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2010年6月29日火曜日

第0巻

今週は試験勉強のため(いちおう)、ぜんぜん更新できず。
で、今日その試験が終わったので、晴れ晴れしい気分で書いてます。

会場は飯田橋と市ヶ谷の間で、
その後の訪問先が茅場町だったので、
初めての神楽坂を歩いて、地下鉄の駅に向かった。

しばらく坂を上り下りすると、東映(本社?)が現れ、
さらに進むと、道の両脇に新潮社が聳え立ち。
落語をやってそうな蕎麦屋は見つからなかったけど、
この界隈、とても好きそうです。


東映つながりというもなんだけど、
古本屋さんでOnepiece 第0巻を見つけてしまい即買い。

映画を見に行くともらえるとは聞いていたけど、
現物が売っててびっくり。
もろに「非売品」、いいのかな~と思いつつ。

マンガの部分はなかなか。
こんな感じで本編につながるんだ、と関心してしまった。

2010年6月15日火曜日

池波正太郎さん

池波さんに最初に触れたのは、
やっぱりTVの鬼平犯科帳だったが、
ちゃんとしたのは志ん朝さんが朗読している"鬼平"「盗法秘伝」。
(仕切りの音楽がまさにシンセサイザーで軽いけど。。。朗読はすばらしい!)

この「盗法秘伝」を本で原作で読みたいと思っていたら、
山本一力さんが講演での話したことと一緒に、
鬼平の傑作を選んで出してくれた。

文章はとても読みやすいのと、
一力さんの池波さんへの敬意がとても感じられます。


おれっちの「鬼平さん」―池波正太郎「鬼平犯科帳」傑作選 (文春文庫)

2010年6月5日土曜日

最近読んだ本たち


蘇我氏の正体 (新潮文庫)">←amazonはこちら

果心居士の幻術改版

果心居士の幻術改版

価格:460円(税込、送料別)


果心居士の幻術 (新潮文庫)">←amazonはこちら

ん~見事な趣味の偏り具合だね。
でも、歴史から学び、歴史を作っていく。

2010年5月14日金曜日

国盗り、完結


国盗り物語〈第3巻〉織田信長〈前編〉 (新潮文庫)


国盗り物語〈第4巻〉織田信長〈後編〉 (新潮文庫)

3月くらいから始まった国盗り物語は、信長の活躍と死、そして光秀の死によって完結。

この物語、普通の作家なら、道三・信長・濃姫・光秀・足利義昭
・・・・・などなど数冊の本になるだろうというボリューム。
いやーおもしろかった。

2010年5月6日木曜日

二代目の悩みと奮闘


新装版 戦雲の夢 (講談社文庫)

実際のところ、自分はあてはまらないけど、
知り合いの中には、創業者の跡取りや偉大な父母の子というような人たちがいる。

かといって、彼らが1つの型にはまるかというとまったくそうではない。
端的にいって、先代の影響をモロに受けてしまっている人と、
そんなのはものともせず自分の道を歩んでいる人と。。。


この物語の主人公は、成り上がって一国の主となった父親をもちつつ、
自分の立場・役割に悩みつつ、進むべき道を決めて、突き進んでいった二代目。

結局、お家は潰してしまう。けっこうあっさり。
でも、彼の魅力に惹かれる人々、お家再興を目指す人々、
そしてただ戦場(死に場所)を求める人々が、時代の流れも相まって集まってくる。担がれる。

でも彼はその戦場を自分の才能を試す機会と捕らえる。
生まれて初めておもいっきり才能を試そうとする。

こんな人生もありかなと。

2010年4月7日水曜日

事件でなく人を描く

司馬遼さんを読む旅はまだ続く。
嫁さんから「司馬遼太郎って何冊書いてるの??」と最近言われた。
たくさんです!

