2013年8月20日火曜日

勝手ながら小休止

本願としてまとまった文章を書こうと、このブログを2007年から始め、終始のらりくらり書き次いできました。
日本とそれ以外の海外の皆さんに読んでいただいてきました。
本当にありがとうございます。

率直に、大変勝手な決定ですが、
今のところ、SNSに頼る形の方が、自分にはしっくりくるなと感じていますので、
そちらでネット上での発信・反応をしていこうと考えています。

このブログが世の中的に影響力はちっぽけなものですので、
自分の中での区切りの投稿です。あくまで。

もしよろしければ、以下のものでお付き合いください。
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・google+: +masaru nakamura をご覧ください
 

2013年7月13日土曜日

Kawasaki appearance on Intentional Talk during Steve Delabar Interview


ノリでインタービューが成立してしまっているのがすごい!
だいぶお互いに食い違ってるのにだ。

言語は備えることのできる武器のうちの1つであって、
いちばん大事なのは人間性・characterなんだと改めて実感(?)した。

2013年7月12日金曜日

My nose is stuffed...

日本は先週と今週の天候がガラッと変わってしまった。
先週は、少なくとも夕方・夜になると涼しさがあった。
でも今週頭からは昼は当たり前のように30℃越え、夜は温度も湿度も下がらない熱帯夜。
体調管理が難しい時期ですね。
おかげで鼻が詰まりました。。。

題名の表現は、○HK「えいごであそぼ」でちょっと前にやっていた表現。
使ってやった。

↓こんな風に寝たいと思うのはないものねだり。。。
 

2013年7月10日水曜日

めざせ投票率UP!

先月2013年6月の東京都議会選挙の投票率、43.50%。
いやーもったいない。

「投票に行かない」が行動の1つではあるだろうけど、
(参考: 

投票率50%を切った都議選は無効だ 都議会そのものを否定した50%以上の都民

東京都議会議員選挙 開票結果内訳)


投票率が低くなって喜ぶのは、当事者である政党と政治家だけ。"楽に"当選できるから。
シャクではないか??

この時の投票総数約460万票。
無効票数74,000票余りで、投票総数に対して1.6%。
行使されなかった投票権数: 460万/(100%-43.5%)=814万票

昨年の都知事選で話題になったのは、当選した猪瀬氏の得票数約433万票。
(ちなみに投票率62.6%)

つまり、行使されなかった投票権の半数強が行使され
それが現状の政治へのNOを突き付けたら。。。
前回都議会選に照らしてみれば、投票率85%くらいになって、
選挙の種類が違うので単純には言えなくても、
近年の最多得票と言われた当選とだいたい同数が、無効票となる。
民主主義の原理が多数決なのは自明の理。
まだ具体的ではないですが、今までの数十年たくさんのしがらみを貯めこんできた政治をリセットするにはいい方法ではないでしょうか?

だいぶざっくりな計算をお目に掛けてしまったことはお許しください。

2013年7月9日火曜日

"景気がよくなった"=昇給を期待(要求)してよい時期?

今日、仕事が一緒になった人(Aさん)ととの会話から。

Aさん: 日経平均上がってるんだから、給料が上がって当然じゃないの?

自分: 日経平均て、いわゆる大企業225社の株価の平均ですよ。

Aさん: 。。。そうなの?


その前に彼が言ったのは、
「アベノミクスで景気がよくなったんだから、政府が給料の上げ率まで決めてしまったらいい。
じゃないと、景気がよくなった実感がいつまで経っても持てない。」


彼の発言をすべて一笑に伏すことはできない。
かなりの数の日本人が、漠然とでも思っていることだと思われる。

改めて、「日経平均株価」とは(ざっくり言って): 東京証券取引所の一部に上場している企業の中から、日本経済新聞社(日経)が225社を選んで、その平均値をはじき出し、日本経済の状況を示す一指標として発表しているもの。

日本の大勢である、中小零細企業や個人商店と、それに関わる人のデータはそこに入っていないと考えた方がよいですよね?
なので、冷静に考えてみれば、それだけで多くの人の給料にすぐに反映してくると期待するのは、ちょっと違うとわかってくるはず。
ただ全く関係の切れているが切れているものではなく。
まず大企業や金持ちから潤って、徐々に下の層へしみわたってくるのが、好景気の影響です。

