2012年5月8日火曜日

"つきあっている"関係

ラジオなんかでここのところ数回この話題を耳にした。

日本人の男女関係の1つの流れ:
知り合う⇒「告白」⇒「つきあう」・・・⇒プロポーズして婚約・結婚する または 別れる

この「つきあう」という行為、「つきあっている」という関係は要らないんじゃないかという議論。
ということは、「告白」という勇気をふりしぼる行為も要らないないんじゃないかと。

欧米では、
知り合う⇒友人関係・・・⇒プロポーズして婚約・結婚する または そのまま
らしい。結婚するかどうかは友だち付き合いの中で、お互いに見定め、
成人であれば結婚したいと思うかどうか。


ここにも日本人的なメンタリティが現れているような。
「告白」しないと、男女または恋人の人間関係にはなれない。
「つきあう」という期間を充分取らないと、結婚を考えてはいけない。
というような。

ある相手と婚約したり結婚してから、他の人に気持ちを向けてしまえば、いわゆる「浮気」で間違いないだろうが、
友人の期間で「浮気」なんて状態は成立しない。
「つきあう」なんて期間があるから、自分以外の人と同時に「つきあう」ことになれば、
それは気分を害して「浮気」されたなんてことになる。


ちなみに、自分と奥さんとの場合は、
日本一般の「つきあう」期間は「コートシップ(courtship)」という「この人と本当に結婚するかどうか見定め期間」だった。その前は、いろんな機会に行動を共にする、ただの知り合い。
それ以来10年ほど。おそらく自分のことを、よいことも悪いことも一番知っている、この世で唯一の人になっている。


もっと人間関係をわかりやすくしたいものだ。

0 件のコメント: