2009年12月28日月曜日

古米のにおい

このタイトル・内容、検索エンジンではひっかかってこないだろう、と思いつつ。

先週までの数週間、我が家の米は「古米」だった。
そうでないものと何が違うか、というと、
研いでいる時の水の濁り具合の激しさと、
そして何より炊き上がった時のにおい。

どんなにおいかと言うと、饐(す)えたような酸っぱさ。
味はそんなに変わらないけど、口に運ぼうと茶碗を鼻に近づけた時に、
ぷ~んと臭ってくる。


なぜそもそも我が家に古米らしきものが登場したかというと、
何度となく実家からいただいている10㎏ビニール袋に入った米の中に、
たまたま時間の経ったものがあったから。
タダでもらっているんだから、決して贅沢は言えない。


小学校だか、中学校だかの公民の時間に、
米が作られすぎて、古米・古古米が出回る、というような話を聞いたような。
米・牛肉の貿易自由化以前のことだったのか、
現状の食糧自給率からすると、何とも贅沢な話だ。
最近は減反というのか、そんな話は聴かなくなって、
流通ルートによって、「自由米」なんて話題に移っているのか?



もう古米の時代を乗り越えて、
新米ではないが、おいしいご飯をいただける毎日に戻りました。
めでたし、めでたし。


※古米で検索したら、おいしい食べ方なんかがヒットした。井の中のなんとか。


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