まずこの半年で、株で儲けた人が出て、不動産が動き始めた。
その裾野が広がってくるかどうか、今回の好景気の持続性と波及性が問われる。

2013年7月8日月曜日

言語も音楽も智と情で

約2年前に智を裏うちする情 という記事を書いた。

聖書にも同じような概念があるのを友人から教えてもらった。

だから、あなたがたも、霊の賜物を熱心に求めている以上は、教会の徳を高めるために、それを豊かにいただくように励むがよい。
このようなわけであるから、異言を語る者は、自分でそれを解くことができるように祈りなさい。
もしわたしが異言をもって祈るなら、わたしの霊は祈るが、知性は実を結ばないからである。
すると、どうしたらよいのか。わたしは霊で祈ると共に、知性でも祈ろう。霊でさんびを歌うと共に、知性でも歌おう。
(新約聖書 コリント人への第1の手紙 14章12~15節)

言語の習得も、やっぱり気持ちと思考の両方がバランスよく働くときに、
つまり「学びたい」「ハリウッド映画を字幕に頼らず見たい」という気持ちと同時に、
学習計画を立てていろいろな困難を排してコツコツ勉強し続ける思考が、
両方とも1人の人の中でわーっと動くときに、とても身に付くのだろう。

さらに、挙げているのは、祈りも、そして音楽も、
同じように智と情、つまり知性と感性が左右の両輪になって転がっていくとき、
効果的になったり、上達したりする。

特に音楽は、100%近く感性に寄るもの、つまり完全に芸術分野のものと思いきや、
数学や物理の学者・愛好家が好むことが多いらしい。
譜面上の論理が働くということでしょう。

頭が軽くなる

風呂で髪を洗う時に、頭皮ブラシを使うようになった。
こんなヤツ↓
セグレタ 地肌マッサージャー

洗っている時は、けっこうきしむ感じで、「大丈夫か??」と半信半疑、ぜんぜん気持ちよくない。
けど、すすぎ終わった時から、もう爽快感。
何というか、髪の毛が軽くなったというか、頭皮がすっきりしたというか。
いや、頭がすかっと軽くなる感じ。

30後半にもなると、加齢臭というのがイヤでも出てくるものらしく、
2年くらい前に嫁さんが入手してきて、「使え!」と言われていたけど頑なに拒否!
でも、悔い改めました。

湿度が高くてベタベタになりがちなこの日本の夏こそ、
あったらうれしいアイテムでしょう。

でもちゃんと値段みたら、こんなに高いヤツでなくてもいいかも。
わからないけど。








2013年7月4日木曜日

音楽を通して身体を知る

誰でも2オクターブ出せるヴォイストレーニング (平凡社新書) 野口千代子 (2012/11/17)「腹式呼吸には、気持ちが落ち着く、血行が良くなるなどの利点もあります。横隔膜には体の三つの神経回路のグループ(意思神経・交感神経・副交感神経)が繋がっていて、腹式呼吸をすると全身の交感神経と副交感神経のバランスがとれてくるからです。」(51頁)

とかく日本人は「一途になる」きらいがあるようだ。
音楽では、クラシックをやったら、邦楽をやったら、演歌をやったら、ずっとその道。
スポーツでも、野球を始めたら、家庭も学校も生活のすべてが野球になってしまう。
仕事でも、営業の仕事に就いたら、その商品を売ることしか組織も個人も考えなくなる。

一つのことを一生懸命やって、突き詰めていこうとすると、
実は特定のもの以外の、世界のいろいろなものにつながって、
いろんなことがわかってくるのが、どちらかというと自然なのに、
そういう流れを意図してかしてないのか、視界や思考に入れないようにする。

歌を歌うことは、身体を使った技術であって、
その技術を習得するためには、音楽に関わるものはもちろん、
身体の骨格から筋肉、喉の生物的な構造に精通することも大事だし、
訓練やメンテナンスの方法についても突き詰めていかないと、
結局よい結果は生み出せない。
そういうことに、筆者は日本の大学に行っていたときには思いも寄らず、
ウィーンの大学に行って初めて気づかされたそうな。

2013年7月3日水曜日

カフカ 生誕130年、だそうで

わかりやすいといえば、そのままながら、それでも衝撃的。
突如として虫に「変身」してしまった人間が主人公。
原文は触れたことないけど、日本語訳でも、文章の美しさは伝わってきた覚えが。
読んだのは学生の時だったか??












