日本の社会は、職人の技術で回っているし、支えられている。
職人の勤勉さ・積み重ねてきた経験、そして確かな技術。
土木工事・建物の建築、いろいろな道具・機械・機器、世の中のモノや仕組みは、
その賜物だ。まったくすばらしいものだ。
では、その元請けであるゼネコンはどんな仕事をやっているのか?
現場でのその仕事を一言でいえば、「管理」。
よい方面からいえば、職人に仕事を割り当て、彼らが働きやすい場を整える。
しかし現実的に言えば、ゼネコンがやっている仕事は、
「行政の顔色を見て、法律から要求されている安全や衛生の基準を満たすように、
形を整えること」だけだ。
「形」とは形式だけとしか思えないような、書類と見た目を繕っている。
現場にとっては、仕事をしやすくしたり、工程が流れやすくしたり、
という効果には全くつながっていない。
下請の監督にもゼネコンと同じようなことが言える。
「管理」や職人を気分よく働かせることが、
何とヘタなことか。。。
そんな両者を、日雇い人足は与えられた仕事を粛々とこなしながら、
横目で見つつ、日本の「すごい!」という面と、
「ここはがんばらないと。。。」という面と、勝手に見つめています。
いやー25kgのセメント袋と32kgのタイル包みは重い。。。
0 件のコメント:
コメントを投稿