今日読み終わったのは⇒
 『真説宮本武蔵』


剣客・兵法家の短編集。
「越後の刀」はちょっとサスペンスぽくて、おもしろかった。


3月に読んでいたのが、以下2冊。
 『国盗り物語(一)』


 『国盗り物語(二)』


まだ斉藤道三が美濃を自分のものにするところまで。

興味深い指摘。
道三の弟子になり得たのは2人だけ。それは信長と光秀。
この2人が本能寺を舞台に1つの時代の幕を引いた。


いずれにしても、
司馬さんはいわゆる歴史小説を書きながら、
膨大は知識を盛り込みつつ、
それでも伝えたかったのは、出来事の内容と流れではなく、
人とその思いや動き。
だから自分の場合飽きずに読める。

2010年3月23日火曜日

白石一郎『怒涛のごとく』


怒涛のごとく〈上〉 (文春文庫)



怒涛のごとく〈下〉 (文春文庫)


夕焼け染まる海で、この世に産み落とされた鄭成功。
この生まれるところの描写が非常に美しい。


ただ今の自分には、白石さんの穏やかな文体は、
刺激が足りず、のろのろ読みになってしまって、
とても申し訳ないことをした。。。

2010年3月11日木曜日

平川克美


経済成長という病 (講談社現代新書)

読み始めたんだけど、「長いまえがき」以外、正直なところあまり集中できず。
この本を知ったのは、podcastがきっかけ。http://feed.fujitv.co.jp/tsukakin-friday
平川さんの語り口と言いたいことがとても明確で、
おまけに古本屋で見つけたものだから、即購入。

もうちょっとしたら、ちゃんと読みます。。。

2010年3月10日水曜日

遠藤周作『侍』


この2週間くらい、疲れが溜まっていたらしく、

背中から首にかけての筋肉が硬直してしまった状態が続いて、

頭が回らないし、体も思うように動かないしで、

自分の内側にほとんど留められたけど、苦しかった。


こんな状況だと、移動の電車で座れても、本を開いて、居眠り。。。


やっとこの2日で持ち直してきて、

読んでいたのがこの本。

"侍"だけど、切支丹の話。

いちばん印象的なところ。

ただ役目を果たす手段として洗礼を受けて、形だけにせよ切支丹になってしまった"侍"は、

ずっとイエス キリストがなぜ信じられているか、宿舎であった修道院のいたるところに掛けられている、十字架に張り付けられ痩せこけたその人が救い主なのか理解できずにいた。

でも自分が果たした役目がまったく意味をなさず、人からもまったく認められず、

人を信じられなくなり、完全に打ちひしがれていた時に、

自分にずっと仕え、従ってきた下僕の横顔が、その人に「似ているようにさえ思われた」(377頁)。

まったく遠い存在だったイエスを、身近なところで見つけた。


施してくれる神、願いをかなえてくれる神、

(そのために金品を求める神)、そういうのは世の中にたくさんあるけど、

同じ場所にたって、傍らにいて、一緒に苦しみ、涙を流してくれる神、

忍耐して、努力している姿を近くで見守ってくれる神って、そんなにいないかもしれない。

2010年2月23日火曜日

絵本『おなら』


おなら (かがくのとも傑作集―どきどきしぜん)

こどもが幼稚園から借りてきた。
どんな興味があったのか??

今までに3人、おならがとてもたくさん出るという人がいた。
1人は、ジャニーズのだれか。音楽番組でメンバーから暴露されていた。

2人目は、ダウンタウンの浜田さん。相方から暴露されていた。

最後は、自分。


とにかく何かというと出る。
周りに人がいたりすれば、もちろん我慢したり、
その場をはずれて放ったり。。。
でも、ばれるのは他所へお泊りに行った時。
寝ている時にはもちろん無意識なので、
いわゆる寝屁をしてしまってばれる。


そんなことはよしとして、
この『おなら』。なかなか詳しいし、実際的。
終わりら辺は???なところもあるけど、
正しい理解はが得られる本。

2010年2月20日土曜日

司馬遼太郎『風神の門』



文庫下巻184頁にこんな言葉があった。
才蔵が伊賀忍者にとっての1つの教えということで。
「良忍ハ友ヲ得テ百年徙(うつ)ラズ」

忍者は諜報、つまり情報収集、もっといえばスパイ活動のために、
何か別の職業や立場になって、社会にもぐり込む。

しかし、「もぐり込む」というより、
世の中でよい人間関係を作って、それを保っていくことが、
有益な(?)情報収集となり、目的の遂行につながるということか。


聖書の中の教えに、
「世にあって世のものとならないように」というのがあった。
これも上の伊賀者の教えと同じことを言いたいんだろう。

クリスチャンもこの世の中で生きていかないといけない。
キリストの教えを自分が生きる社会の中で活かしていかないといけない。
でも、信念だったり信条は自分の中でしっかりともって、
周りにもはっきりと分かりやすい形で示す。
実践あるのみ!