変身 フランツ カフカ、 原田 義人 (2012/9/14)



神の名 ~日本にもこの波が来てしまった

昨日TVを奥さんと見ていて、気分悪くなりすぐに止めてしまった。
日本にもこの波が来てしまったと。

旧約聖書 出エジプト記 / 20章 7節
あなたは、あなたの神、主の名を、みだりに唱えてはならない。主は、み名をみだりに唱えるものを、罰しないでは置かないであろう。

Thou shalt not take the name‍ of the Lord‍ thy God in vain; for the Lord‍ will not hold him guiltless‍ that taketh‍ his name in vain.

よもや日本で「神の名がみだりに唱えらえる」ことはないだろうと思っていた。
代表的な英語の表現は" Oh, my ○○○!"というヤツだ。単に「言いやすい英語」として、驚いた場面などでちゃかして使うくらいのものだったはずだ。
英語をそれほど知らない日本人が、欧米人は普通に使っているものだと誤解して、おもしろがって使っているだけだった。

ちなみに、その表現を敬虔なクリスチャン、つまりキリストの教えを喜んで守ろうとしている、例えばアメリカ人は決して使わない。冒頭に引用したモーゼの十戒の1つに書かれているからだ。


今の日本で起きていることはこの範囲で収まらない。
この数年「あれ言うようになってきたな」とは気づいていたのだが、
ここまでひどいのかと思わず、ブログに載せるのを思い立った。

まずこの現象を見かけたのは、ここ数年行われている、政治に全く関係ない「総選挙」と、それに関わる多数の女の子たち、そしてその取り巻きの間でだ。
「○○対応」「○○セブン」だのという言い方が、聞きたくもないのに耳に入ってくる。それほどマスコミが取り上げている。

最初に書いた、昨日のTV番組では、この言い方が「普通に」つまり日常的に10代の若者たちの間で使われているらしい。
「オニ」といういうのと同列で、気持ちを強調するだけのために使われているというのだ。

それを「へぇ~そんな風に若者ことばはなっているんだ」をぽかんと口を開けてうなづく大人たち。そんな構図を喜んで視聴者は見ているのか?


この現象は、私の信じていることに基づく勝手な感情かもしれないが、
霊にとっては波、それも東日本大震災で被災地が経験したような大津波になりかねないと思えてならない。
神聖なものを軽んじて馬鹿にする時に、ここから人間性が衰退し壊れていく。
日本の若者たちが使っている「神」が、キリストの教えでいうところの"GOD"とは違う、と言われるだろう。
もちろん違うが、共通点はある。「神聖なものを大切にする」人の気持ちだ。

神聖と感じるかどうかも、結局は人それぞれだが、
日本語では文字通り「神」とそれに関わるものが「神聖」ということになる。

自分の子どもたちのことを考えると、親と同じ信仰を持つかどうかに関わらず、「神聖なもの」を何かに感じて、他の人が「神聖だと感じるもの」が確かにあることを認識して、それを大切にする人になってほしいと願う。

2013年6月30日日曜日

今年の李

 
いつもながら、ほぼ前触れなく送られてくる援助物資やらおすそ分け。
自分とこの畑から採ったものは、おすそ分けでないか??
 
久々に子どもらの食いつきがよく、ひとり頭3個ずつくらいペロリ。
到着1時間後くらいで、十数個から数個を残すばかりに。
 
昨日のいただきものは、嫁さんの実家から送られていたさくらんぼ。
山形の親戚からもらった佐藤錦を、我が家に文字通りおすそ分け。
いやーすばらしかった。
 
今年もくだものがおいしい季節になってきました。

2013年6月29日土曜日

More Diligent and Concerned at Home

この説教から2009年初めて読んだ当時、「家庭を主の業のために開放しなさい。それが子供を育てる最良の方法です。」という強烈な印象を受けた。 ただ、そのままはどこにも書いてなかった。。。

