今日は、都営地下鉄の蓮根という駅へ。
5分ちょっと歩いたところに、
植村直己冒険館というのがあって、
少し時間があったので、立ち寄ってみた。
テレビ朝日が製作したドキュメント番組が流されていて、
植村さんが最後に登り、姿を消したマッキンリーの、
そのいなくなる直前までを追いかけていた場面も含まれていた。
1984年のこと。
そこの近くに住んでいるお客さんが言うには、
植村さんは日本人にはあまり知られてなくて、
外国では広く知られている、とのこと。
日本人の論調として、たまにこういうのがある。
必ずしも悪い風にとらえるわけではないけど、
島国気質というか、まだ最後の大戦での敗戦国の立場を背負ってるというか、
日本人や日本語、その文化を世界的に特異なものととらえてる気持ちというか。
世界的に知られているとはいえ、
ごまんといる登山に興味のない人であれば、日本人だって他の国の人だって実際のところ聞いたこともないだろうし、
ジャングルやアマゾンの奥地の人たちは毎日が冒険だろうから(偏見か?)、あえて冒険家をすごいとは感じないかもしれない。
しかしながら、先ほどの映像で、植村直己という人を見ていると、
やっぱり尊敬できる人で、記憶にとどめるべき日本人だろうとは思う。
真冬の大荒れの天気の中、独りで山に登ろうとする性癖以外は。。。
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