2010年2月16日火曜日

忠臣蔵の側面

落語の中で歌舞伎の忠臣蔵の話がよく出てくる。
ゴシップ的な人物挿話などには興味がないが、
江戸時代の人々の気持ちと思考にとても強い衝撃を与えた出来事だったことはとても伝わってくる。

司馬遼太郎『風神の門』から
「・・・・・千代田城内の礼儀作法は、輸入によってまかなわれたのである。
 城中における大名旗本の作法は、前時代の足利幕府の法をとり、その指南役として、足利家の子孫が、ただ子孫であるというだけの理由で、旗本にとりたてられた。こういう儀典係の旗本を、高家(こうけ)とよぶ。のちに、浅野内匠頭といざこざをおこした吉良上野介吉央(きらこうずけのすけよしなか)の家は、その「高家」の一つである。」(上巻146頁)


感情的な話になるんだろうが、
そもそも形を整えるだけの役割を担っていた吉良上野介の戯言に、
浅野内匠頭は刀を抜かされたのか、と考えてしまった。
そういう意味でも、大石内蔵助を始め浅野家の家臣たちはやるせなかったんじゃないか。


風神の門 (上) (新潮文庫)

2010年1月25日月曜日

出版業界

┏━━トップニュース━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

◆09年の書籍・雑誌販売2兆円割れ 21年ぶり、ヒット作乏しく

  出版科学研究所(東京・新宿)が25日発表した2009年の
書籍・雑誌の推定販売額は前の年比で4.1%減の1兆9356億円
だった。2兆円を下回ったのは1988年以来、21年ぶり。
書籍はヒット作が乏しく、雑誌は広告減少の打撃を受け部数の
落ち込みが過去最大となった。

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
2010-01-25 Evening N I K K E I -g o o

個人的には、大ヒット作って、本だろうと、映画だろうと、
すぐに飛びつく気になれず、どちらかというと、
眉に唾つけて、ちょっと間おいて。

個々の作家や出版社が、それぞれ支持されて、
商売としてなりたっていれば、それでよしとすべき。
商売なんだから、売り上げが伸びて、儲けが大きくなるに
越したことはないけど。

2010年1月20日水曜日

海の都の物語、なんとか読了

べつにぃ~、という話題だけど、
個人的にはとても達成感に満たされている。
塩野七生さんの『海の都の物語』文庫で全6巻、読み終わった。


この本が世に出たのは、かれこれ30年弱前の昭和56年。
今読んで、世の中の動き、つまりは人の性質・動きを実にうまく捕らえているな。
真理を語っている。

特に「持たない」国、日本にとって、手本にも反面教師にもなる国の有様。
それを日本人である塩野さんが教え導いてくれているような。

去年この形の文庫で出してもらえたことに、とても感謝している。


海の都の物語〈6〉―ヴェネツィア共和国の一千年 (新潮文庫)

この表紙、カナレットの絵もいいよね。
家の壁に飾れないかなと本気で考えている。
ヴェネツィアの魂をいつも思い出すために。

2010年1月16日土曜日

山本一力『研ぎ師太吉』

たぶん初めて文庫になる前に、一力さんの本を読んだ。
半分くらいは寝る前に腹ばいになって。
でも、続きが気になって、がさばるなと思いつつ、
仕事の移動中に持ち歩いてしまった。

単行本が最初からハードカバーでなく、ソフトカバーになって、
紙ももっと薄くならないかな。。。と切に願います。
文庫になるまで数年待つのが、一力さんの本は特に惜しい!
(中身の感想じゃないのか)


研ぎ師太吉

2010年1月13日水曜日

反対票の威力 ~全候補落選の選挙~

去年の解散選挙の時に、全ての議員を一度落選させてみたらどうか と書いた。
今の日本で一度は起こった方がいいんじゃないか、と本気で思っているが。

これを地でいった出来事が、ヴェネツィア共和国で実際にあったことを、
電車の中で読んで知って、思わず知らず「うおっ」と声に出してしまったか、
出さなかったか。。。。。


「ヴェネツィアの選挙方式の・・・特色は、賛成票だけでなく、反対票も投じることができた点にあった。
・・・・・だから、ヴェネツィアの選挙では、賛成票を最も多く得た者で、反対票の数が賛成票を越えない者が選ばれるのであった。いかに賛成票の数では第一位でも、反対票がそれ以上であれば、選ばれないのである。
 ・・・・・
 
