。比較的、最近湧いてきたという意味??そうでもない雰囲気だけど。

年末の注意事項

「年末の時期、特に交通事故と人間関係には充分ご注意ください」と、TBSの安住氏がラジオで毎年のようにいっている。
なんだか気ぜわしいというか、勝手に焦ってるだけかもしれないが、そういう時期に差し掛かってきた。

☆ TEAM JAMES メールマガジン ☆にこんな言葉が載ってた。

『他人に接して苛つくことの全ては、自分自身の理解に役立つ』
− カール・G・ユング −

駅の中を移動していて、歩くのがゆっくりな人の後ろについてしまった時。
連絡を取りたいのに、なかなか繋がらないし、折り返しもない時。

忙しい中でもふと我に返って、自分の弱さに気づいて、受け入れられますように。

2009年12月12日土曜日

┏━■~大前研一ニュースの視点 
~日本崩壊の危機? ~「結婚してもしなくてもいい70%」の意味を問え!
------- ▼ 価値観の多様化ではなく、あるべき価値観の欠如 --------
 5日、内閣府が発表した世論調査の結果によると、「結婚は個人の自由だから結婚してもしなくてもどちらでもいい」と答える人が 70%にのぼることが分かりました。  
 また、「結婚しても必ずしも子供を持つ必要がない」との問いには 42.8%が賛成と答え、平成4年の調査開始以来、過去最高となりま した。  一般の新聞紙面上でも取り上げられていたニュースですが、その論調は少し能天気過ぎると私は感じました。  
 これまでも出生率の低下に関連するニュースは度々報道されていましたが、「結婚はしてもしなくてもいい」という回答が70%を占めるという今回の結果は衝撃的です。  私は世界の様々な国を見てきましたが、こんな国は見たことがありません。
 「価値観の多様化」というような表現で片付けられる問題ではないと思います。これは、親・学校を通じた日本の教育の結果です。家族・人類を 維持していくためにはどういうことが必要なのか、家族の愛情はどれほど重要なものなのか、という「価値観」について日本は教育できていないということだと思います。  このままでは、日本は「国家」を形成できなくなる危険性すら感じます。  
 かつて魯迅は日本を訪れた際の感想として、「中国人は砂のようにサラサラしているのに対して、日本人は米のようだ」という趣旨のことを記録として残しています。
 当時の日本人という民族は、「非常に人と人の結びつきが強かった」ということでしょうが、残念ながら今の日本人にその面影はありません。  
 おそらく世界の国で同じような調査を行ったとしても、この日本の数字の半分にも届かない結果になると私は想像します。唯一、日本に近い結果が出る可能性があるのは韓国ですが、それでも日本には遠く及ばないでしょう。
 今回の結果は常識では考えられないレベルの数字であり、国家は将来についての危険性を真剣に感じ取るべきだと思います。
(後略)


長々と引用してしまったが、この状況のまま行ったら、近い未来に人間社会が維持されなくなっていくという問題。
いわばヒトとしての本能で社会が動いていた時代には、それほど考えなくても社会は続いてきた。

でも、これだけいろいろなものが複雑になってくると、
しっかりと考えて、動いていかないと、当たり前だとタカをくくっていたモノが、
しかも存続に関わるような大事なモノが無くなる可能性が出てくる。

確かに今の状況は、これまで特にこの数十年間に行ってきた、
親から子へ、学校から生徒へ、国家から国民への教育の結果だろう。
つまりなるべくしてなった。

7割の人が結婚してもしなくても、それは個人の自由と考え、
4割の人が結婚しても子どもをもうけるかどうかは、個人の判断と考えている。

単純に考えて、その考え通りに進んでいったら、人口は減っていく一方ということ。
減っていくということは、最後がゼロになる。
ゼロにならないうちに、一定数まで減った時に、社会は維持できなくなるだろう。

大前氏も指摘しているように、
「価値観の多様化」でなくて、「価値観の欠如」と言う状況。
つまり、何にもならない、前に進まない、成長もない、何も生産されない、どんどん失われていく。。。

このまま行っていいのか?
何をしないといけないのか?
そういう時代・時期なんだろう。

山本一力『峠越え』


峠越え

主人公の最初の生業が、丁半博打の壺振りと、女衒つまり売春斡旋業?の話なので、
とても家の蔵書として、子どもに読ませたい1冊にはなりませんが。

でも、仕事って、世の中の流れに乗ってしまうというか、食べていくには仕方がないというところから、
決まってしまうことってやっぱりある。
全ての人が、自分のやりたい仕事をして、生計を立てれるなんてことは、絶対にないから!

