2014年5月20日火曜日

内村鑑三が教会に属さない理由

2008年10月23日の記事をいまだに読んでくださる方がおられるようで、ありがとうございます。



11頁「・・・今の教会なるものは道徳的に私を害するものと信ずるからであります。なぜそうであるかは私にここには言われません、しかし貴下方が少しく意を留めて今日の教会なるものの内外をご観察なさりますならば、私のこの断言の決して過激の言ではない事をお認めになるだろうと思います。」


123~4頁「何事にも従順で不平を唱えず、貴顕紳士の庇保を仰ぎ、激憤を避け、なるべく世と推移してこれに反抗しないように努めさえすれば、それで教会の善男善女と称えられる者ではありません、・・・宗派的団体の会員で外ありません、彼らを以てすぐにこの地上における天国の市民の代表者と見做すと大間違いでございます・・・」

自分を含め教会や宗教団体に属する、もしくは属すると公言する人たちは一考すべき発言ではないか?


ちなみに私個人的には、教会に行き続けることに意義をもっているので、今のところ行き続けます。
人として、この信仰によって支えられ、家族や仕事その他の働きをする動機付けになっているので。

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