 賛成票の獲得数だけが選挙の結果を決めるのではなく、反対票の数も考慮に入れなければならないヴェネツィアの選挙方式は、いばしば、味のある結果をもたらした。
 1500年と1509年の両年、元老院議員の半数を改選する際に、・・・・・候補者たちは、ほぼ全員が改選されなかったのである。反対票の数が、賛成票を上まわったからであった。」
(塩野七生『海の都の物語』#5 149~152頁)
 

全員落選の要因となったのは、当時の最重要課題であった外交の失策のようで、
執行政府に明確な"ダメだし"を国民が突きつけた。(現在のような普通選挙権ではないにせよ)

いやぁ、すばらしい!!!
反対票でも意思表示ができるというのは。

海の都の物語〈5〉―ヴェネツィア共和国の一千年 (新潮文庫)

2010年1月7日木曜日

山本一力『だいこん』



まだ途中だけど、全600ページのうち、
1日半で半分くらい読めてしまった。

流れとしては、江戸に暮らす、夫婦に3人の娘という、かなりありふれた一家族の日常。
でも、この日常の中に起こる、ちょっとした(でもないか?)つらい出来事やら、
ふんと気張って乗り越えている姿やら、
大変な中で得られた小さな喜びやら。

でもこれがおもしろい。
タイムマシンでタイムスリップしたなんて大それたことでなく、
その町内に入り込んで、住み着いてしまったような感覚で読んでいる。

2010年1月1日金曜日

塩野七生『海の都の物語』#4

2010年年越しは、子どもと一緒に寝入ってしまい。。。
意識が戻った時は1:00AMでした。チーン

それで、こまごまやった後で、
まだ読み残していた『海の都の物語』#4を読み始めたら、
つつつつっといってしまい、今年最初の本となった。


海の都の物語〈4〉―ヴェネツィア共和国の一千年 (新潮文庫)

1000年維持したヴェネツィア共和国の民は、はっきりいって地味。
でも貿易で国を興し保ったから、
儲ける時はしっかり儲ける。熱心な働きはもちろん、法律と行政の管理の下で。


その中のとても興味深い一例が、観光事業。
具体的には、聖地巡礼の斡旋・添乗。
まずは自国にひと月あまり滞在させて、長旅に準備させつつ、観光させる。
そして、かなりの大金と引き換えに、旅の行程一切と命を請け負う。
それには、当時の西欧人にとって得体の知れなかったイスラム教徒との、
ビザ発行など交渉事、それから途中で死んだ場合の遺族への遺物返還も含まれる。

固すぎて、ライバルであるジェノヴァやフィレンツェに出し抜かれることもあったようだが、
とても親近感というか、好感が持てる民だな。

2009年12月31日木曜日

今年いちばんの買い物


フランクリン プランナー

ここ2年はもっと小さい、長細いものを使ってたんだけど、
今年から発売されたのか、1日ごとのページがある手帳を発見!
今までこのタイプはバインダ型しかなかったと思うんだけど、
外出先で書いたりすることが多いからか、バインダのリングがちょっと邪魔で。
なので、綴じてあるタイプが出てとてもうれしい。


フランクリンプランナーの考え方として、おもしろいのは、
自分のことを"第四世代"手帳と言っているところ。

■第1世代 メモやチェックリストを特徴としています。 時間やエネルギーに対する様々な要求を認識し、それを整理しておくことを狙いとしています。
■第2世代 カレンダーや予定を書き入れる手帳に代表されます。 先を見据えて、将来の様々な出来事や活動をスケジュール化しようとする狙いがあります。
■第3世代 前の2つの世代に、優先順位付け、目標の設定などを加えたものです。 長期・中期・短期の目標を設定し、時間とエネルギーをその目標の達成に集中させる手法です。 中心的なツールは、1日単位の計画表になります。
■第4世代 物や時間に集中するのではなく、大切な人間関係や生活の役割、そして人生の最終段階を見据えた生きている目的を達成することに焦点を合わせる手法です。


手帳を持つ目的を、スケジュールの管理だけでなく、
どちらかというともっと積極的に、自分はこうなりたいからこの時間にこれをする、
逆に目標に関係のないことはスケジュールから排除していく、という、
自分をつくっていく要素が入っているところが気に入っている。


TQ―心の安らぎを発見する時間管理の探究


7つの習慣―成功には原則があった!