板彫弘法大師像、初めて一般公開 京都・神護寺
神護寺をいう名は、よーく考えてみると、
実に奇妙ではないか。
仏教の寺なのに、
神が護る、と書く。
日本のどこの街に行っても、
家に入っても、神棚があって、仏壇がある。
共存しているんだから、何にも不思議ではない、自然だ。
と思っている方が圧倒的か??
密教の寺として、
この寺を最終的に手にしたのは、弘法大師 空海。
彼は山の中の自然、
つまりは、神が棲んでいるとして神聖な場所としていた山をとても好きで、
神々ととても仲がよかったんだそうな。
そして、流れとしてはひと世代前の最澄から始まるが、
仏教の寺の名前には、必ずといってよいほど、
そして、きわめて形式的に「○○山」という山号なるものが付くようになった。
梅原孟氏から学んだ。
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