べつにぃ~、という話題だけど、
個人的にはとても達成感に満たされている。
塩野七生さんの『海の都の物語』文庫で全6巻、読み終わった。
この本が世に出たのは、かれこれ30年弱前の昭和56年。
今読んで、世の中の動き、つまりは人の性質・動きを実にうまく捕らえているな。
真理を語っている。
特に「持たない」国、日本にとって、手本にも反面教師にもなる国の有様。
それを日本人である塩野さんが教え導いてくれているような。
去年この形の文庫で出してもらえたことに、とても感謝している。
海の都の物語〈6〉―ヴェネツィア共和国の一千年 (新潮文庫)
この表紙、カナレットの絵もいいよね。
家の壁に飾れないかなと本気で考えている。
ヴェネツィアの魂をいつも思い出すために。
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