More Diligent and Concerned at Home

2013年6月28日金曜日

セクハラは男女お互い様

http://www.nikkei.com/article/DGXNASFE1901Q_Z10C13A6WZ8000/?df=2

男性が一方的に加害者になる時代が過去にあったとしたら、
それは終わったと見た方がいい。
ということは、女性が「セクハラ」を水戸黄門の印籠のように懐から取り出して、
声高に叫べば、被害者の立場がはっきりする時代も終わったということ。

性別に関しても、考え方をはっきりさせるべき時、今はそこに至る過渡期なのかもしれない。

男女ともに、自分が外見や態度・行為を通して周りにどんな影響を与えているのか、
自覚することから始めることだろう。
そのために上のマトリクスが役に立つかもね。

白くない白鳥が見つかるようなもの

In a recent[2008] best-selling book, the author uses as his principal analogy the interesting fact that for centuries all Europeans believed that all swans were white. It wasn’t until the discovery of Australia that swans of a different color were discovered. The author uses this analogy to help explain events which have actually occurred but were not expected.

最近[2008年]ベストセラーになったある本の著者は,ヨーロッパでは何世紀もの間ハクチョウは白い色のものしかいないと信じられていたという興味深い事実を採り上げました。オーストラリア大陸が発見されたとき,異なる色のハクチョウが発見されました。著者はこの例を使い,予想だにしなかったことが実際に起こることを説明しました。
 
 
宗教を話題にすることはタブーとされることが多いし(対等に議論できない場合)、
真正面から「宗教変えませんか?」なんて来られたら、人の内面に土足で踏み込むようなものだとはっきり自覚しないといけない。

ただ、間違った言い伝えや環境に陥って苦しんでいる人や、
もう少しよい人間になりたいと考えもがいている人には、
基本的な考え方(paradigm)の転換を図るために、
はたと立ち止まって、自分の信条・信仰を見つめ直すことはとても大切で、効果的なことだろう。



2013年6月25日火曜日

"a great divine"; polarisation

Apostle Elder Neal A. Maxwell(1926-2004) teaches us of signs in the latter-days in this discourse.

“For I Will Lead You Along”

http://www.lds.org/general-conference/1988/04/for-i-will-lead-you-along?lang=eng

日本語でいうと、「二極分化」。
人、組織などなど身近で起きているのに気づきませんか?

2013年6月21日金曜日

幸せのカギはどんな形?

「人間の親でも自分の子供が 旅立つそのときには
困らぬように十分な知恵や 備えを持たせるのだから」
そういって鍵をくれたのは 神様なのかもしれない
旅立つ僕ら一人一人に きっと鍵を持たせてくれたんだ

鍵と鍵穴のように 幸せのかたちもそれぞれ違う
その鍵で開くたった一つの 箱を探せと教えてくれた

(槇原敬之「幸せの鍵を胸に」)



間違いなく以下の精神(原則)から出てきているものだろう。

あなたがたのうちで、自分の子がパンを求めるのに、石を与える者があろうか。
魚を求めるのに、へびを与える者があろうか。
新約聖書(口語訳) マタイによる福音書 7章9~10節, モルモン書 第3ニーファイ14章9節も参照
9 Or what man is there of you, whom if his son ask abread, will he give him a stone?

10 Or if he ask a fish, will he give him a serpent?
(The Holy Bible(kj) Matthew7, also refer to Book of Mormon 14)

肉の父はしばらくの間、自分の思うままに鍛えてくれましたが、霊の父はわたしたちの益となるように、御自分の神聖にあずからせる目的でわたしたちを鍛えられるのです。
およそ鍛錬というものは、当座は喜ばしいものではなく、悲しいものと思われるのですが、後になるとそれで鍛え上げられた人々に、義という平和に満ちた実を結ばせるのです。
新約聖書(新共同訳) へブル人への手紙 12章10~11節)
10 For they verily for a few days chastened us after their own pleasure; but he for our profit, that we might be partakers of his aholiness.

11 Now no chastening for the present seemeth to be joyous, but grievous: nevertheless afterward it yieldeth the apeaceable fruit of righteousness unto them which are bexercised thereby.
( The Holy Bible(kj) Hebrews chap12)

不安の中に手を突っ込んで 槇原敬之 (2010)





2013年6月19日水曜日

「いい問いをすること」

TBSラジオ たまむすびで、赤江さん、またもや話題選択の失敗か??
でも、個人的にはとても楽しかった。(6月17日オープニング)

白洲次郎の知り合いでもある小林秀雄の講義CDが発売されているようで、
その中で「学問とは」という内容の中に、「いい問いをすること」と云っておられるとのこと。

具体的にいうと、
「1+1=2」を覚えさせることが学問のすべてでなく、
むしろ、その式を導き出させるような問題を考えさせることや、
その式の理解を深めるような疑問を持って、教師に質問できるようになることが、
本来の学問なんだとのこと。

日本の教育は、知識の詰め込みで終始している。
学校教育の頂点である大学への入学試験がそういう形式で、
そこを目標にしているんだから、自然の帰結だ。

どちらかといえば、夏休みの宿題で出される「自由研究」や、
もう少し幅を広げて「読書感想文」なんかをもっと日常的に、
割合を高めて、教育の眼目に置けたら、
もっと人それぞれが考えられるようになるんじゃないかね。

ちなみに、ここで言われてるCDはこの中のどれかだと思うんだけど。

2013年6月12日水曜日

Viva Thailand!

これをタイ語で言えたら、かっこいいんだけど。

今日行った、東京 大手町で見かけたタイ料理屋。
頭いい!

相続はお金と心の問題

いま親が死んでも困らない相続の話 (ソフトバンク新書) 天野 隆 (2012/3/19)

この税理士さんは、相続はもちろんお金の問題が大きいけど、
それと同じくらい、関わる全ての人たちの気持ちをくみ取ることから始めるべき、
と指摘している。

2013年6月10日月曜日

デモクラシーの体現

白洲は「株主総会は年に一度、株主達の意見を聴くために開くものだ。役員が壇に上がって何をするんだ」と、すべて壇を取り払い、一般席と同じ高さにしつらえ直させた。アメリカなどでは司会は株主に向かって"Your company"というのだ、その精神で進行しなければ意味がないと主張する。・・・・・何しろ・・・事務所が・・・移転する際、・・・・・机はすべて出入口側に向けて配置させ、一番後列に課長の席を作らせ、以後仕事中は禁煙、女子社員がお茶を配ることは廃止、煙草を吸いたい者は喫煙室へ行き、お茶を飲みたい者は自分で用意するように徹底させた会長である。[部下]は「白洲さんに初めてデモクラシーというものを教えて貰った」という。風の男 白洲次郎 (新潮文庫) 青柳 恵介(2000/7/28)p.182 部分的に略しながら引用)
 
この人は実力とかっこよさを備えた人だ。
たぶん、実際に接しても、彼を理解できない人たちにとっては、変な人、ついていけない、という印象なんだろう。

この言葉は第二次大戦終了直後のものだ。
現在でも、ここまで民主主義を理解して、行動の規範にできている人がどれくらいいるだろうか。
しかも、在野で、民間の立場で貫いた。
 
 
 

そこまでして走る??

マラソンなのかジョギングなのか、走ることを趣味や生きがいにしている人がとても増えている。
身近なところでもそういう印象だし、
皇居の周りは時間帯によっては大渋滞、なんて話も耳にする。

そういえば、数日前に見かけた光景。
20代か30代の女性がしっかりとランニングウェアを着て、
住宅地を走っていた。もちろん、それは普通の光景。

ただ1つ違っていたのは、ベビーカーを押しながら!

こちらも自転車で多少急いでいたし、あちらも走り過ぎていっただけなので、
ちゃんと確認したワケではないけど、確かにベビーカーを押しながら走っていた!

そこまでして。。。いや、彼女は走らずにはいられない理由があったんだ!
そういうことにしておく。

2013年6月8日土曜日

家族で遊び倒す

家族みんなで「楽しかった」と言えるくらい、
遊び倒す日を昨日作れた。

正直、自分個人にとっては、100%行きたくないというか、行かなくてもよい場所だった。
でも、家族みんなが、特に嫁さんと娘の熱望して、資金を一定期間がんばって貯めていたので、
じゃあ行こう!ということになった。

朝6時に家を出て、8時半から夜9時過ぎまで、家に着いたのは10時半。
まさに遊び倒した。
下の子は言葉にできないながらも、「楽しかった?」と尋ねると、
コクッと首を何度もうなずかせていた。


理想としてはお金をあまり掛けず、当然時間は確保できなければいけないけど、
家族で遊び倒す時間を1年に何度か作れたらいいなと、誓うくらいの強い気持ちを感じた。

2013年6月7日金曜日

現実を売る商売は可能か?

私は現実を売る商売をしたいと思います。
とはいえ、現実は厳しく、目をそむけたくなりがちだから、やっぱり夢を売る商売でないと、現実には成り立たないのかしら??

2013年6月6日木曜日

”最古”の誇り

『7つの習慣』のコヴィー氏が、とても推しているように感じた、
エジプトの政治家ムハンマド・アンワル・アッ=サーダート( محمد أنور السادات‎,  Muhammad Anwar al-Sādāt)。
とりあえず図書館で入手できた2冊をざーっと読んでみた。

いちばん感じたことは「エジプト人としての誇り」。
帝国主義から東西冷戦と時代が移りゆく中で、最も翻弄された地域の1つ、中東・アラブ世界
にあって、自身のアイデンティティに対する誇りは決して失わず、現実に対処していた。

手持ちの資料では、エジプトで統一国家ができたのが紀元前3100年。
間に、数えきれないくらい国家体制が変わり、宗教も移り、もちろん人も現れては消えながら、
それでも「エジプト」というアイデンティティと、そこから生まれる誇りは、
確かに1人の人の中に生き続けるんだなと感じた。

まさに一挙手一投足、何かことが起こると、即戦争。
戦闘機やらミサイルやらが平気で飛んでくる。
そんな状況下での政治家ってのはどんな神経しているのか、想像もつかない。

 
サダト暗殺―孤独な「ファラオ」の悲劇 (1983年) モハメド・ヘイカル (著), 佐藤 紀久夫 (翻訳)(映像見つからず)
 
 

2013年6月5日水曜日

戦争と工事は兵站(へいたん; logistics, commissariat)でするもの

とは、司馬遼太郎や塩野七生の本から学んだこと。

特に母親の立場からしたら、息子を戦争に行かせることは、
即ち息子を死地に行かせることだろう。
思考ではなく、母性という感情というか本能から出てくるもの。

でも、「○○帝国による世界の支配」のようなイデオロギー、危険な発想から引き起こされる戦争ではなく、政治の道具・外交の一手段から「力くらべ」として起こる戦争、
もっといえば、自衛のための戦いであれば、
「兵士をいかにして生き残らせるか」がいちばん大事な方向性になる。

それなら戦争などしなければいい、特に平時が長く続く社会では多くの人がそう考えがちだが、
いろいろなものにランキングをつけたり、優劣を競ったり、スポーツで勝ち負けをはっきりさせる、
その1つの形が、国同士であれば「戦争」だと言える。


話を元に戻すと、「兵士を生き残らせる」、他方では「兵士の士気を高める」、
異常事態なのは確かだから「やる気を失わせない」ために1番大事なことは、
兵站を維持することのようだ。

戦うための武器弾薬から始まって、いちばんの活力となり楽しみとなる食糧を、
途切れることなく用意すること、それが兵站という役割だ。
戦いがうまくいきすぎて、戦線が敵方に入り込みすぎると、
兵站が伸びきったり、途切れたりという事態が起こる。

目の前の一時的な戦果は得られるだろうが、
すぐに劣勢に転じたり、散々な状況になるだろう。


この項を何のために書こうと思ったのは、
実は仕事の現場にも「兵站」があることを言わんがためだ。

事務仕事ではそれほど目には見えないだろうが、
工事や建築の現場では日常的なことだ。
というより、「兵站」が整っていなければ、
つまり、資材が途切れることなく調達されること、
そのままでは使えない資材の加工が滞らずに行われること、
小さいことでは、10時と3時の飲み物の買い出し、
場合によっては昼メシの調達。
このあたりがうまく回っている現場と、そうでない現場では仕事の効率が違うことは明らかだ。

うまく回転させるために、出入口付近や作業場の整理や清掃なんかも大事になってくる。
雑然としていると、車が乗り入れられなかったり、スペースが確保できない。
なので、現場のおじさんたちは意外と掃除や片づけがてきぱき上手だったりもする。


会社経営の場合の、運転資金の調達も「兵站」かもしれない。
家に日々のものや貯蔵用の食糧があることも「兵站」かもしれない。
いずれにしても「兵站」という考え方は日常的に大事なのだ。
生きることは戦いなのだから。

2013年6月4日火曜日

what a beautiful morning!

When I was a student at Brigham Young University, I lived in a house with several young men. My roommate, Bruce, was the most optimistic person I have ever known. We never once heard him say anything negative about any person or any circumstance, and it was impossible not to feel buoyed up in his presence. His good cheer flowed from an abiding trust in the Savior and in His gospel.
One cold, wintry day, another friend of mine, Tom, was walking across the university campus. It was only 7:00 in the morning, and the campus was deserted and dark. Heavy snow was falling, with a brisk wind. “What miserable weather,” Tom thought. He walked farther, and out in the darkness and snow, he heard someone singing.
Sure enough, through the driving snow came our ever-optimistic friend, Bruce. With his arms outstretched to the sky, he was singing a number from the Broadway musical Oklahoma: “Oh, what a beautiful morning! Oh, what a beautiful day! I’ve got a beautiful feeling, everything’s going my way” (see Richard Rodgers and Oscar Hammerstein II, “Oh, What a Beautiful Mornin’” [1943]).
(2013 APR Beautiful Mornings

By Elder Bruce D. Porter
Of the Seventy)

わたしはブリガム・ヤング大学の学生だったとき,何人かの若い青年とともに一軒の家に住んでいました。ルームメートだったブルース以上の楽天家を,わたしは知りません。だれに対しても,どのような状況にあっても,否定的な言葉を彼から聞いたことがありませんでした。彼がいると必ず励ましを受けました。その元気は救い主と,主の福音の真理に対する信頼から生まれたものでした。
ある冬の寒い日,もう一人の友人であるトムが大学の構内を歩いていました。朝の7時で,構内には人けがなく,真っ暗でした。激しく雪が降り,その上冷たい風が吹きつけていました。「何とひどい天気だろう」とトムは思いました。暗闇と雪の中をさらに歩いて行くと,だれかの歌声が聞こえました。
想像したとおりに,ひどい吹雪の中から永遠の楽天家ブルースの姿が見えました。両手を空に向かって広げ,ブロードウェイ・ミュージカルの「オクラホマ」を歌っていました。「ああ,何て美しい朝なんだ ああ,何て素晴らしい日なんだろう 気分はすこぶる爽快だ 全てが僕の思いのままさ」(リチャード・ロジャーズとオスカー・ハマーステイン・2世,「美しい朝」〔1943年〕。
(2013年4月 美しい朝

ブルース・D・ポーター長老
七十人)

Here is the Broadway musical number which is introduced in that discource. Check it out!

2013年6月3日月曜日

職人とゼネコンと人足と

日本の社会は、職人の技術で回っているし、支えられている。
職人の勤勉さ・積み重ねてきた経験、そして確かな技術。
土木工事・建物の建築、いろいろな道具・機械・機器、世の中のモノや仕組みは、
その賜物だ。まったくすばらしいものだ。

では、その元請けであるゼネコンはどんな仕事をやっているのか?
現場でのその仕事を一言でいえば、「管理」。
よい方面からいえば、職人に仕事を割り当て、彼らが働きやすい場を整える。

しかし現実的に言えば、ゼネコンがやっている仕事は、
「行政の顔色を見て、法律から要求されている安全や衛生の基準を満たすように、
形を整えること」だけだ。
「形」とは形式だけとしか思えないような、書類と見た目を繕っている。
現場にとっては、仕事をしやすくしたり、工程が流れやすくしたり、
という効果には全くつながっていない。

下請の監督にもゼネコンと同じようなことが言える。
「管理」や職人を気分よく働かせることが、
何とヘタなことか。。。

そんな両者を、日雇い人足は与えられた仕事を粛々とこなしながら、
横目で見つつ、日本の「すごい!」という面と、
「ここはがんばらないと。。。」という面と、勝手に見つめています。

いやー25kgのセメント袋と32kgのタイル包みは重い。。。

2013年5月28日火曜日

『ガリバー旅行記』は長編物語だった



Gulliver's Travels Jonathan Swift (2012/5/12)

itunes→ https://itunes.apple.com/jp/book/gariba-lu-xing-ji/id566897774?mt=11

そして、小人の国への冒険だけではないらしい。

他の人たちのレビューで知ったのは、あの天空の城ラピュタも、この物語から採ったものだそうで。

気になった引用は、ガリバーの所持品についての報告文から懐中時計について

「彼は何をするにも、いちいち、この機械と相談するということです。」

与えられた時間の中で、自分が何をするのかを考え、実際に行う。
計画して、実行する。
やっぱりこの作業は、自分のいる場所を確かめるために、
また自分に行動の結果を評価するために、毎日行うべきこと。


底本は、日本語訳もだいぶ古い翻訳らしく。それでも、そんなに古い言葉を多用しているワケではないので、普通に読める範囲かなと。




 

2013年5月23日木曜日

実現可能性を高める

どんな出来事も偶然も運命も、
意志の強い人の強固な決意を、
妨げることも、阻止することも、抑えつけることもできない
(エラ ウィーラー ウィルコックス『意志』, ハイラム W. スミス『TQ 心の安らぎを発見する時間管理の探求』p.187より引用)

Will

Ella Wheeler Wilcox
From: Poetical Works of Ella Wheeler Wilcox, 1917

There is no chance, no destiny, no fate,
Can circumvent or hinder or control
The firm resolve of a determined soul. 
 
Gifts count for nothing; will alone is great;
All things give way before it, soon or late.
What obstacle can stay the mighty force
Of the sea-seeking river in its course,
Or cause the ascending orb of day to wait?
Each well-born soul must win what it deserves.
Let the fool prate of luck. The fortunate
Is he whose earnest purpose never swerves,
Whose slightest action or inaction serves
The one great aim. Why, even Death stands still,
And waits an hour sometimes for such a will.
(quote
About.com

一般的に言えば「意志あるところに道は開ける」だろうが、
「開ける」とは何か「自然に開けてくる」ような、ちょっと能天気な雰囲気がする。

もっと自分の内面を鍛えて強くすることで、実現する可能性をもっと高めていける、
そんな思いを抱かせてくれる詩だ。 

2013年5月22日水曜日

ウクレレが子守唄

奥さんに聞いたところ、この前2歳児が自分で取り出して、聞きながら眠りについたのが、
Jake Shimabukuroだったそうな。我が子ながらnice choice!

さっきもJakeのCDを持っていって、聞き始めたけど、1曲目途中でやっぱり自分で止めてました。。。子どもは気まぐれ。
初回限定盤 Jake Shimabukuro ジェイクシマブクロ / Dragon 国内盤 〔CD〕
Jake Shimabukuro / Dragon (輸入盤CD)








Lessons from Gen 44,45

In yesterday's Bible class, we learned Genesis chapter 44,45 from Old testament.

Espeacially Joseph's attitude & behavior gives lots of lessons to us.

Joseph said  "....ye sold me hither: for God did send me before you to preserve life."(45:5)

1. Here's 'life', whose is not only his father's and brotehers', but also Egyptians' and their posterities
: children and grand children and great grand children and great great....

2. His thought is like this principle "Don't think why you are in your current situation,
but what you can learn from your current situation".


『7つの習慣』の原則でいうと、エジプトに売られたヨセフは大いに「主体性を発揮」した。
彼は奴隷として売られても、あらぬ疑いをかけられて罪人にされても、
落ち込むことはあったかもしれないが、どう感じるかは自分で決めて、常に前進した。





 

2013年5月21日火曜日

Benjamin Franklin's values

「 沈黙―他人もしくは自分にとって有益なこと以外話さない」
(ハイラム W. スミス 『TQ』 p.102)

気軽に世間話をしながら、信頼関係を築いていく素質が欲しいと思う一方で、
本当は思ってもないことだったり、価値がないことだったり、時間のムダと感じることは、
やっぱり口にするべきではない。

日本の格言では「沈黙は金、話すは銀」。

ただ、家や仕事など人と一緒にいるのに、まったく話さないのも気詰まりなので、適度にかな。。。


 TQ―心の安らぎを発見する時間管理の探究 ハイラム・W. スミス、Hyrum W. Smith、黄木 信、 ジェームス スキナー(1999/1)
※original: 10 Natural Laws of Successful Time and Life Management Hyrum W. Smith (1995/1/1)