2015年7月1日水曜日

音がつぶれる言語・つぶれない言語 ~他言語生活 multi-lingual life~


数年前に買っておいた「ダイソー CDで学ぶ会話シリーズ」。
今頃になってだが、この2週間くらいほぼ毎日MP3にした音源を聞き回している。

外国語学習の基本は英語で、
これは大学院に行けるレベル、仕事で使えるレベルを目指しているので、
とにかく完璧にしないといけない。

しかしながら、外国語と言えば英語だけではあるまい、という思いがどうにもなくならず、
人とのコンタクトはもちろん、音楽や書籍を理解できる幅を広げられるだけ広げたいので、
とりあえず赤ちゃんのように聞くところから、発音と言葉の流れに慣れるところから始めた。


聞き取りやすい言語と、聞き取りにくい言語がある。
個人的な感覚だけかもしれないが、
単語同士の発音が”つぶれにくい言語”と”つぶれやすい言語”あるようだ。

つぶれにくい言語:ロシア語・イタリア語・ドイツ語

つぶれやすい言語:英語・フランス語・日本語

あくまで絶対量が少ない中での経験則。
(CD1枚聞いているところで、言語を知った顔をしてたら、それこそ失礼)

Effortless English: Learn To Speak English Like A Native (English Edition)
この本の興味深い指摘の1つに、
「英語を学ぶために、英語の音楽を聴くことは役に立たない。」というのがある。

Will listening to music improve my english?
...
I can't understand half the words the singer is saying. 
... Even native speakers often don't know what the singer is trying to say.

よくぞ英語ってこんなハンディキャップがありながら、
これだけ使われているようになっているものだ。

一方で、大学時代のロシア人教師から、すごいと思ったのは、
オペラになっていて、”魂”と呼べるようなプーシキンの詩をすべて覚えていて、
オペラを映像で流しながら、そのセリフに沿ってダーッと暗誦していた。
ロシア語って、ぼそぼそ言っている部分もあるけど、
基本的には、一音一音が立っていて、ネイティブには全部聞き取れる様子だった。

いずれにしても、とりあえず慣れること。
そして、その武器で他人を理解すること、自分を表現できること。

<参考>

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