2017年1月11日水曜日

働きすぎか、働かなさすぎか Workaholic or not enough working?


高度成長期の日本はやっかまれて、
「日本人は働きすぎ」とバッシングされ、
結果、大企業を中心に、週休2日が標準のようになり、
国民の休日なるものがバカバカできて、
1年の中で毎月のように3連休が現れる。

プレミアムフライデーなるものが今年始まるらしい。

金曜は午後3時までの勤務って、
なんでそんなところまで、国やら経済団体の指揮の下で、
決められないといけないのか、と思ってしまった。

毎週のように2日、3日と決まった曜日に休みが欲しいわけではない。
仕事ができることに喜びがあるし、その中で学び、
自分の成長を感じられるのも貴重なことだ。
何より、役割や売上の大小に関わらず、
1つの仕事を最初から最後まで責任をもって行うことは、
大きな達成感を得られるものだ。

特に子供が小さい時に、
家族の中での役割を果たすために、必要な時に休むことができるかどうかが重要だ。

1ヶ月くらいの休暇を取ったり、旅行に行くために、
日本人は会社を辞めるという選択をするようだ。
予想よりも多くの人が。
仕事をちゃんと整理して、1ヶ月程度の休暇を何年かに1回でも取れる、
それが許されるような組織を作ることができたら、
わざわざ会社をやめるという大きな舵を切らなくてもいい。

働き方改革という言葉が新聞の中でもたくさん見られるが、
企業側と現場というか、個人との現実はなかなか本質を捉えられていないようだ。

日本人は働きすぎか、働かなさすぎか。
自分は働きすぎているのか、まだまだ働くべきなのか。
どちらでもない気がする。
自分でできることを着実に増やすこと、成果を上げられるようになること。
そして、自分と家族に必要な休暇を確保できるようになること。
少しでも早くそうなりたい。

0 件のコメント: