2015年6月25日木曜日

地位協定の改定を勝ち取った話

地位協定について、
おとといの「報道ステーション」で特集していた。
さすが山口豊さん、よーく取材をされていた。

とくにドイツ・アメリカ地位協定の改定について。
1993年にドイツが「勝ち取った」ものだ。
その交渉に当たったトノ アイテル氏がインタビューに答えていた。

「国民が望んだだけではないのです」

どういうことか。
政府高官に、国を守るという確固たる信念があって、
それに従って交渉に臨んだ、という意味だと受け取った。

果たして、親方日の丸、役人になれば食いっぱくれがない、
または、自分はエリートなんだから権力をもって、利権を得て当たり前、
みたいな考えを持っている、終身雇用の役人に、
これだけ太い交渉ができるのか??

あと惜しむらくは、山口さんが述べた結論。
「国民の皆さんが声を上げた結果です」
いやいや、そうではないと、アイテル氏は言っていたじゃないか?
国民が確固として声を上げ続ける、
政治に関与・監視していくことは大事だけど、
政治家・役人がしっかりとした信念をもって、
仕事をすることがもっと大事なんだ。
選挙で選ばれ、税金で養われて、
国と国民のために働くように委任されているんだから。

<参考>



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