そんな自分ではやりたくない仕事をやっている、いわば最低な状態から抜け出すために、
いい人たち(てきやの親分やら一筋縄ではいかないけど)との巡り合いの中で一生懸命に生きていこう!
という話。

2009年12月10日木曜日

I'll be home for christmas



季節っぽいところを。

どうやら第2次大戦に従軍した兵士とその故郷に残されている家族を歌ったクリスマスソング。
youtubeにちゃんと載ってました。すごい!

なんでこの歌を知ったかと言うと、
あるクリスマスについての話(⇒english)から。

自分のいるべき場所、いちばん落ち着くところがあるというのは、何にも代え難い。

昨日阿佐ヶ谷のマックで時間待ちをしていて、
たまたま隣に座った人にやたらと話しかけているおじいさんがいた。
とても勝手な想像で、奥さんに先立たれて、
そうでなくても、家や身近に話せる人がいなくて、
ずっとマックに座り込んでいるというに感じられてならなかった。

人はひとりでは生きていけない。
すべきことができないと生きていけない。
あるべきものがないと生きていけない。

あ、なんか話が違った?

もらうよりも与えて喜びを得るクリスマスにしたいものです。

2009年12月8日火曜日

mr.children × one piece

mr.childrenを聞きながら、one pieceを読む。
これ最高の組み合わせ。
何度励まされたことか。

と思っていたら、とうとう映画版でコラボレーションしたようで。
尾田さんから直接の手紙依頼で、桜井さん「乗った」らしいです。
すばらしい~。


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SWITCH vol.27 No.12(スイッチ2009年12月号)特集:永遠のこども[尾田栄一郎×桜井和寿]

2009年12月7日月曜日

弁護士の正義

中坊公平・私の事件簿 (集英社新書)

中坊さんにとっての"弁護士の正義"は、依頼者の現在の問題解決することと、未来の方法付けの手伝い。
手がけてきた数々の事件、森永ミルク事件・豊島産業廃棄物事件など、そういう信念が貫かれている。


物を売るのでない商売にとって、一つの手本です。

2009年12月2日水曜日

変革期にあぶれるモノ〜柴田錬三郎『徳川三国志』


徳川三国志 (集英社文庫)

徳川政権が立って、数十年、第三代家光の時代は、まだまだ戦国の戦乱が雰囲気でも、実際の人の考えや行動の表れでも続いていて、初代家康が目指した"戦さのない世の中"も、簡単に覆る要素がたくさんあった。その最大のものが、由比正雪の陰謀に代表される、主君家を潰されて、世にほっぽりだされた浪人勢力。その数6万くらいになったらしい。

今の世でいえば、主君家は会社。ほっぽりだされた浪人はリストラをくらったサラリーマンや派遣社員。ちょっとした違いは、浪人が帯刀を許されていること。
世の中の仕組みを変えていく時に、必ずあぶれる人たちが必ず出てくる。元にあったものを壊したり、捨てたりしないといけないから。
全てが丸く収まる方法はほとんど不可能だろうから、あぶれた人たちをどう治めるか、ここを考えないと変革はうまくいかない。

2009年12月1日火曜日

年俸520万円の野球選手

また野球ネタ。
何千万、何億でないと話題にならないと思いきや、サラリーマンの感覚からも身近に感じられるなと思って。でも夢はないか…。
 
NPOを通じてキューバに野球用品のおさがりを送ったら、お返しがVIP待遇の招待になったんだそうな。
 
こういう人が活躍したら、また別の夢というか、理想?模範?になるだろう。これからは人間性がモノいう時代!